長生浦クジラ博物館
 
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昔、捕鯨が盛んに行なわれていた長生浦に2005年5月31日、国内唯一のクジラ博物館が開館しました。1986年に捕鯨が禁止されて以来、失われつつある捕鯨に関する遺物250点あまりを収集し展示しており、クジラのお腹の道、海の中の旅行などをテーマにした子ども体験館、ニタリクジラの骨格、シャチの骨格、コククジラ専門館、復元捕鯨船など多様な展示物を提供しています。      

正東津時間博物館
 
江原道(江陵市)
正東津時間博物館は「人間と時間」をテーマにした時間テーマ博物館です。芸術性と稀貴性をもつ250点余りの世界各国の時計を通して、子どもや学生には時間を扱うために絶えず努力した人類に対する理解と、科学原理に楽しく接することの出来る体験の場に、家族連れや恋人には時間の大切さを感じさせてくれる大切な思い出の場となっています。

黄池蓮池(洛東江の水源)
 
江原道(太白市) ,
黄池蓮池(ファンジヨンモッ)は、韓国最長の川である洛東江(長さ525km)の水源地であり、太白市を囲む太白山、咸白山、白屛山、梅峰山などの稜線を滑り落ち、地中に染み込んだ水がたまってできた蓮池です。この蓮池は周囲が100mの上池と50mの中池、30mの下池からなり、一日約5000tの水が嶺南平野をゆうゆうと流れていきます。太白市の真ん中にある黄池蓮池は市民の文化生活空間として、また休息地として多くの人々が訪れており、近隣の夜景も美しいため恋人たちのデートコースにもぴったりです。また、この場所は韓国の名水100選のうちのひとつで、透き通ったきれいな水の中には一級河川にしか生息しないというレノック(熱目魚)も見られます。

茂朱九千洞観光特区
 
全羅北道(茂朱郡 ) ,
1997年1月18日茂朱リゾートおよび近隣地域が観光特区に指定されました。全羅北道茂朱郡の徳裕山の麓220万坪にある茂朱リゾートは1年を通して楽しめるリゾート地で、山岳型アルプスの特級ホテルTIROLを始めとして家族ホテル、国民ホテルなどがあります。観光客が快適に過ごせ、きれいな空気の中でテニス、登山、MTBと乗馬、スキーなどの様々なレジャースポーツを楽しめます。テーマショッピングモールのカーニバルストリートではショッピングや食事を楽しめます。

漢拏生態の森
 
済州道(済州市 ) ,
漢拏生態の森は、山林庁所有の国有地で、5.16道路沿いの標高600mの高地、約196haに広がっています。生態の森は、1970年代初めから1995年まで個人に貸し出され、牛馬の放牧地として使われていた場所です。済州の植物宝庫にふさわしい山林生物、暖帯・温帯・寒帯植物など、多様な植物を上手に組み合わせて設計し、333種28万8千株を植栽することで生態系を復元させました。特にコッチャワル地帯、天然林地域は遺伝資源保全地域として管理されています。遊歩道、展望台、養苗ハウス、テーマ別散歩道、遺伝子保存組織培養室などの基盤施設やもみじの森、桜の森、朝鮮白檜、ツツジの森など13のテーマからなる森、さらには森の縮小版である岩石院が中央に置かれ、充した森の体験が楽しめます。

英陵(世宗大王陵)・寧陵(ユネスコ世界文化遺産)(
 
京畿道(驪州市) ,
京畿道驪州郡にある世宗大王陵(セジョンデウァンヌン)は朝鮮時代(1392-1910)の第4代世宗大王(1418-50)とその妻の昭憲王后の合葬陵です。世宗大王はハングルを創ったり、測雨器や日時計のような科学器具を発明するなどの歴史的業績を残した王です。陵の周囲には石の欄干がめぐらしてあり、また長明燈をはじめ石で作られた虎や羊、馬などが配置され陵を守っています。陵域の中には陵のほかに世宗大王に関係したさまざまな遺物と資料が展示されている世宗殿、世宗大王像、丁字閣(祭祀を執り行う場所)などがあり、陵の入り口(左側)には自撃漏(水時計)、観天台、測雨器などの化学器具が復元されています。

泰安海岸国立公園
 
忠清南道(泰安郡 ) ,
泰安郡と泰安半島一帯の約130の島がある泰安海岸国立公園は、海岸休養地として数多くの海水浴場と様々な形をした岩、美しい山峰、侵食されて削られた海岸などすべてが揃ってその美しさを見い出しています。1978年10月にこの328.99㎢が国立公園として指定されて開発が進められ、約250種の植物が育っており、学術的にもよく利用されています。*文化遺産沃坡李鍾一の生家(忠魂閣 )、 泰安磨崖三尊仏、興住寺、白華山城、安興城、夢山里釈迦如来座像、南門里五層石塔*見所、文化祭り天然記念物シンドゥリ砂丘、千里浦樹木園、黃島鵬旗豊漁祭、コウライエビ祭り、浅水湾渡り鳥渡来地、泰安郡国際花博覧会※ 春期 野生開花時期及び場所 重要野生花開花時期開花場所浜昼顔4月末海岸砂丘全地域

