全羅南道(羅州市 )

羅州牧使内衙(ナジュモクサネア)は朝鮮時代の地方行政機関・牧の長で羅州を治めていた羅州牧使の官邸として、上流階級の住宅の母屋と同じ平面構造で造られました。母屋は純祖25(1825)年建てられたもので、建物の構造は中庭を囲むようにコの字型で建てられた伝統的な韓屋の様式を踏襲しています。羅州牧使内衙は現在全羅南道文化財資料第132号に指定されています。羅州は朝鮮時代の行政機関の建物・官衙(クァナ/クァンア)の建物が数多く残っており、文化遺跡踏査地としてもおすすめです。 * 規模 - 内衙 1棟、行廊(ヘンラン)チェ1棟


全羅南道(木浦市 )

儒達山に位置している公園、達城公園 木浦市は韓国で最南端の港湾都市で儒達山と湖南の沃地を横断して流れた栄山江、そして絵画のような多島海が調和をなす地域です。儒達山は霊魂が通り過ぎる所だとされ霊達山とも呼ばれました。儒達山のすそにある達城公園は先祖達の霊が宿り風流のある自然と芸術が共に調和をなした憩いの場で、頂上への登山、多島海から市街地を展望することができる公園です。近隣には儒達寺という古いお寺があります。大韓仏教曹渓宗大屯寺の末寺で本来、大原寺と言われていました。お寺の創建については朝鮮末期の創建説及び1913年の創建説などがありますが、1913年4月初八日(釈迦の誕生日である陰暦4月8日)に大屯寺にあった盧大蓮禅師がこの場所に来て創建したという説が有力です。   達城公園が位置する儒達山について 儒達山は面積140ヘクタール、高さ228.3mでさほど高くはありませんが、蘆嶺山脈の一番最後の峰であり多島海につながる西南端の地の果ての山です。儒達山は昔から霊魂が通り過ぎる場所とされていて霊達山とも呼ばれており、都心の中に高くそびえ立つ木浦市と多島海を一目で見下ろすことができるこの場所は人々の霊魂を絶えず呼び覚ましていると言われています。儒達山には待鶴棲、達城閣、儒仙閣など5箇所の亭子があり、山の麓には歌手イ・ナンヨンが歌った「木浦の涙」の記念碑などがあります。  


慶尚南道(統営市 )

毎勿島は行政区域上では統営市閑山面每竹里に属しており、閑山面每竹里に属する大毎勿島、小毎勿島、灯台島の3つの島を合わせて毎勿島と呼びます。この島には、約20世帯が村を形成して住んでいます。村の後方の道路に沿い15分程度上がると毎勿島の最高峰の望泰峰の頂上に到達します。灯台島をはじめとして数多くの統営の島々と巨済海金剛が見下ろせる天然展望台です。夏には水遊びを楽しむことができ、少し深いところではスキューバーダイビングも可能です。船に乗って島全体を周ることも毎勿島の旅の醍醐味のひとつです。


大邱広域市(中区)

古の時代から韓方など薬に関連する業種が多かった大邱(テグ)の街。時の経過とともに街の中心部の薬典(ヤクジョン)通り付近では薬を扱っていた歴史的価値のある建物が次々消滅し、また同時に薬に関連する業種で仕事をする人々や店が急速に減少するなど、昔から薬の取引を行ってきた大邱薬令市では存亡の危機を感じていました。 このような状況に地元自治体である大邱・中区庁では現状を打破すべく、旧イ・ヘヨン整形外科とその周りの敷地を買い入れ、環境にやさしい韓方体験施設・エコ韓方ウェルビーイング体験館を開設しました。 1966年に竣工し当時、大邱を代表する現代的な病院建築として名を馳せたイ・ヘヨン整形外科のオープン当時の姿を最大限活かしリモデリングを実施、人々の動線を考慮し増築を行ったこの建物は、老朽化した建物を再生する都市再生のモデルケースとなっている建造物です。 大邱近代路地ツアーの中間地点にあるエコ韓方ウェルビーイング体験館は、薬令市を訪問する観光客や市民のために開かれた街の中のヒーリング体験スポットとなっている場所です。  


慶尚北道(慶州市 )

