スパプラス
 
京畿道(利川市)
京畿道利川にあるスパプラスは、500年程前から温泉で有名な地域です。ここの温泉水は眼病や皮膚病に効果のある成分が含まれています。スパプラスにはテーマ別のチムジルバンや、野外で楽しめる温泉もあります。 2002年の12月にオープンしたスパプラスは、「ホテルミランダ利川」内にある温泉です。ホテルミランダ利川は、10階の本館と3階の別館からなる利川地域最大の特2級ホテルです。

北漢山国立公園
 
ソウル(恩平区) ,
北漢山は1983年国立公園に指定された総面積80.669㎢の山です。北漢山の頂上は白雲台(836.5m)・仁壽峰(810.5m)・萬景台(799.5m)からなり、朝鮮時代には三角山とも呼ばれていました。これは最高峰の白雲台とその東側にある仁壽峰、南側にある萬景台の3峰が三角形の形をしていることから名づけられたといいます。 北漢山と呼ばれるようになったのは、朝鮮第19代目国王の肅宗の時代に北漢山城を築城した頃からだと推定されています。  

国立ハングル博物館(국립한글박물관)
 
ソウル(龍山区)
国立ハングル博物館は韓国の代表的な文化遺産であるハングルの歴史と価値をわかりやすく説明した展示や体験、また学問の機会を提供する博物館です。地下1階及び地上3階の建物には文化行事、展示、教育などが可能な野外芝生広場と憩いの場があります。1階にはハングルヌリ(図書館)があり、2階は常設ショールームとハングル文化商品ショップや喫茶店、3階は企画ショールーム、子供のためのハングル遊び場、外国人のためのハングル学習の場などで構成されています。

清風文化財団地
 
忠清北道(提川市 ) ,
忠州湖を見下ろすことができる山の端に位置した清風文化財団地は、忠州ダム建設によって水の下に沈むことになったことを受け、1983年から約3年にかけて現在の位置に移転・復元されました。移転先には、寒壁楼、錦南楼、八詠楼、凝清閣、清風郷校、古家4棟など、国宝2点、地方有形文化財9点、非指定文化財42点と遺物約1,900点があり、また遺物展示館には、300点ほどの遺物を展示、先祖の息づかいを感じることができます。

スキンアニバーサリー・ビューティータウン
 
京畿道(坡州市 )
韓国の美容文化のツアープログラムとして開発された「スキンアニバーサリー・ビューティータウン」は、様々な美容文化の体験ができるスポットです。ビューティータウンとしては世界最大の規模を持ち、2000人以上を同時に収容できる施設を持っています。ビューティータウンの美容体験プログラムは完全予約制となっており、韓国ならではのフェイシャルマッサージスキンケアプログラム、韓流スターのメイクアップを真似ることができるメイクアップ演出、絵の中の主人公になれるトリックアート写真体験、美肌メニューでいっぱいのバイキングレストランなど、様々な韓国の美容文化を合理的な費用で楽しむことができます。

貞陵 [UNESCO World Heritage]
 
ソウル(城北区)
貞陵(ジョンヌン)は、朝鮮を建国した太祖の第2夫人の陵。他の陵に比べ小規模で豪華でもなかったためきちんと保存もされていませんでしたが、その理由は朝鮮時代の王位争いによるものとされています。当時王には何人かの夫人がいて、後継ぎも決して少ない方ではありませんでした。王の崩御後は第1夫人の長男が継ぐのが普通ですが、王の座に就こうとその子ども達が争いを始め第2夫人が自分の息子を王位に就かせましたこれに対し太宗は第2婦人に対する憎しみを燃やし、自分が王座についた後その墓を手入れできないようにしてしまったのです。全体的な作りは他の陵と同ですが、貞陵はこのような理由によって他の陵に比べ粗末なものとなっています。また他の陵と違う点として、紅門と丁字閣を結ぶ線は普通直線ですが貞陵は直角であり、これを見てもこの陵が冷遇されていたということが分かります。しかし今では家族や恋人たちが訪れ、散歩のコースとして人気。周囲の木々も美しく静かな雰囲気が都会の喧騒をしばし忘れさせてくれます。また管理事務所前の左側の道に沿ってしばらく行くと樹齢300年のけやきもあり見所となっています。

世界民俗楽器博物館
 
京畿道(坡州市 )
世界民俗楽器博物館は国内で最初の世界の民俗楽器を集めた専門博物館です。アフリカの打楽器やイスラム、北東アジア、南太平洋に浮かぶ島など約70ヶ国500点以上の楽器を保有しています。ここでは楽器を見て実際に触って演奏することができばかりでなく、楽器を深く学ぶことができる文化芸術体験の空間でもあります。また、地域文化の理解を助けるために各地域の伝統的な衣装を着た人形や絵画などが並んでいます。

束草 雪岳日の出公園
 
江原道(束草市)
雪岳日の出公園(ソラクヘマジコンウォン)は、東海から昇る日を見ることができる名所。公園の広さは20,952㎡にもなり、海岸の松林の間から見る日の出は特に有名です。ここは昔より“内勿淄(ネムルチ)”と呼ばれてきた場所で、これは朝鮮時代(1392-1910)に、宋時烈(朝鮮時代後期の学者)が巨済島に島流しにされる途中この地で大雨に遭い、この村が水に浸かってしまったのを見て“勿淄”と呼んだということから付けられました。この公園にはジャンボリー記念塔、野外公演スペース、観光案内所などがあり、海岸には散策路があります。また東海を背にして30数点の彫刻が展示されていて見どころがいっぱいです。

法輪寺(龍仁)
 
京畿道(竜仁市)
法輪寺は文殊山の麓にある観音聖地です。現在、大雄殿を始め、極楽宝殿、観音殿、比丘尼禅院、三聖閣、祖始殿、梵鐘閣、寮舎などがあります。威厳のある130坪の大雄殿は、南方仏教様式をしており、白頭山に自生する朝鮮松で建築されました。本尊仏として53トンの石造釈迦牟尼が、その左右に33トンの石造の文殊、普賢菩薩像が置かれています。また、京畿道の文化財資料第145号である三層石塔を保有しています。

龍門寺(龍門山)
 
京畿道(楊平郡)
中央線「龍門駅」から東北方向に約9km程離れた龍門山中腹にある龍門寺は、新羅神徳王2年(913)に大鏡大師によって建てられました。世宗大王の時代に再建され、二体の仏像と八体の菩薩像がまつられています。韓国戦争の際、破壊された箇所も沢山ありましたが、現在は補修し大雄殿と鍾樓など三つの付属施設や庭には樹齢1,100年、高さ60m、周囲が14mもある東洋で一番大きなイチョウの木が天然記念物第30号に指定、保護されています。言い伝えによると、このイチョウの木は、新羅の麻衣太子が国を失った悲しみを胸に金剛山に行く途中に植えたものであるとも言われており、新羅の高僧・義湘大師が使っていた杖を立てさしたところ根がはってこのように成長したこととも言われています。龍門寺から渓谷に沿って2km登ると中腹に龍の角に似た龍閣岩があり、そこから1kmさらに登ると100人ほどが座って休むことができるマダン岩という大きな岩があります。また龍門寺には遊園地もあります。