青南台
 
忠清北道(清州市 ) ,
忠清北道清原郡、大清ダム付近に約56万坪もの広さで建てられた大統領専用の別荘で、名前は’温かい南の青瓦台’という意味です。1980年、大清ダムの竣工式に参席した全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領の周辺環境が優れているという意見に従い1983年6月に着工、6ヶ月目の12月に完工されました。 大統領の別荘は、李承晩(イ・スンマン)大統領の時から金海をはじめとし4箇所ありましたが、金泳三(キム・ヨンサン)大統領の時、すべて閉鎖され青南台だけが残りました。歴代の大統領が夏休みや祝日など毎年4~5回、多ければ7~8回ずつ利用し、約20年間で総88回400日をここで過ごしたといいます。 休養中にも常に国政報告を受けられるように管理され、食水源である大清湖を挟んで最高の水質浄化システムを構築し、運営されました。青南台は国家1級の警護施設で四重の警戒鉄柵を設置し管理されています。20年余りにわたりその正体をベールに包まれていた青南台は、参与政府の廬武鉉(ノ・ムヒョン)大統領によって2003年4月18日、忠清北道へその権利が譲られてから一般人にも開放されています。湿地生態園(990㎡)には音楽の流れる噴水台が設置され、湖畔散歩道(8km)には3.3kmの登山路と散歩道があり、歩きながら大清湖の風景を楽しむことができます。

智異山国立公園(南原)(지리산국립공원
 
全羅北道(南原市 ) ,
1967年に韓国の国立公園第1号に指定された智異山は、昔から金剛山、漢拏山と合わせて三神山のうちの一つとして知られています。新羅五岳のうちの南岳であり、愚かな人間が訪れると賢い人間に変わるということから「智異山」と呼ばれるようになったと言われています。また、白頭山が北からここまで下りてきたという意味から「頭流山」、悟りを開いた僧侶の一時的な滞在場所を意味する「方丈」からとり「方丈山」とも呼ばれます。智異山は、全羅南道求礼郡、全羅北道南原市、慶尚南道河東郡、山清郡、咸陽郡など3つの道、5つの市・郡にまたがっています。ここ南原の智異山には、韓国第2の高峰である天王峰(1,915m)をはじめとし、般若峰(1,732m)、老姑壇(1,507m)など10余りの峻峰が連なっており、またペムサコル渓谷や七仙渓谷など6つの渓谷や、九龍瀑布や仏日瀑布など10余りの瀑布があり、景勝地としても評判です。また、華厳寺や燕谷寺、双渓寺などの大寺院をはじめとした文化財も散在しています。

雪岳山国立公園(内雪岳)
 
江原道(麟蹄郡)
雪山、雪峰山などの名前でも呼ばれる雪岳山は、早くから降り積もった雪が長く残っていて、岩石が雪のように白い色のため雪岳と呼ばれています。「雪岳山国立公園(ソラクサングンニプコンウォン)」は、1965年11月に雪岳山一帯が天然記念物保護区域に指定されました。その後1973年12月に公園保護区域に、1982年8月に国連教育科学文化機関(UNESCO)によって生物圏保存地域に設定されました。公園は江原道束草市、麟蹄郡、高城郡、襄陽郡など4市郡にまたがっていて、最高峰である大青峰を中心に東を外雪岳、西を内雪嶽といい、また北内雪岳・南内雪岳に分けられます。北内雪岳は麟蹄川から流れ込む北川と百潭川地域の谷から成っています。内雪岳は谷が絶え間なく続きます。内雪岳で一番景色が優れており、雪岳山のすべての水流が集まってくる百潭川渓谷に沿って上がると百潭寺に出ます。上流には伽倻洞渓谷・水簾洞渓谷があり、永矢庵、万景台を通って雪岳洞に至る馬等嶺(1327m)があります。水簾洞渓谷に沿って上がると臥竜滝・双滝などがあり、さらに上がると標高1224m地点にある鳳頂庵に着きます。大青峰に上ると一帯の山嶺が眺められ、ここから眺める日の出は見る人の心を洗います。南内雪岳は玉女湯辺りから寒渓嶺に至る谷一帯を指します。将帥台の北側にある大勝滝は内雪岳でいちばん景色がよい所で、高さは88mに達します。その外に竜垈里、南谷に十二仙女湯と玉湯滝、竜湯滝などがあります。