韓国礼節文化院
 
ソウル(麻浦区)
「韓国礼節文化院(ハングクイェジョルムナウォン)」では、韓国固有の伝統的な礼法や現代生活のマナーを研究・調査・開発し、伝承・普及しており、現代人のための礼節教育プログラムなどを運営しています。

国立現代美術館(徳寿宮館)
 
ソウル(中区)
徳寿宮美術館は韓国の近代美術の形成と展開過程を体系化し、近代美術に現れる美意識と歴史観を定立することで、究極の韓国の民族の文化的アイデンティティーを具現化するために設立されました。徳寿宮美術館は近代美術専門機関として、近代美術の調査、研究、近代美術関連企画展および所蔵品展示、各種教育プログラムの開発と運営、学術活動や出版、近代美術関連情報の国際的交流など、様々な事業を推進しています。1998年に開館以来、2005年まで計38回の企画および所蔵品展示を開催しており、約250万人の観覧客が美術館を訪れました。それだけでなく、作品説明会、講演会などの学術行事を開催し、美術全般に関する理解を助けており、多様な教育プログラムを開発・運営し都心の中に位置した複合文化空間としての役割りを遂行しています。

済物浦倶楽部-仁川
 
仁川(中区)
仁川の歴史と文化の交差点、済物浦倶楽部(Jemulpo Gurabu)の探訪 韓国仁川を訪れる外国人観光客の皆さんに、特別な観光スポットである済物浦倶楽部(Jemulpo Gurabu)をご案内します。この場所は、韓国の開港期における国際文化交流の中心地として、多くの国々の歴史に触れることができる貴重な場所です。 1901年に建設された済物浦倶楽部は、仁川に居住していた様々な国籍の外国人たちが集う社交場でした。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、ロシアなどの外国人が、友情を育むための場としてこの倶楽部を利用しました。また、少数ながら中国や日本人もこの社交の場で交流を深めていました。         この2階建てのレンガ造りの建物は、当時の建築スタイルを映し出しており、内部には社交室、図書室、ビリヤード台が備えられ、外にはテニスコートもありました。これらの設備は、当時の外国人コミュニティにとって重要な娯楽の場となっていました。 1914年、仁川の外国人居住地区が廃止された後、済物浦倶楽部はさまざまな役割を担いました。日本の在郷軍人会館や婦人会館として利用され、解放後は在韓米軍によって使用されました。1953年から1990年までは仁川市立博物館として、1990年から2006年までは仁川文化院として利用され、2007年には済物浦倶楽部として新たな生命を吹き込まれました。 元々「済物浦クラブ」と呼ばれていたこの建物は、租界制度の廃止とともに日本式の漢字表記「倶楽部」に変わり、今日までその名前が使用されています。これは、仁川が直面した歴史的変遷を反映しており、韓国の近代史を理解する上で重要な一部をなしています。 現在、済物浦倶楽部は、仁川の文化と歴史のシンボルとして、国際的な文化交流の歴史を体験できる場所として訪れる人々に開かれています。この建物の中を歩くことで、過去と現在が交差する瞬間を感じることができます。仁川の旅行中には、このユニークな歴史的スポットを訪れて、韓国の豊かな文化遺産を体験してみてください。歴史愛好家だけでなく、建築や文化に興味がある方々にも、済物浦倶楽部は魅力的な訪問地となるでしょう。 管理者  韓国文化院協会 仁川広域市支会 TEL  +82-32-765-0267 指定現況  [旧済物浦倶楽部] 仁川広域市有形文化財第17号(1993年7月6日指定) 休業日  毎週月曜日、元日(1月1日)、ソルラル(旧正月)及び秋夕連休 所要時間  20分(展示物観覧及びビデオ観覧) 利用時間  [観覧時間] - 1月~12月 9:30~17:30(12:00から13:00までは昼食時間のため閉鎖) ※ 団体観覧時は事前予約を頂くと観覧がスムースです。 駐車施設 なし 観覧料  トイレ  あり バリアフリー  なし

第3トンネル
 
京畿道(坡州市 )
第3トンネル(チェ・サム・タングル)は1978年10月17日国軍が発見した3番目のトンネル。 ソウルから52km離れた所にあり、1時間当たり3万人の兵力が移動できる規模があります。このトンネルが見つかった当初は北韓側が韓国側が掘ったものだと主張をしましたが、トンネルの内部の爆破でそれが南に向いているという痕跡が見られ、北韓側の虚偽が明らかになったという経緯があります。2002年にトンネルを訪問しやすいようにトロッコのようなシャトルエレベーターが設置されて便利になりましたが、収容人員に限界があるため、2004年6月に直径3mの徒歩観覧路が新設され、多くの観覧客の収容が可能になりました。シャトルエレベーターは一般3,000ウォンで有料であり、所要時間は往復18分程度です。臨津閣のチケット売り場でのみ、入場券を買うことができます。.※規模-長さ1635メートル、高さ2メートル、幅2メートル、深さ73メートル(軍事分界線から南に435メートル)※面積-6,188平方メートル(1,872坪)※発見日時-1978年10月17日(1時間に軍人が3万人移動可能)

