忠清北道(提川市 )

シネマ360は、全方位360°いっぱいに超高画質映像とサウンドが織りなす、いままでにない新しい世界を経験できるフルスクリーン映像館です。 VR(バーチャルリアリティ)機器がなくても立体的な映像を楽しめる新しい方式のVR体験館で、映像館を横切る高さ6mの透明なガラスの橋の上に立っていると、いままでにない新たな胸躍る体験ができます。 堤川(チェチョン)を紹介する「空中散策」、そしてドードー鳥とともに大自然の旅を楽しむ「ふたたび、地球」の二つの映像を15分間上映します。


慶尚北道(亀尾市 )

地域文化の広報および活性化のための空間、亀尾市立民俗館 慶尚北道亀尾市元坪洞にある民俗専門市立博物館として亀尾市が亀尾地域の歴史と文化を広報する目的で1994年2月17日に開館しました。亀尾地方の歳時風俗に関する展示を通して嶺南内陸の農耕民俗の意味をわかりやすく展示しており、特に農耕時代の伝統的な仕事や遊びそして祭事の特徴とその調和を感じることができるようにしました。 亀尾市立民俗館の資料に関して 亀尾市立民俗館の民俗館には亀尾地方の歳時風俗に関する遺物が展示されています。歳時風俗とは伝統的な農耕生活が1年周期で回ってくることをいいます。歳時風俗は陰暦で日数を数え、24節期によって農業の時期を計算していた農耕時代の伝統的な社会文化性の集約です。ソルラル、端午、秋夕などの名節を過ごす様子はもちろん、季節によって違う農業活動と余暇の遊びなど伝統的な生活方式を見ることができます。亀尾地域の歳時風速を春夏秋冬で分け、遺物、模型、ジオラマなどをとおして表現してあります。展示物は農機具764点、民俗品1,003点、陶土類20点などを保有しています。


忠清南道(公州市 )

中洞(チュンドン)聖堂は、公州(コンジュ)地域で初めてのカトリックの聖堂として1897年建てられ、初代神父にはフランス人宣教師ギナンが赴任しました。 その後、1921年第5代主任神父として赴任した崔鍾哲(チェ・ジョンチョル)神父が新たな聖堂の建立を計画、1937年現在の聖堂の建物を造り上げました。 その後も新しい建物を建築、1981年には「天使の家」という講堂を、1989年には新しい司祭館と修女院(修道院)を完成させました。1997年には設立百周年を記念し、聖堂の建物を大々的に修復しました。翌年の1998年、中洞聖堂は忠清南道記念物第142号に指定されました。 中洞聖堂は伝統の木造建築から現代建築へと切り替わる時期のゴシック様式の建造物として高く評価されている建物です。本堂を上から見るとラテン十字の形をした構造となっており、外観は赤煉瓦の外壁となっています。中央玄関の屋根には高い鐘塔があり、玄関入口や窓の上部には先が少しとがったアーチ型の装飾がなされています。 近くにはクッコゲ文化の通りや忠南歴史博物館など数多くの観光スポットもあり、日帰り観光におすすめのコースです。


江原道(太白市)

韓国で唯一古生代の地層の上に建設された古生代をテーマにした専門博物館・太白(テベク)古生代自然史博物館。 古生代に生息していた動植物の化石や模型、古生代の地層の岩石などが数多く展示されています。 古生代の海に生存していた海洋生物を素晴らしい映像でご観覧いただけるビデオ映像室があるほか、恐竜やアンモナイト、マンモスなど絶滅した動物の化石や模型も展示されています。 室内体験場をはじめ、野外体験場も充実しており、また近くの河原では、化石や堆積構造も観察でき、1億5000万年前の地球を興味津々体験できるのがこの太白古生代自然史博物館です。


京畿道(加平郡)

エーデルワイス・スイステーマパークは、京畿道(キョンギド)加平郡(カピョングン)雪岳面(ソラクミョン)にある、スイスの小さな村のお祭りをテーマにしてつくられたテーマパークです。 ここには美しいスイスの建物や風景があり、またさまざまな博物館、ギャラリー、テーマ館、フォトゾーン、トリックアートなどの施設も充実しています。小さいけれども美しいスイスの村に来たかのような感じになれる場所がここエーデルワイス・スイステーマパークです。


江原道(原州市)

