仁川 景西洞 緑青瓷窯址
 
仁川(西区)
1970年5月に史跡第211号に指定された「仁川 景西洞 緑青瓷窯址(インチョン・キョンソドン・ノクチョンジャヨジ)」からは、平鉢や大皿などが主に発掘されており、盤口長頸甁やハンアリ(甕)も出土しました。 ここで作られていた陶磁器は、緑褐色と暗緑色の釉(うわぐすり)が使用されており、不透明かつ光沢がなく、表面に斑点のような模様があり、ここで使われていた窯の傾斜度は22度程で単室窯でした。ここと同じ構造の陶窯址が日本で2ヶ所発見されていることから、仁川 景西洞 緑青瓷窯址の研究結果によっては、陶窯技術の日本流出経路が明らかになるという点で学術的価値が高い場所でもあります。

安東韓紙体験
 
慶尚北道(安東市 ) ,
先人の知恵と文化を受け継ぐ「安東韓紙体験(アンドンハンジチェホム)」。韓国の伝統的な生活様式と文化が最もよく保存された河回村の入口に位置する「安東韓紙」は、韓国固有の趣と精神が息づく伝統韓紙の生産をしています。学生たちの学習の場としてだけでなく、多彩な見どころを提供し、安東観光の人気スポットとなっています。

韓国美術館
 
京畿道(竜仁市)
韓国美術館は1983年3月に嘉会洞に設立されて以来現在の位置に移るまで、韓国現代美術に大きな関心を持ちつつ、現代美術の発展と大衆のための美術文化の普及に力を注いできました。現代美術を中心とした特別展や常設展示があり、会員のための美術理論および実技講義なども行っています。

渼沙里競艇公園
 
京畿道(河南市)
*漢江のほとりにある最高のデートコース「渼沙里競艇公園」*漢江のほとりの渼沙里ボート・カヌー競技場はオリンピック大路から河南市側に進み、八堂大橋手前にある市民の憩いの場。最近は公園の周辺に生ライブが行われるカフェ村やレストランが増え、若者のデートコースとしても人気を集めています。 88年のソウルオリンピック当時にボートとカヌー競技が行われた場所ですが、現在は公園として利用されています。40万坪余りの敷地に10万坪程の湖があり、広い湖の周囲に設計された5kmの自転車ハイキングコースは渼沙里漕艇競技場のメインスポット。さわやかな芝と自然緑地、各種体育施設やレジャー設備も完備されており、家族連れでも楽しめます。オリンピック大路と中部高速道路、八堂大橋とも隣接しているためアクセスもよく、駐車場も広く便利です。 *渼沙里近隣公園設備*競技場付近にサッカー場、セパタクロー場、バドミントンコート、バレーボールコート、バスケットボールコートなどのスポーツ設備や遊歩道、自転車ハイキングコース、ボート、子どものための自然学習場などの施設が完備されており、スポーツやレジャーを楽しむことのできる公園として注目を浴びています。 1995年5月から無料で一般開放され、懇親会やピクニック、野外結婚式、遠足などの各種行事が開かれています。

議政府プデチゲ通り
 
京畿道(議政府市)
議政府名物「プデチゲ」のお店がずらりと並ぶ「議政府プデチゲ通り(ウィジョンブプデチゲゴリ)」。議政府式プデチゲはハム、ソーセージ、牛ひき肉、キムチ、コチュジャン、野菜などとともにヤンニョム(薬味)を入れて煮込むのが特徴です。

