南項津海岸
 
江原道(江陵市)
全長600メートル、面積2万4千平方メートルの白い砂浜が広がる海水浴場です。周辺には刺身屋、松林、民宿、各種施設などがあります。

頭輪山ケーブルカー
 
全羅南道(海南郡 ) ,
頭輪山(トゥリュンサン)は南道にある名山で大芚山とも呼ばれています。高さは703mで大小8つの霊峰から成っています。寺院や遺跡が多く、自然環境が素晴しく、暖帯性常緑広葉樹や温帯性落葉広葉樹が森を形成し、植物分布学上重要な価値を持っています。 大興寺入口から頂上までは約2~3時間かかり、反対側の入口にある頭輪山ケーブルカーを利用すると、頂上のすぐ下まで行くことができます。頭輪山の頂上からは多島海と平野が広がっています。ケーブルカーの長さは1,500mで、片道10分程度かかります。

七甲山道立公園
 
忠清南道(青陽郡 ) ,
忠清南道・青陽郡にある海抜561メートルの七甲山(チルカプサン)は、1973年に道立公園(トリプコンウォン)に指定された山。 忠清南道のアルプスと呼ばれるこの山は、高くはありませんが多彩な姿を見せる峰々や深い谷、鬱蒼と茂る森など、自然あふれる場所として地元の人々に愛されている山です。 春には朝鮮山ツツジや桜、夏には深く涼しい森、秋には赤く燃える紅葉、冬には雪景色と、1年を通してそれぞれの魅力があり、7コースある登山路から好みに合わせてハイキングを楽しむこともできます。

全谷里先史遺跡
 
京畿道(漣川郡) ,
韓国の旧石器遺跡を代表するこの遺跡地は1978年米軍兵士によって偶然石器が発見され、世界的に注目される旧石器時代の遺跡地として知られるようになりました。1978年の石器発見以降現在まで11回にわたる発掘が行われ、3000点以上の遺物が採集されています。これら石器の発見は、東アジアとアフリカ、ヨーロッパで旧石器文化を二分していたモビウスの学説を変えるきっかけにもなりました。また東アジアの旧石器文化を新しい角度から理解しようとする試みが増え、これは韓国の旧石器研究だけではなく、全世界の旧石器研究を豊富にすることにもなりました。現在全谷里先史遺跡地内には旧石器遺跡館や資料館などの施設と、旧石器時代の生活が表現された野外造形物が自然環境と調和するように配置されて旧石器時代をわかりやすく理解できるように工夫されています。

任実チーズテーマパーク
 
全羅北道(任実郡 ) ,
任実チーズの始まりは1958年にさかのぼります。当時、任実には特徴的なものや特産品がありませんでした。そんな任実にベルギー出身のチ・ジョンファン神父がやって来ました。当時の任実郡長は神父に信者だけでなく任実全体のためになるような仕事をしてほしいと依頼し、その結果チーズの製造が始まりました。はじめチーズの製造はヤギの乳を使って作られました。ヤギ2匹から始まった任実チーズですが、今や任実チーズテーマパークが作られるほど大きな成功を収めました。任実チーズテーマパークは任実のチーズ観光産業を先導するベースキャンプのような役割を果たしています。 任実チーズテーマパークではチーズ体験場、広報館、乳加工工場、特産物販売場など様々な施設を通して任実チーズの過去と現在、未来に出会うことができ、またチーズ科学研究所ではプレミアムチーズの生産のための研究が行なわれています。さらに、広い草地とヨーロッパ風の景観をバックにチーズ体験プログラムが運営されており、子どもたちの体験学習スポットとしての役割はもちろん、家族連れやカップルで訪れることのできる農村観光名所となっています。

牛島 珊瑚海岸(西浜白沙)(우도 산호해변
 
済州道(済州市 ) ,
牛島の珊瑚海岸(サノヘビョン)(西浜白沙海水浴場)は、エメラルド色の澄んだ海と、珊瑚礁でできた白い砂浜が広がります。水深によって海の色が違って見えるため、南太平洋や地中海にも劣らない美しさを誇ります。

