ウンピッガーデン(은빛가든)
 
全羅北道(金堤市 ) ,
全羅北道の金堤には白山池、別名「観望台」と呼ばれる貯水池があります。ここは昔から淡水魚が美味しい地域で、金堤と益山をはじめとする周辺の釣りマニアに人気の場所です。そして、その「観望台」入り口に位置する食堂が、このウンピッガーデン食堂です。ぴりりと辛い噂の辛味鍋(メウンタン)に、美味しいと有名な地平線米、そして甘みと辛さが絶妙な白菜の甘辛和え(コッチョリ)を一緒に食べれば、この上ない最高のハーモニーが味わえます。特に、一度食べた人なら必ずオススメすると言うナマズの鍋(メギタン)に入ってる干した大根の葉っぱのお味は、このお店のリピーターにはならずにいられない人気の秘訣です。

ダルマガーデン食堂Ⅱ(달마가든Ⅱ)
 
慶尚南道(河東郡 ) ,
蟾津江はシジミで有名です。シジミは肝臓病や黄疸などに効果があり、体が弱っている人にもいいとされているので、昔から珍重され、たくさんの人がその効能にあやかろうとした食材です。このお店は蟾津江のほとり、河東にあり、「シジミ汁(チェチョプクッ)」が口コミで広がりました。生臭さもなく、さっぱりしているシジミ汁のスープに、白く輝く河東産のご飯をひとさじいれると、それだけでこのお店の評判に納得がいきます。「シジミの刺身」もこのお店の珍味なので、必ず一度は味わいたい一品です。

ソングァンチプ(선광집)
 
忠清北道(沃川郡 ) ,
新鮮なオイカワを、煮干のコチュジャン炒めのように炒めてから、油で揚げたのが「オイカワの揚げ焼き(トリベンベンイ)」です。魚のスープで煮込んだ「魚そうめん(センソン・クッス)」を一緒に食べれば、その抜群の相性は一度口にした人は忘れられないほどだとか。特に、ここの魚そうめんは、「青山魚そうめん」と言って、沃川郡の公式ブランドに選定されるほど有名です。50年近く、二代にわたって受け継がれているお店です。

ソッチャンコル鳥骨鶏(석장골오골계)
 
江原道(楊口郡) ,
生後60~70日ほどの鳥骨鶏の若鶏を選んで、レバーや砂肝などと一緒に炭火で焼き上げる「炭火焼き鳥骨鶏(オゴルゲ・スップル・クイ)」。一般的な鶏肉に比べて弾力があり、香ばしくてあっさりした味わいが人気の秘訣です。さらに、この店特有の炭火の香りと、肉汁があふれる脂身、そして後口の良い辛さが特徴の背骨鍋(ピョダギ・タン)は、極上の美味しさです。他の鶏肉料理では味わえない珍味中の珍味と言えるでしょう。

テフン食堂(대흥식당)
 
全羅南道(咸平郡 ) ,
テフン食堂は南道の料理店として指定されており、32年間、二代にわたって続く韓牛専門店です。牛肉は咸平郡の牛市場に出される韓牛の外モモ肉だけを使用しています。外モモ肉は、脂身の大変少ない臀部の肉で、とても柔らかくて生臭くないのが特徴です。また、牛刺しビビンバ(ユッケ・ピビンバ)を注文すると豚の脂身が一緒に出てくるので、これを混ぜて食べるとまた格別な味が楽しめます。

実安チャンオ村(실안장어촌)
 
慶尚南道(泗川市 ) ,
韓国では「食べれば薪を割りたくなる」といわれるほど、ウナギはスタミナの滋養強壮料理として親しまれています。その中でも慶尚南道泗川のウナギは、身がやわらかく香ばしいことで有名です。南海のさざなみを眺めながら、濁酒(マッコリ)で作ったお酢入りの酢コチュジャンで食べるウナギ刺身(チャンオ・フェ)は、まさに指折りの絶品といえるでしょう。「ウナギを食べるために泊まって行く」と言われる泗川のウナギ。ここ「実安チャンオ村」で味わってみてください。

ヨンファ食堂(연화식당)
 
忠清南道() ,
ヨンファ食堂の鶏肉の水炊き(ペクスク)の最大の特徴は、なんといっても桑の葉の漬け物と、果物を使って漬けた白キムチ(ペッキムチ)(特許登録予定)を融合させたという点です。気力を強めるキバナオギの根と、気力を落ち着かせる桑の葉の漬け物を混ぜ合わせ、食欲を増進させてくれるちょっぴりすっぱい白キムチと鶏肉を一口食べると、鶏肉の水炊きのもうひとつの視野が開けるでしょう。鶏龍山を訪れる際には、ぜひ一度お立ち寄りください。

風川炭焼きウナギ(풍천숯불장어)
 
慶尚南道(金海市 ) ,
この店は炭焼きウナギの専門店で、韓国産のウナギを炭火で焼き上げているので、ウナギ特有の臭みもありません。炭火には、遠赤外線を発する天然の炭火を使っているので、コチュジャンで味付けをしたものや塩焼きとは一味違った、淡白で香ばしい風味を味わえます。薄く切ったダイコンと醤油漬けにしたエゴマの葉、そこに生姜をのせて巻いて食べれば、絶品です。

