ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

一般にも開放されている青瓦台前の通りは、孝子洞の孝子交差点から八判洞の八判交差点までの通りです。地下鉄3号線「景福宮駅」から孝子路に沿って孝子交差点まで行くと青瓦台サランチェ、噴水、無窮花トンサン、錬武館、大鼓閣、迎賓館などがあります。青瓦台サランチェの1階には、韓国文化の展示室、企画展示室、記念品店、韓国料理の広報館、カフェがあり、2階には、 青瓦台館、幸福ヌリ館などがあります。大鼓閣には金泳三元大統領が寄贈した太鼓があります。錬武館には、警護室の保安要員が使用する体力鍛錬場及び武術を練習する場所があります。1993年7月に安全企画部の建物を壊して造成した無窮花トンサンには、井戸、自然石の城郭、休憩所などがあり、無窮花トンサンの後方には、駐韓ローマ教皇庁大使館などがあります。青瓦台前の通りは、両脇に青々とした木々や鮮やかな花が植えられており、木漏れ日の中散策を楽しむことができます。景福宮の北門である神武門の向かいに青瓦台があり、青瓦台前の通りの終わりには青瓦台前からの中継が行われる場である春秋門があります。春秋門から景福宮の正門である建春門まで続く三清洞通りにはギャラリーや個性的なブティック、おしゃれなレストランなどが立ち並んでいます。


全羅南道(珍島郡 )

韓国を代表する珍島犬は、性格が良く俊敏で、聴覚•嗅覚が発達しており、番犬としても役立つ主人に対する忠誠心が強い世界的な名犬です。世界畜犬連盟および英国ケンネルクラブに登録されており、珍島畜産事業所飼育場で見学することができます。 * 珍島犬ストーリー 去る1993年10月、ある珍島犬が、大田の愛犬家に売られてしまいましたが、昔の主人を忘れることができず7ヶ月にわたって八百里の道を歩いて元の主人である珍島郡義新面トンジ村のパク・ボクダンお婆さんの元に帰って来たことが知られ全国民を驚かせました。その後、主人の手厚い保護の中、子犬を産み再び話題になりました。ペククは、2000年6月12才でこの世を去りました。その後、トンジ村の住民は、村の広場に銅像と碑石を建ててペククの忠誠心を称え、その子孫は現在、珍島郡珍島犬畜産事業所で保護・管理されています。 * 珍島犬畜産事業所 珍島犬畜産事業所には、事務室、広報室、診療室、研究室、飼育場、訓練場など、様々な施設が揃っており、DNA分析、体形測定、珍島犬の骨格研究、珍島犬品評会、珍島犬審査防疫など、基礎研究事業を行われています。また、専門訓練士を通じた訓練を観覧することも可能で、世界的な愛犬団体である英国ケンネルクラブに公式登録されたことで、世界的な名犬としての地位も確立されました。 * 珍島犬全国品評会 珍島犬全国品評会は、全国の愛犬家たちが参加する中、珍島犬の本場である珍島で毎年開かれるお祭りです。珍島犬品評会は、珍島犬の審査はもちろん、狩猟大会、犬と一緒に競走、珍島犬写真展、民俗公演など、様々な行事が開かれます。また、珍島郡は、珍島犬の広報活動を通して優秀な珍島犬を広く普及しようと、珍島アリラン祭(毎年11月初旬)期間に全国品評会を開催しています。


京畿道(抱川市 ) , 抱川

屏風のような雄大な鳴声山を中心に両側を峰に囲まれたところにある山井湖は、抱川の代表的な観光地です。「山奥の井戸のような澄んだ湖」という意味で山井湖と呼ばれています。1925年に農業用水として利用するため造られた貯水池ですが、周辺景観が素晴らしいため首都圏からは観光地として脚光を浴びています。湖周辺の散歩道はカップルのデートコースとしても良く、春や秋の朝晩にかかる湖の霧は神秘的で特に夕暮れ時にボートに乗っている光景はまるで一枚の絵のようです。春・秋の鳴声山登山や冬の湖が凍ってできる天然のスケート場はアウトドア派の人たちが多く訪れ、この他にもテーマパークやプール、ソリ乗り場、温泉など家族そろって楽しめるレジャー施設が豊富です。また、長い歴史のこもった伝統の味はぜひ味わって欲しく、天然のきのこ料理や魚の辛味鍋、つるにんじんの辛味焼き、山菜定食、どんぐりこんにゃくの和え物など、数々の健康食品と呼ばれる素材の味は全国でも知られています。