* 韓国国内唯一の木版画展示館、古版画博物館 * 江原道(カンウォンド)原州市(ウォンジュシ)神林面(シンリムミョン)黄屯里(ファンドゥンニ)にある韓国でひとつしかない、全世界の古の時代の木版画を展示する専門博物館・古版画博物館。 2004年にオープンした古版画博物館は、韓国・中国・日本・チベット・モンゴル・インド・ネパールなど版画が発展した東洋各国の古版画関連資料を収集・所蔵・展示し、研究・教育を行っています。 所蔵品には木版原板1800点をはじめ、版画で刷られた木版画作品およそ300点、木版で刷られた書籍およそ200点、木版関連資料およそ200点など、すべてでおよそ3500点の所蔵品があります。 また古版画博物館では常設版画体験館を設置、目で見るだけでは物足りない方向けの芸術体験教育を行う場所としてもご利用頂けます。 このような試みが評価され、2005年からは文化観光部で実施している社会芸術教育プログラム実施機関に選定されました。


慶尚北道(蔚珍郡 )

徳邱(トック)渓谷はおよそ3kmほどの渓谷で、渓谷に沿って世界各国の有名な橋のミニチュア版が再現されていることでも有名です。 特色ある景観を誇る徳邱渓谷の近くには、韓国で唯一自噴する徳邱温泉もあります。徳邱渓谷地域は主に花崗片麻岩からできた地質で、花崗片麻岩のひび割れた部分に入り込み固まった安山岩もあちらこちらで見受けられます。徳邱渓谷の渓流はこのような岩石に影響を受けながら下流へと流れ下っています。 徳邱渓谷の渓流は最初北東方向へと下り、その後東側に向きを変えます。これは北側の地域に硬い花崗岩の層があり、渓流の水がこの層の岩を侵食できないことによるためです。また、東の方向には割れたびびにそって発達した安山岩が数多く見受けられますが、この安山岩は花崗片麻岩や花崗岩より渓流の流れに侵食されやすく、それだけ渓流の流れが東寄りの流れとなりやすくなります。徳邱渓谷の名所・龍沼(ヨンソ)瀑布は丸く屈曲した滝ですが、花崗片麻岩の岩盤のため渓流に洗われてもあまり侵食されないため、緩やかな傾斜の滝に形づくられました。 <出典:慶尚北道東海岸国家地質公園>


慶尚南道(晋州市 )

晋州(チンジュ)のソッサウム・闘牛は、戦乱の三国時代に新羅が百済と戦い、新羅が勝ったことを祝う宴で行ったのがその始まりとされているほど、その起源は古く、当時の闘牛の形も古の時代から代々継承されてきました。 ここ晋州市ではこのような悠久の歴史を誇る韓国伝統闘牛の発祥地としての地位を確立するとともに、闘牛を伝統民俗文化のひとつとして伝承・発展させる目的で、市内にある晋陽湖(チニャンホ)畔に韓国初の伝統闘牛競技場(闘牛場)・晋州闘牛競技場を建設しました。 毎年、論介祭、開天芸術祭開催時には全国大会や、3月から11月までの期間中の毎週土曜日に常設闘牛大会を開催し、晋州を訪れる方々に他では味わえない闘牛のすばらしさを披露しています。


全羅南道(光陽市 )

この建物は、韓国を代表する詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)が生前に書き残した遺稿を所蔵しているところです。 尹東柱(1917~1945年)は1941年に「空と風と星と詩」を発刊しようと試みましたが、日帝の妨害により実現できませんでした。  この詩の原稿を尹東柱の親友で、後にソウル大学校国文学科教授となる鄭炳昱(チョン・ビョンウク=1922~1982年)氏に託しこの場所で保管、植民地時代にも苦労の末守り抜き、日本からの植民地支配が終わった1945年の光復(クァンボク)から3年たった1948年、ようやく出版にこぎつけ、日の目を見ることとなりました。 この家屋は鄭炳昱氏の父親が建てたもので、醸造場と住居を兼ねた建物となっています。 <出典:文化財庁国家文化遺産ポータル>


京畿道(河南市)

河南歴史博物館は京畿道河南市(ハナムシ)を代表する公立博物館で、河南市の歴史と文化を市民とともに共有する目的でオープンしました。 地域と関連した展示や所蔵品の収集・管理、市民のための教育プログラム実施、管内文化財調査などを通じて地域住民とともに作り上げる博物館を目指し、さまざまな活動を続けています。 河南の歴史をくまなく盛り込んだ常設展示をはじめ毎年新しく開催される企画展示もあり、また子どもや家族連れの観覧客のための子ども体験室(1階)も設けられています。 河南歴史博物館は今後も市民とのコミュニケーションの場として、そして地域文化を代表する文化スペースとして一役を担っていく所存です。