浮石寺(華厳宗)
 
慶尚北道(栄州市 ) ,
浮石寺(プソクサ)はとても男性的なお寺です。韓国の他のお寺と違い建物規模も大きく男らしく景色もまた 爽やかです。浮石寺は676年 新羅( 57 B.C.~A.D. 935) 文武王(在位 661∼681)の時に義湘祖師(625~702)が 王の命を受けて建てたものです。その後高麗(918~1392)顯宗 在位(1010∼1031)7年(1016年)に円融國師(964~1053)が無量壽殿(国宝18号)を建て直しました。それ以降は何度か直したと伝えられています。お寺を建てる時にまつわる義湘と善妙の説話は有名です。 義湘大師が唐(中国の王朝 )に留学した時出会った善妙は義湘が国に戻ると伝えると海に身を投げ死んで龍になったそうです。義湘を守り新羅までついてきた 善妙 は浮石寺を建てようとする 義湘大師を妨害する群れの前で空中に岩を3回浮かせる奇跡を行いました。この時できた浮石は無量壽殿の左側にあり大きくて平たい岩が地面から浮いていることからこの寺の名前が" 浮石寺 "と付けられたそうです。浮石寺は入口の天王門から安養門に着くまで108の石段を登りますが、これは108の煩悩からの救いの意味がこめられています。一柱門, 天王門 を過ぎると 浮石寺の三層石塔が現れ ,その上に梵鐘楼が見えます。梵鐘楼を過ぎると,極楽に向かう入り口を意味する "安養"という 樓閣があります。安養楼を過ぎると柔らかい曲線美を強調した浮石寺 の本殿 無量壽殿に着きます。無量壽殿 は高麗時代に作られた木造建物でその中には塑造如來坐像 (国宝45号)が安置されています。また寺の中には国宝である 祖師堂(国宝19号) 祖師堂壁画(国宝46号) 無量壽殿前 石燈(国宝17号)等がありそれ以外にも多くの遺物と遺蹟があります。

ダヴィンチミュージアム
 
済州道(西帰浦市)
済州特別自治道にある「ダヴィンチミュージアム」はアジアで唯一ダヴィンチのライセンスを保有している体験型博物館です。レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば「モナリザ」、「最期の晩餐」を連想しますが、彼の生涯最高の傑作は古文章であると言えます。レオナルド・ダ・ヴィンチの「秘密ノート」と呼ばれる7,000ページ以上の古文章を再現した作品約200点が常設展示されています。また、多様な展示品を通してルネッサンス時代の代表的な科学者、解剖学者、発明家としての姿まで見ることができます。

三鶴島
 
全羅南道(木浦市 ) ,
現在は陸地と続いていますが三鶴島という名称は3匹の鶴が落ちた場所に3つの島ができたという伝説に由来しています。三鶴島は大三鶴島、中三鶴島、小三鶴島があり、木浦津に薪を提供した重要な場所であったと言われています。

エコグリーンキャンパス(三養牧場)
 
江原道(平昌郡) ,
標高850m~1470mの高地に位置する大関嶺一帯の600万坪の高山遊休地を開拓してつくられた東洋最大規模を誇る「エコグリーンキャンパス(旧大関嶺三養牧場/テグァンリョンサミャンモクチャン)」は、広大な青い草原が広がり、遠くには江陵や注文津市内、そしてさらに東海の海まで見えます。牧場の頂上である黄柄山からは東に江陵の鏡浦台、注文津、連谷川、小金剛渓谷が見え、西には大草原がパノラマのように広がっており、牧場の全景が一目で見渡せます。 

忘憂山
 
ソウル(中浪区) ,
忘憂山は1933年5月27日、京畿道の林野の一部を京城府が譲渡を受け、共同墓地として使用したのが始まりです。現在、ソウル市内にある唯一の共同墓地であり、総面積490,884坪の中に約28,500基の墳墓があります。1973年3月25日、受け入れる土地の余裕がなくなり埋葬が禁じられました。忘憂里公園には、韓国における子供運動の嚆矢である方定煥、民族代表33人の一人である呉世昌、韓龍雲、天然痘のワクチンの普及の先駆者であり医学者であると同時に国語学者の池錫永、臨時政府内務部書記を歴任した文明煊、東亜日報の主筆と新党の韓国民主党を作った張徳秀、制憲国会議員であり進歩党の党首であった曹奉岩等が安置されており、この七人の著名人の年譜碑が公園内の遊歩道が造成された時の97年2月に建てられました。また、98年2月に詩人の朴寅煥、文一平、徐丙浩、徐東日、吳哉泳、徐光朝、劉相奎、教育家の呉兢善と、八人の年譜碑が追加で設置され、歴史教育の場として活用されています。その他にも独立運動家の金貞奎、画家の李仲燮、小説家の桂鎔黙、 金末峰、 金利錫、 催鶴松、作曲家の蔡東蘚、ジャーナリストの 薛議植、政治家の李炳洪、歌手の車重楽、親韓日本人の浅川巧、朝鮮時代の純祖の長女である明温公主などが安置されていることが、最近明らかになりました。また、忘憂洞山57-1番地一帯の忘憂里公園内の循環道路5.2キロをアスファルトコンクリートで舗装した遊歩道があります。遊歩道の名称は公募により98年5月、「思索の道」に定められ、都市環境と調和した自然の観察路、総合案内板、東屋、湧水などが新しく設置され、区民の憩いの場であると同時に自然が満喫できる公園として多くの人々に愛されています。