光州広域市(南区)

ウィルソン宣教師私宅は、楊林山の麓に東向きに建てられた2階建ての建物で、光州に現存する様式住宅の中で最も古い建物です。アメリカ人宣教師ウィルソンにより1920年代に建てられたと伝えられておいるだけで、正確な建築年代は分かっていません。現在、内部は改装され、大韓キリスト教長老会の事務室として使用されており、韓国金台建築の流れを理解する上で貴重な資料となっています。 1階にはリビング、台所、浴室などがあり、2階はプライベート空間で寝室などがあり、地下には倉庫とボイラー室がありました。また、東向きに立てられている理由は、韓国の伝統的な方位観を取り入れたものであると解釈されています。


全羅北道(井邑市 )

「羽化亭(ウファジョン)」とは穏やかな湖と紅葉が調和して絶景をなす「あずまや」のことで、内蔵山チケット売り場の入り口(観光案内所一帯)に行く途中にあります。「あずまや」で羽が空に舞い上がって行ったという伝説があることから「羽化亭」と名づけられました。こちらは湖にある紅葉が美しく、多くの写真作家たちが訪れる所です。


慶尚北道(聞慶市 )

「聞慶(ムンギョン)セジェオープンセット場」は、2000年に放送開始したKBS大河ドラマ『太祖王建』の撮影が行われたオープンセット場として有名です。その後、韓国放送公社の時代劇ドラマ、大河ドラマが主にここで撮影されてきました。2008年には高麗時代を背景としたセットを壊し、新たに朝鮮時代の姿に生まれ変わりました。時代や階級別の家の構造や暮らしの様子、宮や軍隊、官庁など、見どころが満載です。


全羅南道(麗水市 )

2012年「麗水世界博覧会」とともにオープンした「韓国ハンファ・アクアプラネット麗水」は、韓国で2番目の規模を誇り、年間100万人が訪れるアクアリウムです。国際的にも珍しいベルーガ(シロイルカ)やバイカルアザラシなど約280種類、3万4,000匹のさまざまな海洋生物と出会えます。


済州道(西帰浦市) , 서귀포

済州小人国テーマパーク(チェジュソインククテーマパーク) 韓国の代表的な観光地である済州島で、約2万坪の敷地に世界各国の有名な建築物を厳選し、仏国寺、済州国際空港、紫禁城、サクレ・クール寺院、タワーブリッジ、ピサの斜塔など、約30カ国100点余りのミニチュア建造物と、済州島の石文化、民俗信仰、体験学習場、野外公演場、ミニRCカー競技場、恐竜の化石など、様々な文化を体験することができる複合文化的観光地です。 各エリア毎に独特な雰囲気で作られた展示場と、文化空間となっている公園の観覧だけではなく、観覧客が直接体験することができる様々な体験エリアも用意されています。 <ミニチュアテーマパークとは?> 建物と人間を一定の比率で精密に縮小し、広い敷地に配列されているもので、各時代と文化を一目で見渡すことができるように作られた公園です。済州の小人国テーマパークは、独自性を持つ施設として国内外に広く知られている観光名所となっています。ミニチュアテーマパークは、今日の観光資源的な側面で大きな比重を占めており、世界各国の公園造成において人々が大きな関心を見せています。     


仁川(南洞区) , 仁川市街地

「仁川大公園(インチョンデゴンウォン)」は、仁川広域市東部公園事業所が管理する11の都市自然公園のひとつです。仁川唯一の自然緑地大公園(89万坪)として年次的造成事業(1982~2006年)に基づいて造られ、都市生活に疲れた現代人に、快適な憩いの場を提供する生命の森となっています。