全羅南道(霊光郡 )

国道77号線・郡道14号線である白岫海岸道路は、霊光郡白岫邑吉龍里から栢岩里ソックミ村までの16.8キロメートルに達する道路で、全羅南道の名ドライブコースのひとつです。 海岸に見える芸術的な形をした暗礁がダイナミックな風景を演出しています。 特にここから見える西海(黄海)の夕日は美しく、年中観光客が絶えず訪れています。


忠清南道(青陽郡 )

無くなっていく長栍文化を守る長栍公園 青陽郡は清浄地域で現在は、西海高速道路の登場と公州と保寧を繋ぐ国道などが整備されて汚染されていない観光地に生まれ変わりました。大衆歌謡によって広く知られた七甲山がある青陽は長栍に関する様々な伝説と由来が多い場所で数百年前から長栍祭を開催するなどすでに韓国で最高の長栍文化保存地域です。 定山面松鶴里をはじめ、龍頭里、泉壮里、大峙里などが長栍の村として有名です。しかし時代の流れによって長栍文化の変形、歪曲されていることを残念に思い、青陽郡庁は七甲山に長栍公園を作ることを決めました。 無くなっていく伝統文化を継承、発展させていき、全国で最高の長栍文化保存地域として開発、観光名所にするために1999年5月「七甲山長栍祭り」を開催しはじめ、長栍公園というテーマ公園を作りました。ここには全国最大の七甲山大将軍と七甲山女性軍(高さ11.5m)があり、全国の長栍が再現されています。民俗学を学ぶ場所としても良く、家族で訪れても楽しめます。七甲山大将軍の全体的な意味は平和、安泰、生産そして跳躍をする青陽軍の未来と青陽人の精神を表現します。


全羅北道(茂朱郡 )

韓国百景のひとつに数えられる赤裳山(1,034m)は、四方が膨大な岩に囲まれ、また、その崖の周りに赤い葉の木が多く生息し、秋になると、まるで山全体が赤いスカートを穿いているようなことから「赤裳山」と呼ばれるようになりました。この山には、標高1,034mのキボン香炉峰(1,029m)、天日滝、宋の滝、長刀岩、将軍岩などの観光スポットがあります。   また、恭愍王23年(1374年)、崔瑩将軍が耽羅を討伐した後、帰国の際にここを通りかかり、山の形勢が要塞として適切であること思い、王に築城を提案したお寺があり、その後、複数の人が山城への提案を行い、朝鮮実録がここに保管されるようになることで、山城が増築され、高麗忠烈王3年(1227年)、月印和尙により創建されたとされる安国寺があります。赤裳山は、徒歩での登山だけでなく、車道が整備されており、車で登ることもできます。茂朱揚水発電所の建設により、山頂まで車道を建設したことで、15kmの登山車道が作られました。


慶尚北道(尚州市 )

鄭起龍将軍を祀る忠義祠(鄭起龍将軍遺跡地)忠義祠(チュンウィサ)には、朝鮮時代の宣祖の時代の武将で壬辰倭乱(文禄・慶長の役)時に功績を残した鄭起龍将軍の位牌が祀られています。忠義祠、神道碑、将軍墓所が1974年に地方文化財記念物第13号に指定されました。また、敷地内にある展示館には宝物第669号に指定されている5点(教書2点、教旨、信牌、玉帯各1点)と動産文化財(教旨19点、梅軒実記版木58点)が展示されています。また毎年10月頃には、この地域の住民が壬辰倭乱当時の尚州城奪還の場面を再現し、将軍の護国精神を広め、継承しています。


慶尚北道(鬱陵郡)

<台霞香木観光モノレール>は美しい神秘の島、鬱陵島の海岸秘境を一目で観賞できる出発点です。モノレールは台霞洞「黃土窟」で 鬱陵島で、最も素晴らしい展望を自慢する「台霞灯台」入り口まで運行します。全長304mのレールの最大角度39度の険しい傾斜を6分間あがると、四方がガラス張りの20人乗りのモノレールカー2台が連結して運行しており、海岸の景色を観賞しやすくなっています。モノレールから降りた後、10分ほど山道に沿って歩くと現れる、台霞香木展望台から見渡す海岸の絶景は「韓国10大秘境地域」として、多くの観光客が訪れます。天然記念物第49号であるイブキの森と、広々と広がっているエメラルド色の海が繰り広げる絶景は、自然と感嘆の声があがります。鬱陵島の北側海岸に沿って、広がっている孔岩、老人峰、ソンゴッ峰、三仙岩等の奇岩怪石の風景は壮観です。


全羅南道(霊岩郡 )

<コリアインターナショナルサーキット(Korean International Circuit: KIC)>は、全羅南道霊岩郡一帯にある2つのコースが合わさったハイブリッド「フォーミュラワン(F1)」サーキットです。 サーキットはF1グランプリのトラックと3.045kmの常設トラックの2種類が複合されており、レースの特長に適した距離のトラックを選ぶことができます。F1以外にも常設サーキットを活用した国内・外のモータースポーツイベントを持続的に誘致する予定です。 サーキットの全長は5.615kmと、全世界の中でもイタリアのモンザ(Monza)サーキット(5.793km)に次ぐ相当な規模であり、アジア地域では最長距離です。世界水準を誇る全羅南道のサーキットは、高さ14mのF1ピットビル、コントロールタワー、メディアセンター、チームビル、観覧席12万席、駐車場、娯楽施設などです。 特に最大の特徴は、海を舞台に走るスピードウェーという点です。また、カーレースの最大の魅力であるスピードを極限まで引き出だすという点もコリアインターナショナルサーキットの長所です。 また、FIA(国際自動車連盟)の国際長距離自動車のレースである「2010年、F1コリアグランプリ(2010 Korean Grand Prix)'」が韓国で初めて行われた舞台でもあります。


忠清南道(唐津市)

挿橋湖の艦上公園に、海軍・海兵の歴史や文化が体験できる珍しい空間が造成されました。ここには退役艦艇が2隻停泊しています。1隻は揚陸艦で、海軍と海兵隊に関連する展示施設で構成されており、もう1隻の駆逐艦では作戦室、レーダー室、艦長室などの軍艦施設物が体験できるようになっています。 《揚陸艦》 約100m、全幅15mで、主に上陸作戦と輸送任務を遂行する艦艇です。艦船乗組員約120人、水陸両用戦車15台、トラック15台、海兵隊作戦兵力を500人以上搭載することができ、現在は揚陸艦内部をテーマ別展示館として施設をリニューアルし、海軍や海兵隊の成長や発展過程、艦艇と艦砲の世界、延坪海戦、海兵隊上陸作戦と活躍像などを、立体ジオラマや特殊部隊要員の蝋人形、映像説明などを通して知ることができます。 《駆逐艦》 約120m、全幅12.5mで、対空、対艦戦闘能力を持っており、艦砲、ミサイル、魚雷、爆雷、機関砲などで重武装され、対潜水艦作戦能力が特に優秀な艦艇です。艦艇内部の作戦室、レーダー室、艦長室など、軍艦施設物が体験できるようになっています。


慶尚南道(泗川市 )

泗川空港(サチョンゴンハン)は慶尚南道泗川市泗川邑に位置しており、晋州市庁と約20km離れています。近くに智異山と閑麗海上国立公園があり、晋州空港とも呼ばれています。年間16万5000回の航空機運航が可能で、135万人を収容することができます。300台余りが駐車できるスペースがあり、現在、ソウルと済州路線を運航中です。   参考ページ:泗川(晋州)空港