別荘フェッチプ(별장횟집)
 
慶尚南道(固城郡 ) ,
ハモはとても元気がよく、性格も荒いので、一度暴れだすと捕まえる事が難しいのだとか。そのため、産地で購入しても長距離の輸送が難しく、ハモを味わうためには直接産地を訪れる必要があります。ハモを味わうためにたくさんの健康食マニアや美食家が訪れる場所が、慶尚南道の固城です。固城のハモは、柔らかい肉質とあっさりとした味わいで、薄くさばいた刺身に最適だといいます。ここ「別荘フェッチプ」が有名な理由は、その味を最大限に活かすことができるところにあります。ぜひ一度、力強いハモを生で味わってみてください。

茶徳分 永宗島本店
 
仁川(中区)
チャドクブン(茶徳分)永宗島本店:海の景色と韓国伝統茶が織りなす癒やしのひととき 1. 概要 仁川広域市・永宗島(ヨンジョンド)に位置するチャドクブン(茶徳分)永宗島本店は、韓国伝統のお茶文化を気軽に体験できるカフェとして、多くの旅行者から注目を集めています。窓の外に広がる美しい海の風景、ゆったりした店内の雰囲気、そして韓国ならではの香り高いお茶の数々が見事に融合。忙しい日常を忘れて、ゆっくりと自分だけの“お茶時間”を過ごしたい方にぴったりの場所です。 2. おすすめメニューと茶文化の魅力 * 韓国緑茶(ノクチャ) 爽やかでやわらかな飲み口が特徴の韓国緑茶。チャドクブンでは、良質な茶葉を厳選し、繊細なうま味をしっかり感じられる一杯を提供しています。 * 伝統ハーブ&季節限定ブレンド 五味子(オミジャ)や柚子(ユジャ)など、韓国ならではの薬膳・ハーブを使ったお茶も充実。季節ごとに新作や限定ブレンドが登場することがあり、訪れるたびに新鮮な驚きが味わえます。 * 韓国伝統菓子のペアリング ヤックァ(薬菓)や餅(トッ)など、甘さ控えめの韓国菓子との相性は格別。店員さんに尋ねれば、それぞれの茶葉に合ったおすすめの菓子を教えてくれることも。 3. 海を臨む絶景ロケーション * 開放感あふれるオーシャンビュー 店内からは永宗島の海を一望でき、さざ波の音や潮の香りが、心身をゆるやかにリフレッシュさせてくれます。 * 韓国的ミニマルインテリア 木目を活かしたテーブルや書をモチーフにした装飾など、韓国らしいシンプルかつ温かみのあるデザインが取り入れられ、視覚的にも落ち着いた時間を演出。 * ロマンティックな夕焼け もし夕方以降に訪れるなら、水平線に沈む夕日がカップ越しに映り込む、幻想的な風景を楽しめるかもしれません。海辺でのお茶時間が、さらに特別な思い出になるでしょう。 4. 実用情報 * アクセス 永宗島(仁川国際空港のある島)はソウルや仁川市内からも比較的行きやすく、車または公共交通機関を使って1~2時間ほどで到着可能。空港近くで乗り継ぎの合間に立ち寄る人もいます。 * 営業時間・予約 一般的なカフェの営業時間に準じますが、祝日やイベント等で変更となることがあるため、事前に公式SNSやウェブサイトをチェックしておくと安心です。 * 言語対応・サービス 英語での簡単なやり取りは期待できる場合があるものの、日本語での案内は限定的。翻訳アプリや簡単な韓国語フレーズを用意しておくと、よりスムーズに楽しめるでしょう。 5. なぜチャドクブン永宗島本店を訪れるべきか * 海を眺めながら韓国伝統茶を堪能 韓国のお茶文化に触れつつ、美しい海の景色と潮風を感じられるという贅沢な組み合わせ。 * ストレスフリーなリラクゼーションスポット 飲み物やお菓子だけでなく、ロケーション自体が癒やしのエッセンス。心地よいBGMやソファ席に身を委ね、旅の疲れを解消できます。 * 空港からのアクセス良好 仁川国際空港に近い永宗島の立地ゆえ、乗り継ぎの合間や市内観光の一環としても気軽に訪問可能。 * 多彩な周辺観光との相性も◎ ビーチや展望スポットなど、島内にはほかにも見どころが点在。海辺ドライブや散策の合間に立ち寄ることで、旅全体に彩りが加わります。 チャドクブン(茶徳分)永宗島本店は、韓国ならではのお茶を楽しむだけでなく、オーシャンビューが満喫できる特別な場所。穏やかな海と香り豊かな伝統茶の組み合わせは、都市部のカフェでは味わえない独自の魅力を放っています。仁川を訪れた際や空港近くで少し時間に余裕があるときなど、ここでひと休みすれば、きっと旅の思い出に温かな1ページを添えてくれるはずです。