韓国歴史文化料理学校羅膳斎
 
慶尚北道(慶州市 ) ,
羅膳斎は食客の故郷、慶州の「韓国歴史料理学校」内にある、新羅の伝統料理が味わえる所です。韓国歴史文化料理学校は、歴史と伝統を継承してきた韓国食文化の代表的な料理学校で、数年に渡り研究開発した新羅の「尼叱今」料理を実用するために羅膳斎を開館しました。羅膳斎で体験できる「尼叱今」お膳は、新羅王に捧げられた料理で、新羅時代(57-935)、九珍味という薬膳(薬となる料理)の食材からなる健康によい料理です。羅膳斎の内部もまた新羅王室を象徴する黄金色をメインカラーに、蓮の葉の形に刻まれた柱を始め、新羅王室の大宴会場をそのまま再現しています。また、スタッフの服装も新羅時代の伝統的な服装で、美味しい料理を楽しみながら新羅の歴史や文化にも触れることができます。* 新羅 尼叱今  - 前菜 : 胃と腎臓を落ち着かせる料理  - メイン料理 : 肺と肝臓を落ち着かせる料理  - デザート : 心臓を落ち着かせる料理

国立清州博物館
 
忠清北道(清州市 ) ,
韓国の文化遺産を収集し保存している国立清州博物館(クンニプ・チョンジュバンムルグァン)。常設展示室には主に忠清北道地域で見つかった遺物が時代別に展示されており、第1室である先史室では忠清北道地域で出土した旧石器・新石器、青銅器時代の遺物。第2室の三澣・三国室には三澣時代と三国時代の住居跡や墓などから出土した各種遺物。第3室の統一新羅・高麗(918~1392)室には土器、磁器、金属工芸品などの生活用品と仏教関連遺物。第4室の朝鮮・古印刷室では忠北地域で見つかった粉青沙器、白磁などの朝鮮時代(1392~1910)の遺物がそれぞれ展示されています。国立清州博物館で最も力を入れているのは子ども展示室。ここには韓国の昔の文化を体験し学べるように作られており、子ども達だけでなく外国人たちにもたいへん役に立つ空間です。ここでは韓国国民の風習である伝統結婚式と葬礼式も模型で見ることができるようになっていますが、葬式の様子では遺体を墓まで運搬するのに使う「葬輿」を見ることができます。他にも体験学習室では木版印刷と拓本体験ができたり、昔の人たちが使っていた道具も使ってみたりすることができます。

金寧ソンセギ海岸
 
済州道(済州市 )
金寧海水浴場は海の水がコバルトブルーでとても澄んでいて質の良い砂が自慢です。近郊では海釣りを楽しむことができ鯛がよく捕れます。

東洋刺繍博物館
 
江原道(江陵市)
東洋刺繍博物館は、刺繍専門の博物館として2011年1月11日にオープンしました。韓・中・日の伝統刺繍500点余りが常設展示館に展示されており、特別展示室にはチョガッポ(韓国のパッチワーク)や西洋刺繍が100点余り展示されています。

パシフィックランド
 
済州道(西帰浦市)
中文観光団地にあるパシフィックランドは、猿やオットセイ、イルカのショーが楽しめるスポット。他にも済州の海の魚をテーマにしたミニ水族館や魚類の標本なども展示されています。公演を見終わった後には動物と写真を撮ったりできるイベントもあり、家族連れに大人気です。<ショー情報>イルカ水中ショー:イルカと踊ったり、ジャンプするなど、調教師とイルカが一緒に妙技を披露イルカショー:ビーチボールキック、尾尻蹴り、高空ジャンプなどの妙技を歌や踊りに合わせて披露オットセイショー:ジャンプ、ピアノの演奏、水泳大会などオットセイのミニオリンピック猿ショー:オートバイ、鉄棒体操、腹筋体操など20種類余りの芸を披露

光州駅
 
光州広域市(北区) ,
光州駅は、文化産業都市である光州市の都心部に位置しています。1922年に一般駅としてオープンし、1969年に現在の場所に移転し、2004年にはKTXが開通しました。光州駅は、ソウルの龍山駅、木浦駅、大田駅、順天駅などを通る列車の始終着駅です。光州は、韓国の南西地域の唯一の広域市であり代表的な交通の中心都市で、光州ビエンナーレ、世界キムチ文化祭など国際的な文化行事や様々なイベントが開催されることから、光州駅は1年を通して観光客で賑わっています。また、周辺には無等山や證心寺、元暁寺などの古寺があります。

紫水晶洞窟の国
 
慶尚南道(南海郡 ) ,
「紫水晶洞窟の国(チャスジョンドングルナラ)」は、紫水晶の鉱山の廃坑道を活用してつくられた韓国で初の人工洞窟観光地です。アリの巣のようなまるで迷路のように繋がっている洞窟は、全長2.5km、幅約16,529m²、年間平均温度12~14℃で、紫水晶の石を観察できると共に、各種展示物や公演を観覧することができます。洞窟の外にはソリゲレンデや遊戯施設、陶磁器学習場などがあります。

上洞湖公園
 
京畿道(富川市)
「上洞湖公園」は憩いの場として2003年3月31日にオープンしました。公園は湖を中心に形成されており、様々な魚類や植物が生息しています。近隣にはドラマや映画ンロケ地である富川ファンタスティックスタジオやアインスワールドが隣接しています。

昌徳宮 仁政門
 
ソウル(鍾路区) ,
仁政門は仁政殿の正門で太宗5年(1405年)に創建されました。しかし、壬辰倭乱の際に消失してしまい、光海君元年(1608年)に再建されました。その後英祖20年(1744年)10月、承政院の火災により左右の行閣と一緒にまた消失、翌年3月に再建。そして純祖3年(1803年)12月に宣政殿の西行閣で火災が起こり、仁政殿なども一緒に消失してしまいますが翌年12月に仁政門も再建されたと考えられています。多包系様式、八作屋根の平三門形として架構垂範の観点から朝鮮後期の特徴を見ることができます。ここでは、朝鮮17代王孝宗、18代王顕宗、19代王粛宗、21代王英祖などがここで即位しました。

済州牧官衙
 
済州道(済州市 )
官衙とは昔の役所のことです。 済州牧官衙(史跡第380号)は、朝鮮時代(1392~1910)済州道の政治・行政の中心地だった役所跡です。重要施設である東軒や内衙などの建物跡も確認されており、その位置や規模もわかっています。これらは観徳亭(宝物第322号)を含め、重要な遺跡地として指定されました。済州に現存する建物の内、最も古い は単層八作屋根という建物で、軒が長いのが特徴です。この観徳亭は兵士たちの訓練場として、1448年に建てられたものです。官衙施設は1434年の火災により全焼し、その後すぐに復元工事が行われましたが、日帝強占期(1910年8月~1945年8月15日)に壊され、観徳亭以外は跡形もなくなってしまいました。済州牧官衙を元の姿に戻そうと1991年から1998年まで、4回に渡る発掘調査が行われました。そして建物跡や建築構造が確認され、そこから出土した遺物をもとに、専門家や当代の文献によって2002年12月復元が完了しました。