青松 平山申氏 判事公派宗宅と分家古宅
 
慶尚北道(青松郡 ) ,
平山申氏判事公派宗宅(ピョンサンシンシパンサゴンパジョンテク)は、1990年に慶尚北道民俗資料第89号に指定された古宅です。 この家は、朝鮮時代の粛宗(在位期間1674~1720)の時代に申漢泰が建てた建物で、申崇謙将軍の15代子孫である申得清を始祖としています。 家の構造は、朝鮮時代の上流階級の典型的な住宅様式をしています。大門の横にヘンナンチェ(門屋)とコッカン(庫間、穀物や物を入れておくところ)があり、広い庭にはㅁ型のアンチェ(母屋)と別室、亭子(あずまや)などが建っています。 また、平山申氏判事公派宗宅の近くには棲碧古宅(慶尚北道民俗資料第101号)と泗南古宅があります。どちらも朝鮮後期に建てられた平山申氏判事公派一族が暮らしていた家屋であることから、このあたりに集姓村が形成されていたことがうかがえます。

旧助羅海水浴場
 
慶尚南道(巨濟市 ) ,
旧助羅海水浴場は周囲の美しい自然景観と水中まで透き通って見えるほどきれいな海だけでなく、交通の便もよい海水浴場です。韓国戦争後、捕虜収容所が巨済に設置され、米軍により海水浴場として利用され、1970年以降に全国的に広く知られるようになりました。白い砂浜の長さは1.1キロ、幅は30メートルで、砂がなめらかで、水深が浅く、水温も適度で海水浴を楽しむのにぴったりです。また、東に望山、西に水晶峯、沖に内島、西海にユンドル島があり、秀麗な景色を誇っています。内陸型海岸地帯で、湖のような静かな雰囲気を醸し出し、海からとれる新鮮な刺身が味わえ、カタクチイワシやワカメなどの特産物も購入することができます。そして、海水浴場の周辺にある朝鮮中期に築城された旧助羅聖地や内島、外島、海金剛など有名な名勝地を遊覧船を利用して観光することもできます。

漢拏山 城板岳
 
済州道(済州市 ) ,
漢拏山に登る数あるコースのうちの1つに城板岳(ソンパナク)コースがあります。城板岳コースは、観音寺コースと合わせて白鹿潭を眺めることができる漢拏山の東側にあるなでらかな傾斜のコースです。2003年3月より頂上への登山が可能になりました。 済州市と西帰浦をつなぐ5.16道路の中間地点の最も高い所には城板岳休憩所があり、ここが城板岳コースの入り口となっています。登山路にはヤブマオなどの広葉樹が生い茂っており、歩きやすくまた山林浴も楽しめます。季節折々の漢拏山の美しさが感じられるコースで、城板岳の登山路に沿って頂上へ向かっている途中には高さ1,215mの城板岳も見えます。  

下古水洞海岸
 
済州道(済州市 ) ,
サイパンの海岸と言われるほど、青い海が美しい下古水洞海岸(ハゴスドンヘビョン)。小麦粉のような柔らかい手触りの砂と、水深が比較的浅いため家族で海水浴を楽しむのにお勧めです。また、海水浴場の砂浜で貝殻拾いも楽しめます。夏の夜には、カタクチイワシ漁船のライトが海面を照らし美しい夜の海を演出します。

ヒルクレスト(旧ハーブヒルズ)(힐크레스트)
 
