全羅南道(羅州市 )

全羅南道羅州市松月洞にある湖南線の駅です。竹林洞にあった旧羅州駅は、1929年、光州へ通学していた韓国人学生と日本人学生の衝突により光州学生独立運動が起こった場所です。そのため、長い間移設が引き伸ばされてきましたが、2001年7月10日、湖南線複線化開通により、栄山浦駅と統合されることで羅州市庁前に移転しました。現在は、湖南線のほぼ全路線が停車する他、KTXも一部停車しています。


忠清北道(沃川郡 )

忠北沃川郡沃川邑には、ヒャンス100里キルの最後の場所「陸英修生家」があります。陸英修女史が幼少時代を過ごした家が崩れかけたまま残されていたのを改修し、2011年5月、一般に公開しました。この家は1600年代の官僚金氏が建てた家で、その後2人の官僚が暮らしたとし「三宰相の家」と呼ばれていました。 陸英修女史が生まれる前の1918年、陸鍾寬氏がこの家を買い取り、暮らすようになりました。朝鮮後期の典型的な忠清道両班家の家屋と言えます。


京畿道(加平郡)

「白蓮寺」は京畿道加平郡上面連下里の祝霊山にある大韓仏教曹渓宗第25教区・奉先寺の末寺で、ゴヨウマツの森に囲まれた非常に風雅なお寺です。 前方遠くに龍門山と明智山をのぞみ、近くには大金山、左手に雲岳山、右手にチョンマ山、後ろには祝霊山とソリ山があり、まるで白い蓮華の中に埋められた格好になっていることから「白蓮寺」と呼ばれるようになったといいます。 創建されて日が浅いため宝物や文化財はありませんが、寺の裏へ約20分上ったところに加平八景のひとつ祝霊柏林があります。


慶尚南道(密陽市 )

* 祈雨祭を行った神聖な場所、ホバクソ渓谷(密陽八景のひとつ)*密陽市内から約32km離れた山内面南明里の詩礼村に載薬山(天皇山)から落ちてきたオルムゴルがあり、ここから3kmほどのところに加智山の水流であるホバクソ渓谷があります。数十万年の間、渓谷の水にさらされた花崗岩の上に白い泡を作って流れる渓谷の水と周辺の自然景観が美しく、韓国の名水100選にも選ばれました。東国輿地勝覧によるとホバクソは10数メートルの高さから落ちる滝によってぽっかりと開いた淵で精米所で使われる臼の一種であるかぼちゃ(ホバク)のような形をしていることから「ホバクソ」と呼ばれました。全長約30mで、詩礼ホバクソ、臼淵瀑布、白蓮瀑布とも呼ばれています。また、ホバクソは長い日照りが続いた時に祈雨祭を行った場所であるとされています。昔、この地域の人たちが水の深さを知るために石をぶら下げた絹糸をいくら垂らしても底につかなかったと言われるくらい深かったそうです。


忠清北道(丹陽郡 )

丹陽温達洞窟は、温達山城がある山のふもとの地下に約4億5,000万年前から造られたと推測される石灰岩の天然洞窟で、入口の高さ約2m、面積は34万9485平方メートルです。洞窟の存在は「新増東国興地勝覧」第14巻忠清道永春型古蹟條に記録されており、1966年から学術調査が行われて1975年に公開されましたが地理的条件により閉鎖されました。その後、大々的な開発により1997年に一般公開されました。洞窟は、まったく破損されていない太古の姿をそのまま残しており、高さ5~10m、幅5m程度の階段型の構造になっております。発達した石柱や鍾乳石が多くあり、内部の平均温度が夏は14度、冬は16度程度に維持されます。特に地下水が豊かで洞窟には水位0.8~1m程度の地下水が流れており、小規模の池があってヤマメなどの魚や昆虫など約10種類の生物が生息しています。


ソウル(鍾路区)

鐘路区付岩洞に位置する紫霞美術館は2008年に開館したソウルで最も高いところにあるギャラリーです。展示室は1階と2階にあり、2階からは、素晴らしい景観を見渡すことができます。


江原道(旌善郡)