金井山城
 
釜山広域市(金井区) ,
釜山の金井山(クムジョンサン:801.5m)の頂上に位置する金井山城(クムジョンサンソン)は、本来は東莱山城でしたが現在は金井山にあるということで金井山城と呼ばれています。金井山城 は長さ17,377km、城壁の高さ1.5m~3m 程で国内では最も規模が大きい山城。現在は約4kmの城壁だけが残っています。 築城年代は正確な記録がありませんが、 位置や規模からみて三国時代(高句麗、百済、新羅の3国が争っていた時代)に築城されたものと推測されています。現在の山城は肅宗(1703年)の時に作られたもので壬辰倭乱(1592-1598)の後日本の再侵入に備えて石を積み重ね始め1707年に建て直されたもの。1940年代には山城が荒廃しましたが、1971年、史跡第215号に指定された後、2年に渡り東、西、 南門を復元、現在も復元事業が進められています。山城には城門の上に建てた楼閣である門楼と遠くを見張るための楼閣である望楼があります。 金井山城は泉水がとても多く花崗岩地帶からは洞穴と大小の峰を見ることが出来ます。

求礼 山茱萸村
 
全羅南道(求礼郡 ) ,
春香伝の南原で高速道路のような19番国道に乗って、パムジェトンネルを過ぎるとそこが求礼です。求礼郡の山東面は、「山茱萸(ミズキ目ミズキ科の落葉小高木)の故郷」として広く知られてきました。韓国の山茱萸(実)生産量の67%を占めているほど山茱萸の木が多くあります。 山茱萸の木は、日較差が大きく、排水が良い海抜200~500mの盆地や山岸でよく育ちます。 こうした自然条件をまんべんなく持った山東面の桂川里、大坪里、位安里では山茱萸の高木が森のように生い茂っています。この中でも特に万福台(1433m)の西南側の麓に育った位安里山茱萸サンウィ村は最も代表的な山茱萸村として選ばれています。 村の裏側には雪を覆った智異山の峰が屏風のように囲んでいて、村の右側には小さな谷間があり、素晴らしく美しい自然環境を持っています。その上、この村はカエデの木の水が多く出ているところとして有名です。 さらに山茱萸村の下方には国内唯一のゲルマニウム温泉と呼ばれる智異山温泉団地があり、湯に浸かりながら疲労を取ることもできます。毎年少しずつ違いがありますが、大体山茱萸サンウィ村の花は、3月20日~31日の間が最も絶景だと言われています。 *求礼山茱萸の特性と効能 1)特性-果肉が多く、着色がよく、赤い実の色が眩しく光って全国で第一の品質として全国生産量の67%を占めています。 2)効能-心臓と骨髄を強くし、腰やひざの新陳代謝を助けて痛みを和らげてくれる効能があります。冷や汗、息切れ、腰痛にも効果があります。

太和江
 
慶尚南道(金海市 ) ,
蔚山市を東西に横断する太和江は、迦智山サルパウィ、白雲山タプコルセムなどで発生し、蔚山市街地を過ぎ、東海の蔚山湾に向かって流れる長さ47.54㎞の川です。蔚山市民と歴史を共にし、蔚山の誇りであり、大切な河川です。 太和江は蔚山が開発される前は、1級水の川でアユやサケなどが集団で生息していた澄んだ川でしたが、産業化が進み、各種排水で汚染され、段々と市民から目をそらされるようになっていました。その後、太和江を生き返らせるプロジェクトが進められ、今の姿に戻りました。 太和江には蔚山の象徴である鯨と白鷺の形状を象徴的に表現した、非対称構造の「十里竹田橋(太和江の橋の中の一つ)」と渡り鳥や太和江の自然観察ができる「太和江展望台」があります。また、テスプ公園、芝生、散歩道、体育施設などの便利施設が設けられており、市民の憩いの空間として、多くの人々に愛されるだけでなく、美しい自然の姿を保った渡り鳥の生息地としての位置を確立しています。 この他にも、上流流域の迦智山一帯は、都立公園に指定されており、周辺に多くの文化遺産が散在しています。