大邱広域市(達城郡) ,
自然と共に、エコテーマパークヒルクレスト 季節ごとに様々なイベントと見所がたくさんある国内最大のエコテーマパークで五感を満足させる多様な体験とプログラムが豊富です。3,000余坪の大規模なハーブ庭園と様々なテーマガーデンがあり、四季の美しさを鑑賞することができ、メタセコイア樹木のフィトンチッド森林浴も楽しむことができます。嶺南地方の唯一の緑茶畑である「キム・テヒ緑茶畑」と韓国の伝統文化を体験する施設がひとつになり美しい自然景観を誇っています。高い木々の間で楽しむ環境にやさしいスポーツ施設である「エコアドベンチャー」も2008年にフランスの技術陣によって竣工されました。その他にも家族で楽しめる動物園、公演、展示、遊び場、多様な体験施設、プール(夏季)、そりすべり(冬季)、ハーブ食品などがあり代表的な観光地として有名です。  ヒルクレストで出会える多様な体験 ハーブヒルズでは多様な体験プログラムを運営しており、訪問客に一味違う楽しみを提供しています。植物を植えながらハーブの知識を学ぶことができるハーブ 手工芸天然ハーブ石鹸とアロマの知識を学ぶことのできる天然ハーブ石鹸、アロマキャンドルと押し花で作るハーブキャンドル体験、押し花を利用して多様な品物を作るハーブ押し花工芸体験などもあります。

栗浦海水 緑茶温泉
 
全羅南道(宝城郡 ) ,
栗浦海水緑茶温泉(ユルポヘス・ノクチャオンチョンタン)は、宝城にある唯一の海水浴場「栗浦海水浴場」にあります。海水と緑茶を使った「健康浴」を楽しめる独特の温泉です。松林と海を眺めることの出来る休憩室を設けており、 南海岸の新たな休養地となっています。 緑茶は高血圧、動脈硬化、口臭、角質除去などに効果的で、髪につやを与え、ふけを取り除く効果もあります。また、海水は胃腸病、婦人病、皮膚炎、成人病、関節炎の治療に大変効果的であることが知られています。

蔚珍 厚浦港
 
慶尚北道(蔚珍郡 ) ,
蔚珍(ウルチン)郡の最南端にある厚浦港(フポハン)では、東海でとれる魚のほとんどが見られます。厚浦港の裏の坂の上には厚浦灯台があります。厚浦灯台は夜になると灯かりをともし、昼には展望台の役割を果たします。灯台のある坂の上には、子供たちの遊び場や休憩所もあります。坂の上からは、海や蔚珍郡の姿だけでなく、高さ1004mの白岩山を見ることもできます。明け方の厚浦港では、とれたての魚と市場の様子を見物したり、新鮮な魚を安くで買うことができます。また、厚浦港には刺身の店がたくさんあることで有名で、温泉も近くにあります。

ダレンイ村
 
慶尚南道(南海郡 ) ,
南海「佳川ダレンイ村」は海辺に挟まれている雪屹山(488m)麓の急斜面を削って石築を積んで作った階段式畑が美しい景色を作り出す所で有名です。ダレンイ村は南側に位置しているので真冬にも雪が降らない暖かい村で、ヨモギとホウレンソウなどの若菜が一番最初に芽を出す場所であり、海風の影響で作物の病害虫発生率が低くて親環境農業が可能な村です。また、田舎の人の情と土の暖かさを感じることができるこの村では、2007年から毎年春に「ダレンイ農業祭」が開かれます。

康津高麗青磁窯址
 
全羅南道(康津郡 ) ,
康津郡大口面一帯は韓国の中世美術を代表する高麗青磁の生産地です。1963年に史跡第68号に指定された高麗青磁陶窯址は9世紀から14世紀までの約500年間、青磁を生産していた場所で9つの村に約180ヶ所に窯があり、18万余坪を文化財保護区域として指定して管理しています。 高麗時代に青磁を生産していた場所として康津と扶安などがありますが、全国的に現在まで発見された400余基の昔の窯の大部分は康津にあります。その中でも沙堂里は製作技術の絶頂期にいたる時期に青磁を生産していた地域で、韓国の国宝や宝物として指定されている青磁の80%遺産がここで生産されたほど、この技法の優秀性と芸術的価値は世界的に認められており、フランスのルーブル美術館にも保管されています。