来蘇寺
 
全羅北道(扶安郡 ) ,
全羅北道扶安郡鎮西面石浦里から北に1.2km程のところに位置する来蘇寺(ネソサ)は、633年に建てられたと伝えられています。 恵丘という僧がこの地に寺を建て、大きな寺を「大蘇来寺」、小さい寺を「小蘇来寺」と命名しましたが、そのうち大蘇来寺は焼失し、今の来蘇寺である小蘇来寺が残りました。保有している文化財には、国家指定文化財4点と、地方有形文化財2点があります。また、保存状態が良い蓬来楼のトイレなど昔からある建築物と近年に新築された無說堂、真華舍、梵鐘閣などの建築物が調和を成しています。 宝物第291号に指定されている大雄殿は朝鮮時代に建てられたもので、自然な古寺の雰囲気が感じられます。境内にはこの他にも高麗銅鐘、法華経折本写本などの国家指定文化財と、三重石塔などの地方有形文化財が保存されています。また、来蘇寺には樹齢約500年になるケヤキの木と、高さ約20m、幅7.5mの樹齢約1000年のケヤキの木があり、蓬来楼の前の庭には樹齢約300年の巨木が植わっています。寺の入口にあるモミの木の林道は、モミの木の香りが漂う魅力的な散策路となっています。さらに、モミの木の林道を抜けると、一柱門の前までは紅葉が植わっており、秋になると紅葉のトンネルができ、紅葉狩りを満喫することもできます。

韓国古建築博物館
 
忠清南道(礼山郡 ) ,
全国に散在している国宝・宝物級の古建築文化財が1/10、1/5の縮小サイズで展示されており、韓国建築の発達史を一ヶ所で見学することができます。先祖の精神文化の高揚をはかり、建築文化教育の場として活用するために設立された博物館です。

広津家屋
 
全羅北道(群山市 ) ,
2005年に国家登録文化財第183号に指定されました。広津家屋がある新興洞一帯は日帝強占期に群山市内の富裕層居住地域で反物家を経営していた広津が建てた住宅で(旧)湖南製粉の李龍九社長名義で今日まで韓国製粉の所有になっています。映画「将軍の息子」、「風のファイター」、「いかさま師」など数多くの韓国映画とドラマがこの住宅で撮影されました。建物の形態は近世の日本武家の高級住宅様式になっています。木造2階建ての住宅で、柱と建物の概観、内部、日本庭園など建築当時の姿を維持しており、建築史跡として大きな意義を持っています。

道洞港
 
慶尚北道(鬱陵郡) ,
慶尚北道 鬱陵郡 鬱陵邑にある道洞港は、鬱陵島に出入りする船の船舶場で、浦項と墨湖の間を運航する旅客船と独島に行く船に乗れます。道洞港の左側には「望鄕峯」という峰があり、右側には樹齢2500年の香木がある「杏南灯台」があります。 江原道の墨湖ターミナルから161km、慶尚北道 浦項ターミナルから217kmの位置にあり、最速2時間20分で平均3時間ほどで到着します。また東南方向87.4kmには独島があり、往復平均3時間ほどで到着します。1日1~2回程度運航される旅客船は、風や波、気象条件により時間や運航が調整されるため、出発前には問合せをして予約するのがいいでしょう。外国語での対応は無いので、ガイドや韓国語ができる人と同行する必要があります。 問合せ) +82-54-791-0801(韓国語)

大金窟
 
江原道(三陟市) ,
大金窟(テグムグル)は、近くにある幻仙窟、観音窟と同じ時期に形成されたもので、昔は洞窟への接近が不可能でしたが、市の長期間の探査努力によって世に知られるようになった新しい洞窟です。洞窟内部には鍾乳石が発達しており、人の手が届かないため保存状態もよく、特に地下には湧水源の分からない大量の清水が流れており、大小さまざまの滝や地底湖が形成されています。また、モノレールに乗って洞窟内部140mの地点まで入る珍しい体験ができ、新しい観光名所として注目されています。* 洞窟内部の形態および地域別の特性1) 人工トンネル地域- 140mの水路型人工通路- モノレール進出入路 2) 滝および見学地域- 高さ8mの巨大滝形成- モノレール洞窟内乗り場3) 鍾乳石地域- さまざまな形の鍾乳石が発達4) 湖地域- 長さ60mと30mの水深8~9mの地底湖が発達- 長さ不明の地域から清水湧出