加里王山ロミジアンガーデンで心と体を癒す旅 江原道(カンウォンド)の加里王山(カリワンサン)に広がる「ロミジアンガーデン」は、約33万平方メートル(10万坪)の広大な敷地に、自然の美しさを凝縮させた癒しの庭園です。四季折々の風景が楽しめるこの場所は、現代人の心と体をリフレッシュするために最適な空間として、多くの訪問者を迎え入れています。 癒しと瞑想のために設計された庭園 ロミジアンガーデンは、ただの美しい景色を提供する場所ではありません。この庭園は、23のテーマ別瞑想スポットや7つの森林トレッキングコースを備えており、心身のリラックスを深めるために設計されています。さらに、屋内には自然の中で過ごしているかのような気分に浸れる瞑想室やカフェ、宿泊施設も完備されています。 2024-2025年、江原道優秀ウェルネス観光地に認定 ロミジアンガーデンは、「ウェルネス観光地」として、2024-2025年の江原道優秀ウェルネス観光地に認定されました。「ウェルネス」とは、心身の健康を促進する**ウェルビーイング(幸福)とフィットネス(健康)**を重視した観光体験のことです。日常生活に疲れた現代人が、自然の癒し、スパ、瞑想、休養などを通して回復できる場所として、ロミジアンガーデンは最適です。 愛と回復の物語 この庭園には心温まるエピソードが残されています。2011年、エルベストグループの会長ソン・ジンイク氏は、健康を回復させるために妻ロミを連れて加里王山に庭園を作り始めました。高地の澄んだ空気と自然の力が、妻の健康に良い影響を与えると確信し、10年以上の年月をかけてこの場所を整えました。ロミジアンガーデンの名前は、ソン会長の名前「ジアン」と妻ロミの愛称を合わせたものです。2017年から一般公開され、訪れるすべての人々に癒しと安らぎを提供しています。 「人生のサイクル」をテーマにした庭園 ロミジアンガーデンは、「人生のサイクル」をテーマにしています。庭園内は、生(緑)、青春(赤)、成熟(黒)の3つのエリアに分かれ、それぞれが人々に心の平穏をもたらします。庭園内には60カ所以上の瞑想スポットが点在し、それぞれの場所に特別な意味が込められています。 ロミジアンガーデンの見どころ * カシボシ城:庭園の中央に位置するカシボシ城は、周囲の美しい景観を一望できるスポットです。名前の「カシボシ」は「夫婦」を意味し、庭園の象徴となっています。 * 天空のアウラ:雄大な石灰岩の群れが広がるエリアで、神秘的な雰囲気を楽しめます。 * 三合水展望台:3つの川の合流点に位置し、美しい景観を眺めることができます。 * 千年の沈黙:自然のエネルギーを最も強く感じることができる場所で、静寂の中で心の浄化を体験できます。 心と体を癒すウェルネスプログラム ロミジアンガーデンでは、訪れる人々が心身ともに回復できるよう、さまざまなウェルネスプログラムを提供しています。特に注目すべきは: * 瞑想ウォーク:森林の中を歩きながら行う瞑想セッションで、心を落ち着ける時間を提供します。 * ヨガセッション:森林の静けさの中で行うヨガ、心と体の調和を感じることができます。 * ウェルネスセンター:体成分分析や、リラクゼーションを促進するプログラムが整っています。 さらに、7つのトレッキングコースと23のテーマ道が整備されており、自然の中で癒しの時間を過ごすことができます。 四季折々の美しい風景 ロミジアンガーデンは、春・夏・秋・冬とそれぞれの季節に応じた美しい風景が楽しめます。緑豊かな春、色鮮やかな紅葉の秋、雪に包まれる冬の景色など、どの季節でも訪れる価値があります。四季を通じて、自然の力と共に心身を癒すことができる最高の場所です。 ​『 COPYRIGHTS © 강원특별자치도 경제진흥원 All rights reserved. https://www.kwellness.kr』


全羅南道(木浦市 )

木浦は海洋観光資源と文化芸術資源が調和した観光都市です。木浦中心部に聳える儒達山(ユダルサン)は木浦のランドーマークで、儒達山の各所に展望のよい亭子(あずまや)があります。ゆっくり歩きながら森林浴ができる儒達山の散策路は、木浦市民だけでなく、観光客にも人気があります。他にも有名観光スポットとして三鶴島やカッパウィがあります。また、木浦駅広場から出発するシティツアーバスを利用すると、木浦の近代文化遺産を始め、主要観光スポットを手軽にめぐることができます。