ソウル貞洞教会
 
ソウル(中区)
貞洞教会は韓国で最初のプロテスタント系の教会です。1885年、アメリカのメソジスト監理教会の宣教師アペンゼラーは、韓国に入国し培材学堂を建て、近代教育を始めました。彼は学校で宗教活動をしましたが、礼拝のための建物も購入し、ベゼル礼拝堂と名付け、1887年から礼拝を始めました。教員たちが増えるにつれて500名ほどを収容できる規模の教会の建設が必要になり、1895年に工事をはじめ、1897年12月26日に奉献式を開きました。この建物は現在まで唯一残る19世紀の教会建築です。建物の構造は1階建てですが、天井が高く2階建てに見え、南側の鐘つき堂は3階建てです。アメリカ式の単純化されたゴシック様式で、建設当時の写真を見ると、近所の瓦屋や徳寿宮とも調和しています。ここでは多くの討論会や音楽会などが開かれ、キリスト教文化の受容と民族意識の鼓吹に大きく貢献しました。竣工当時は十字型で115坪だったものを1926年に両側部分を建て増しし、現在は175坪ほどになりました。建て増しという形式のため、竣工時の建物は当時の姿のままで、損傷はありません。建物はレンガ造りで、所々にアーチ型の窓を作りゴシック様式の単純化された教会堂の姿を作り出しています。レンガをまっすぐに積んだ造りからは、朝鮮時代の木造建築の職人の技が垣間見えます。この教会堂の鐘は装飾のない内部の柱とともに素朴な雰囲気を持っています。全体的に素朴な雰囲気を持っている北米系統の単純化された教会建築です。* 所有者 –メソジスト監理教財団* 面積 - 1,143.8平方メートル

楽善斎(낙선재)
 
ソウル(鍾路区)
正面6間、側面2間の単層、八角瓦屋根の翼工作りの家です。楽善斎は、本来昌慶宮に所属する建物でしたが、最近になって、昌徳宮に属する建物として取り扱われるようになりました。この建物は、憲宗12年(1846年)に建設されたもので、錫福軒や壽康斎などの3つの建物を総称して楽善斎と呼ばれています。

国際ギャラリー
 
ソウル(鍾路区)
国際(クッチェ)ギャラリーは1982年に開館し、代表的な国内画廊として、世界的に有名な現代美術作家の作品を時代の流れに沿って鑑賞することができる機会を提供しています。 特にヘレン・フランケンサーラー、サム・フランシス、ジム・ダイン、フランク・ステラ、ロバート・マンゴールド、アンソニー・カロ、サイ・トゥオンブリー、エド・ルシェ、アンゼルム・キーファー、 ヨーゼフ・ボイス、ビル・ヴィオラといった海外の主要な作家たちの質の高い作品を常に展示し、観覧客やマスコミからも高い関心と反応を集めています。国際ギャラリーは、世界の作家たちと彼らが属したギャラリー、及びアートディーラーたちと直接連携して展示企画業務を進行し、また、将来性のある作家の発掘や作品製作の支援などにも力を入れています。国際ギャラリーは、1988年から世界の主要アートフェアーに参加し始めました。1998年からは、近現代美術を扱うアートフェアーの中でも最も影響力があるとされる「アート・バーゼル」に参加し、韓国の作品を購入したことのない外国の美術コレクターたちから多くの関心と注目を集めています。

ソウル薬令市韓医薬博物館
 
ソウル(東大門区)
ソウル薬令市韓医薬博物館は、韓国最大の韓薬剤の流通の中心地であり、朝鮮時代の医療機関であった普済院の跡に位置しています。韓国の伝統韓医薬関連の遺物や韓薬剤などの展示を行い、優秀な韓医薬文化を継承・保存・発展させるため、2006年9月13日に設立されました。

茂朱徳裕山リゾートスキー場
 
全羅北道(茂朱郡 ) ,
茂朱徳裕山(ムジュトギュサン)リゾートは、九千洞渓谷で有名な徳裕山の麓の212万3千坪の敷地に広がる山岳型リゾートで、自然との調和を基本コンセプトにしています。スキー場のスロープは難易度別に6つのスロープが設置されています。雪川峰から雪景色を眺めながらスキーが楽しめるシルクロードスロープから国内最高傾斜度を誇るレイダーススロープにいたるまで、多様なスロープが楽しめます。また、茂朱徳裕山リゾートではスキーだけでなく様々なグルメと楽しみどころが用意されています。

三光寺
 
釜山広域市(釜山鎮区) ,
三光寺は、1986年に建てられた天台宗第2のお寺です。三光寺は釜山市内を一望できる場所に位置し、愛国仏教、生活仏教、大衆仏教を実践、遂行しています。境内には釈迦牟尼、観世音菩薩、大勢至菩薩、上月円覚、大鳥寺を祭った大雄宝殿を始めとして、約1万人が同時に大法会、文化行事を行うことのできる止観殿、法華三昧堂、国泰民安を祈願する大凡鐘閣、世界人類の平和と南北平和統一を祈願する多宝塔、地蔵殿からなっており、現代の様式と伝統様式が調和し、現代の仏教の現代化、世界化、大衆化をリードしています。 釜山の代表的な寺である三光寺は、毎月1・2日に定期法会をはじめとし、三光ハングル教室、三光漢分教室、三光寺付設のクァンミョン幼稚園の合唱団、茶道や生け花教室、伝統料理保存会、書道教室など、様々な文化講座や写真展、書道展、演劇公演など国内外の文化芸術イベントを開催し、釜山市民に仏教の芸術文化を提供している大伽藍です。