国立晋州博物館
 
慶尚南道(晋州市 ) ,
晋州城内に位置している「国立晋州博物館(クンニプ・チンジュパンムルグァン)」は1984年の開館後、1998年に壬辰倭乱(文禄・慶長の役)専門の博物館として再オープンしました。晋州は壬辰倭乱の最大の激戦であった晋州城の戦いがあった所であることから地域的な特色よりは壬辰倭乱というテーマに合うようにすべての展示館が作られています。全ての展示物はテーマ別に分類されていて、全国から出土した壬辰倭乱関連の遺物や日本の遺物が展示されており、壬辰倭乱についてより分かりやすく理解できる内容となっています。当時の韓国水軍の代表的艦船である亀甲船も大型模型で見ることができます

梵魚寺テンプルステイ
 
釜山広域市(金井区) ,
釜山の金井山にある梵魚寺(ポモサ)は、海印寺と通度寺 と合わせて慶尚道を代表する3大寺院に数えられています。梵魚寺のテンプルステイは、参禅を重視しており、体験型テンプルステイでは礼仏、108拝、茶道、参禅などがプログラムに組まれています。休息型テンプルステイでは参禅、僧侶との茶談など休息をとりながら修業を気軽に体験することができます。釜山市街地からも近いため、テンプルステイと合わせて釜山駅から循環運行するシティツアーバス等を使い、釜山観光も楽しむことができます。    

伝統文化コンテンツ博物館
 
慶尚北道(安東市 ) ,
概要  * 伝統文化と先端デジタル技術が誕生させた新しい形態の博物館 * [遺物のないデジタルコンテンツのみで構成された国内最初の博物館] 安東は20ヶ所あまりの博物館、展示館と屋根のない博物館と言われるほど遺跡が多く残る博物館の都市です。伝統文化コンテンツは区部t巻は国内最初の遺物の博物館であり、先端デジタル博物館として伝統文化の知識、体験、情報を提供しています。 [展示の新しい基準の提示] アメリカの「NEWSEUM·News+Museum」、日本の「時雨殿」などのデジタル博物館(展示館)があるとすれば、韓国には「伝統文化コンテンツ博物館」があります。次世代成長動力であるCT技術を通して、過去の伝統が現代的感覚に再現され、既存の博物館の展示物や説明、図形では見ることのできなかった内面の価値観、生活様式、原理を見て感じ、体験することができます。有名の遺物観覧を超えた伝統文化と精神を体験し、感じることのできる博物館、新しいストーリーが作られる博物館として、展示の新しい基準を提示します。 [観覧客に合わせた電子カードを使用した運営システム] 観覧客の名前、性別、国籍、メールアドレスを入力した電子カードを利用して、観覧客たちに個人サービスを提供することで博物館の展示、観覧および案内システムの新しい代案を提示します。 [遺物の保存を超えて活用することのできる進化した博物館] 有・無形の文化財を約4,000種類のデジタルコンテンツで制作し、展示だけではなく文化商品開発、ゲームやアニメーション産業などの伝統博物館の資料を提供し、文化コンテンツ産業の開発に寄与します。 管理者  伝統文化コンテンツ博物館 問い合わせ  +82-54-840-6515 料金  大人 3,000ウォン / 学生 2,000ウォン 駐車料金  無料 予約関連事項  団体観覧予約制実施 *団体客の場合は電話で事前予約(+82-54-840-6518) 予約関連事項  韓国語のパンフレットあり 外国語案内サービス  チケット売り場に案内パンフレットあり(日本語) 情報提供元  伝統文化コンテンツ博物館

仁川 景西洞 緑青瓷窯址
 
仁川(西区)
1970年5月に史跡第211号に指定された「仁川 景西洞 緑青瓷窯址(インチョン・キョンソドン・ノクチョンジャヨジ)」からは、平鉢や大皿などが主に発掘されており、盤口長頸甁やハンアリ(甕)も出土しました。 ここで作られていた陶磁器は、緑褐色と暗緑色の釉(うわぐすり)が使用されており、不透明かつ光沢がなく、表面に斑点のような模様があり、ここで使われていた窯の傾斜度は22度程で単室窯でした。ここと同じ構造の陶窯址が日本で2ヶ所発見されていることから、仁川 景西洞 緑青瓷窯址の研究結果によっては、陶窯技術の日本流出経路が明らかになるという点で学術的価値が高い場所でもあります。

カメリアヒル
 
済州道(西帰浦市)
安徳面上倉里一帯に172,000㎡規模で建設されたカメリアヒルは、世界で最も大きい椿の花をはじめ、最も早く咲く椿の花、香りを出す椿の花など、500種、6,000本以上の椿が植えられている場所です。椿の他にも、ヤシの木などが植えられた樹木園も完備。野生花コーナーをはじめ、広い芝生、蓮池などが併設されている他、藁葺屋根の別荘や木造別荘、スチールハウス、コンドミニアム型別荘など、多様な宿泊施設や椿の花をモチーフにした工芸品が展示されたギャラリー、多目的セミナー室なども用意されています。