「慶州(キョンジュ)ワールドカリフォルニアビーチ」は慶州普門団地に位置する南部圏最強のウォーターパークとして知られています。世界的なテーマパーク専門設計会社であるカナダForrec社にコンセプト及び詳細設計を依頼・進行し、異国的な風景が演出されています。 韓国初・アジア最大規模の水しぶき「サブマリンスプラッシュ」、カリフォルニアビーチの代表アイコン韓国最大規模の「エックス」、カプセル型スタンディングスライド「ダブルエクストリーム」、急降下と急回転を同時に満喫するダイナミックチューブスライド「ワイプアウト」、長さ320メートル超強力流水プール「ウェーブキャニオン」の他、波のプール、キッズプール、バーデプールなど家族一緒に楽しめる施設を備えています。


京畿道(坡州市 ) , 坡州(ヘイリ村)

コーヒー博物館には世界各国から収集した1600年代から現在に至るまで5世紀に渡り、人類が使ってきたコーヒーに関連する遺物が展示されています。特に世界でもひとつしかない品物や外国のコーヒー博物館から払い下げされた年代物の貴重な展示品も観覧でき、コーヒーの歴史を知ることができる博物館です。


釜山広域市(東区)

釜山広域市東区(トング)にある「草梁(チョリャン)イバグキル」は、釜山の歴史と文化が息づくテーマのある道。 イバグとは地元・慶尚道の方言で、話・ストーリーと意味することばで、いわば「話の道」「ストーリーのある道」という意味。 このイバグキルには、19世紀末の釜山港の開港を皮切りに、日帝強占期(1910~1945年)、1945年の植民地支配からの解放からしばらくして勃発した韓国戦争(1950~1953年・休戦)により多くの人々が避難民として逃れ釜山に生活の場を築き始めた1950年代から60年代、高度経済成長に沸いた1970年代から90年代の釜山にまつわる逸話がたくさん残っています。 総延長1.5kmのイバグキルは、釜山駅の向かい側にある釜山初の物流倉庫・南鮮倉庫跡を起点に、旧百済病院の建物、草梁初等学校の塀に設けられたイバグギャラリー、井戸、168階段、金敏夫展望台、堂山(タンサン)、 望陽路(マンヤンノ)へと続いています。 中でも、歌曲『待つ心』を作詞した地元・釜山市東区出身の詩人・金敏夫(キム・ミンブ)氏の名を刻した金敏夫展望台は釜山港を一望できる最高のスポットで、その眺望が美しいと評判のところです。 医療奉仕活動を積極的に行った韓国のシュバイツァーと名高い医師・張起呂(チャン・ギリョ=1911~1995年)博士の貢献を称え建てられた張起呂記念館には健康支援センターがあり、また急な道という意味の慶尚道の方言・カッコマクから名付けられたカフェ・ゲストハウス「カッコマク」では山腹道路ツアーや体験プログラムも実施しています。 イバグキルの端にある2階建ての建物にある「イバグ工作所」は地元の歴史館のような施設で、マウル(村)資料館、展望デッキなどもあります。


釜山広域市(水営区)

ワイヤー工場から文化スペースへシックに変身 高麗製鋼(KISWIRE)は世界最大級の特殊線材会社で、2008年まで懸垂橋、自動車ワイヤーなどに使われるワイヤーロープをこの場所で生産していました。現在、リモデリングを行い公演・展示・学術会議を実施できるようになり、ビールバーやコーヒーショップなども入店しています。インダストリアルインテリアの真髄をお楽しみいただけます。


慶尚南道(巨濟市 )

巨済観光モノレールは、ただ単に見る観光から楽しむ観光へと脱皮し、モノレールに乗って車窓から他では味わえない巨済(コジェ)の素晴らしい風景を楽しめる最先端オールシーズン型の観光モノレールです。巨済の美しさや韓国戦争(1950~53年・休戦)の歴史の舞台となったここ巨済島捕虜収容所跡地の姿を実感できるのがこの巨済観光モノレールです。


慶尚北道(永川市 )

永川慈川里の「五里長林(オリジャンリム)」は村の防風、堤防保護および洪水防止のためにつくられた森です。 1500年代に村の住民らがつくったと伝えられており、現在はアベマキなど12種約280本の木々が森を成しています。森の長さが5里(2キロメートル)に達するため昔から五里長林と呼ばれ、近ごろは慈川(チャチョン)の森と呼ばれることもあります。村の住民らは、この森がくつられた時から毎年小正月に村の平安を祈るための祭祀を執り行なっています。 五里長林は堤防保護、村の守護および村の景観を美しくする役割を果たしているだけでなく、民族の自然愛護思想がわかる貴重な資料となることから天然記念物に指定され保護されています。