全羅北道(茂朱郡 )

茂朱チジョンマウルの石塀は典型的な石塀で、全長約700mのうちほとんどを土と自然の石で積み上げた土石塀です。 山里のこぢんまりとした雰囲気とよく合っています。


ソウル(広津区)

モンゴルウランバートル文化振興院は日ごろ馴染みの少ないモンゴルを韓国社会により詳しく紹介するため、韓国・モンゴル両国の首都であるソウル市とウランバートル市の支援を受けて2001年に設立された文化院です。 2001年に設立されて以来、毎年、在韓モンゴル人のためのナーダム祭りが行なわれ、モンゴル文化ハンマダン、モンゴル奉仕団、モンゴル語学堂などさまざまな文化交流活動を通じて韓国とモンゴルを結ぶ確かな架け橋として日夜努力しています。


ソウル(麻浦区) , 汝矣島・永登浦・麻浦

延南洞(ヨンナムドン)工房通りは、ソウル・麻浦(マポ)の若手アーティストが活動する工房やセレクトショップなどが軒を連ねているところで、京義線(キョンイソン)森の道公園の延南洞区間そばにできた文化の香りが漂う通りです。 小さな路地に入るとかわいい小物を扱うお店や壁画なども描かれ、若手芸術家の手工芸作品にも出会える街です。


ソウル(江西区) , ソウル西部

ソウル植物園は世界12都市の植物と植物文化を紹介し、都市における自然と生態に対する向き合い方を高めるためソウルに残る最後の開発地域・麻谷(マゴク)地域に造成されました。ソウル植物園は植物園と公園があるいわば「ボタニックパーク」で、その面積はサッカー場70面分の広さに及びます。 絶滅危惧種に指定された野生植物の生息地を拡大し繁殖が難しい種の増殖研究、品種開発など植物の育成という植物研究保全機関の本来の役割はもちろんのこと、都市の庭園文化拡大の最前線基地として、そして生涯教育機関としての役割も担っています。 ソウル植物園は、開かれた森、テーマ園、湖水園、湿地園の4つのエリアに分かれ、中でもその中心となっているのが植物文化センターや野外テーマ庭園、麻谷文化館があるテーマ園です。


慶尚北道(浦項市 )

九龍浦(クリョンポ)日本人家屋通りは1883年朝鮮と日本との間で締結した「朝日通商章程」以降、日本人が朝鮮に渡り居住したところで「日本人家屋通り」として当時の家屋が数軒残っていたところを浦項市が「日本人家屋通り」として整備したところです。 当時の料理店として使われていた「古里屋(ふるさとや)」の日本家屋は当時の内部をそのまま残し喫茶店として現在では営業しています。日本のさまざまなお茶を楽しむことができ、浴衣の試着体験も可能です。 また日本人が勉強した小学校や1900年代当時使われた形を再現して作られた郵便ポストなどもあります。 公園の階段から見下ろすと目の前には素晴らしい漁村が開け、漁村の生活が手にとるように感じされることから大韓民国景観大賞を受賞した場所でもあります。


ソウル(瑞草区)

イスラエル及びユダヤ学関連専門書籍を完備した専門図書館を運営しており、またヘブライ語講座が開設され、初級、中級課程が現在開設されています。 国際シンポジウム、セミナー、各種展示会、演奏会、親善公演、ハープコンクール大会、博覧会などをイスラエル大使館と共催、あるいは単独主催し、韓国の中でイスラエルについて知らしめ、韓国とイスラエルを結ぶ架け橋の役割を果たしています。


忠清南道(論山市 )

遯岩書院は1634年、現在の場所より1.5キロメートルほど離れた場所に建てられ、1660年に王より扁額が下賜されました。書院が建てられた場所は低地で、洪水のときに庭まで水が流れ込んでくるため、1880年に現在の場所に移されました。1865年の書院撤廃令が出たときも撤廃を免れた書院です。儒学者により毎年2月と8月の中丁(月の中旬の丁(ひのと)の日)に祭祀が行われています。 ※所有者:光山金氏一族


仁川(南区)

水準原点とは韓国の国土の標高を測る基準点のことで、平均海水面との差を測り、1963年陸地に設置した施設物です。 全国の水準点及び三角点の標高もこの原点を基準にしており、測地学及び地球物理学研究の基準に利用されています。 韓国では1914年から1916年にかけておよそ三年間、仁川港(インチョンハン)で発生する干満の差を測定しその平均値を平均海水面と定めました。 このような平均海水面との差を測定し陸地に設置した施設物が水準原点で、この水準原点の標高は26.6871mとなっています。水準原点は基礎となる石の上に花崗石で造られた六面体の設置台を置き、さらにその上に紫水晶で表示しており、小さな円形の煉瓦造りの建造物がこの水準原点の周りを覆い保護しています。 元々、仁川港の干満の差を測定し平均海水面を測定しそれに基づき仁川水準基点を仁川広域市中区(チュング)港洞(ハンドン)1街2番地に設置していましたが、1963年この水準基点を基に精密に測定し直し、現在の場所に大韓民国水準原点を設置、現在もこの水準原点を基準点として利用しています。 水準原点から測定し全国の国土及び主要地方道におよそ2kmおきに設置されている水準点は、各地域の標高の値を測定する基準となります。水準原点は国土の標高を測定する基準点となる重要な施設で、学術的、歴史的価値が大変高いものとなっています。


慶尚南道(南海郡 )

三東面、昌善面にある只族村の間を流れる只族海峡では原始漁業竹防簾が行われています。只族海峡に、V字型に竹でできた定置網である竹防簾は長さ10mほどの竹300本ほどを流れが速くて水深が浅い場所に水の流れとは逆方向になるように設置する原始漁場です。只族海峡は水が澄んでいて流れが速いためこの場所で生産される水産物は淡白で歯ごたえも良くておいしいです。水が流れる時にを見て、1日に2回、魚を引き上げる姿を見ると自然産の刺身が食べたくなるでしょう。特にカタクチイワシやワカメは只族海峡の最高の特産物です。


江原道(三陟市)

天然記念物第178号に指定されている大耳里(テイリ)洞窟地帯にある「観音窟(クァヌムグル)」は、規模と景観に優れており、韓国国内で美しく学術的価値が高い洞窟として評価されているだけでなく、世界洞窟学界でも洞窟らしい洞窟として認められています。 洞窟入口は幅4.2メートル、高さ3メートルで本洞の長さは1.2キロメートル、支洞の長さは0.4キロメートル、洞窟の全長は約1.6キロメートルで、現在も洞窟生成物が活発に成長しています。本洞は天井の高さが20メートルに達する所もあります。一年中地面には洞窟流が流れ落ちており、その流出量は1日に15,000立方メートルに達します。洞窟内には4つの滝があり、第4の滝は高さ9メートル、滝の下部には長軸40メートル、短軸18メートル、高さ22メートルの広場があります。洞窟内の洞窟生成物には白色の鍾乳管をはじめとし、鍾乳石、石筍、石柱、楯状鍾乳石、洞窟サンゴ、洞窟真珠、ヘリクタイト、石花、膜状鍾乳石など石灰洞窟で現われるほとんどすべての種類の洞窟生成物が見られます。