江原道(東海市) , 三陟

東海武陵健康の森 (Donghae Mureung Health Forest): 癒しと健康のオアシス 韓国江原特別自治道東海市に位置する東海武陵健康の森 (Donghae Mureung Health Forest) は、自然の美しさと健康プログラムが融合したウェルネス観光地です。2024-2025年優秀ウェルネス観光地にも選ばれ、訪れる人々に心身を癒す特別な体験を提供します。 主な特徴 武陵渓谷:自然の楽園 武陵渓谷 (Mureunggyegok Valley) は、澄んだ渓流と壮大な岩々に囲まれた韓国を代表する景勝地です。渓谷の入口には、歴史的な詩人や書家たちの作品が刻まれた巨大な武陵盤石 (Mureungbanseok Rock) があり、訪れる人々を魅了します。山々と谷の美しさが調和したこの場所は、韓国が誇る自然の芸術です。 オソンニョタン野外プール 自然派プールであるオソンニョタン野外プールは、澄み切った武陵渓谷の水を利用し、夏の訪問者に涼を提供します。森林に囲まれた静かな環境で、リラックスと爽やかさを楽しむことができます。 癒しのプログラム * クラフト体験:エコバッグ、ヒノキ枕、天然石鹸など、自然を活かした手作り体験が楽しめます。親子で参加するのに最適です。 * 温熱セラピー:カプセル型セラピーベッドで体を温め、血行を促進し、免疫力を向上させます。 * テーマ別ヒーリングルーム: 塩洞窟:呼吸器系の健康をサポートする韓国産の天日塩を使用した癒しの空間。 赤土サウナ:体内の毒素を排出し、リラクゼーションを促進するサウナ体験。 酸素ヒーリングルーム:マッサージチェアやリラクゼーション機器で心身をリフレッシュ。 宿泊施設と食事 宿泊施設はヒノキ材、赤土、セリサイトなどの自然素材を使用して建てられており、環境に優しいデザインが特徴です。滞在中は、オーガニック食材を使用した健康的な食事を楽しむことができます。化学調味料や食品添加物を一切使用しないメニューが提供され、心身の健康をサポートします。 なぜ東海武陵健康の森 (Donghae Mureung Health Forest) を訪れるべきなのか? 東海武陵健康の森 (Donghae Mureung Health Forest) は、自然、癒し、持続可能なデザインが融合した特別な観光地です。リラックスしたい方、冒険を求める方、心身の回復を目指す方に最適な場所です。 東海武陵健康の森 (Donghae Mureung Health Forest) で、新しい癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか? 自然と調和しながら、体も心もリフレッシュできる特別な旅をお楽しみください。 ​『 COPYRIGHTS © 강원특별자치도 경제진흥원 All rights reserved. https://www.kwellness.kr』


京畿道(南楊州市)

*雲吉山の秀麗な風景が広がる水鐘寺* 水鍾寺は、鳥安面松村山の頂上付近にある奉先寺の末寺です。南西に広がる広州山脈にある雲吉山は、それほど大きくはないものの、奥ゆかしさのある名山と謳われています。特に水鐘寺から見る風景は壮観で、高さの違う山峰が連なり、漢江に合流する北漢江の勇壮な流れは一見の価値あり。水鐘寺の創建年代は確かではないものの、梵宇攷によると、世祖がこの寺に来て、土を掘り泉を見つけ、鐘を発見したことから水鐘寺と名づけられたとされています。1939年に石造仏塔を修復したとされており、1439年(世宗21年)に造られた仏塔だと推定され、朝鮮初期に創建されたものとされています。   水鐘寺は、複数回に渡る修復作業が行われ、長い年月の間に大雄殿と寮舎が壊れ、仏像もまた惨憺たる有様でした。1890年(高宗27年)に楓溪慧一が高宗に修復費用8000両を受取り、3月27日に修復工事を始め、6月28日に完成、翌年3月にはさらに4000両を受け、仏像4体と掛け軸3本を新しく奉安しました。また、1939年には住職・日照泰旭が大雄殿・禅楼を、1940年には霊山殿・独聖閣・御影閣などを再築しましたが、韓国戦争で全て焼失してしまいました。1975年慧光和尚が大雄殿を修復し、1999年には住職・東山が選仏場と三鼎軒を修復し、今日に至っています。1972年、八角五層石塔(第22号)と1995年仏塔(第157号)が京畿道有形文化財に指定されえ保存されています。