平和列車DMZトレイン
 
京畿道(坡州市 )
平和列車DMZトレインは歴史の傷を乗り越えて自然の偉大な生命力で生まれ変わったDMZ(非武装地帯)に行く唯一の列車です。「平和」「調和」「愛」をテーマにした全3車両でカフェ、展望席、フォトゾーン、写真ギャラリーなどのサービスを提供しています。

修徳寺
 
忠清南道(礼山郡 ) ,
忠清南道礼山郡徳山面の徳崇山に位置する修徳寺(スドクサ)は、百済末に建てられた寺院です。国宝第49号に指定された修徳寺大雄殿は、現存する韓国最古の木造建築物です。修徳寺大雄殿は建立した時期(1308年)を正確に知ることのできる建造物の中で最古の建築物で、他の建築物の建立年代を推定する際の貴重な資料となっています。

観音寺(済州)(관음사
 
済州道(済州市 )
済州市我羅洞漢拏山東北側の岸にある観音寺は、高麗時代(AD 918~1392)以前、耽羅国時代(BC 476~ AD1005)に建てられた寺院だと伝わっていますが、はっきりとはしておらず創建者及び創建連帯は不明です。1700年代初めに朝鮮王朝が儒教を国教に定めたことをうけ、当時済州官衙からすべての寺院を弊寺した際、一度なくなり、現在の観音寺は、比丘尼安逢麗観の僧によって1912年に再建され、1964年に補修して今の姿となりました。大韓仏教曹渓宗の第23教区本寺として、雄大で壮厳な様相をしています。 境内には、大雄殿をはじめ冥府殿、種閣、山神閣、不二門などがあり、本寺の機能とともに済州市内に布教堂(宗教を広く伝える仕事をする所)があります。 また1999年済州島有形文化財第16号に指定された大雄殿木造観音菩薩坐像と済州記念物第51号に指定されたソメイヨシノ自生地、4.3遺跡地など境内のあちこちに見どころが沢山あります。 お寺の周辺には、木石苑、山川壇、漢拏山、オリモク渓谷、耽羅渓谷、犬月岳などがあります。特に漢拏山の登山路である「観音寺コース」は、他のコースより険しいため大変ですが、渓谷、紅葉など、漢拏山だけの様々な秘境を見ることができるため多くの登山客と観光客たちが尋ねています。

通度寺
 
慶尚南道(梁山市 ) ,
鷲棲山の南に位置する通度寺(トンドサ)は、釈迦の真身舍利を奉る名刹です。通度寺という名前は、仏法に精通し衆生を済度するという意味からつけられたといわれています。唐の国から慈蔵律師が釈迦如来真身舍利を奉って来て、善徳女王末年(646年)に創建されました。多くの戦争と侵略の中でも通度寺は今日に至るまで1300年の間法燈が消えたことのない寺院で、境内には35の建物や法塔があり、周囲に14の庵子があります。仏像のない大雄殿は国宝第290号に指定されており、この他にも19の地方宝物と794の地方文化財、そして金剛戒壇に釈迦牟尼の真身舍利が奉られており、博物館的な意味を持つ寺でもあります。通度寺のある鷲棲山は美しい自然環境の所で、寺の入り口から一柱門まで立ち並ぶ数百年を経た松の木と共に寺の法鼓や鐘、夕陽の落照と池、寺の裏の滝と岩などの素晴らしい景色で、通度寺八景と呼ばれています。

トータル美術館 ソウル分館
 
ソウル(鍾路区) ,
  美術館の機能の拡大と共に、1992年4月に北漢山のすそに開館したトータル美術館は、ソウル近郊の 長興にあるトータル野外美術館のソウル分館として設立され、美術館アカデミー、資料室、アートショップ、野外公演場などがあります。   展示会以外にも音楽会、イベント、公演、セミナー等、多様なジャンルの芸術文化を収容する総合文化空間として、地域の文化的教養を深めようと設立されました。特に、会員たちを対象に開設された教育プログラムと、美術館と音楽会は水準の高い文化共有の機会を提供しています。

扶余陵山里古墳群[ユネスコ世界文化遺産]
 
忠清南道(扶余郡 ) ,
扶余には百済時代の古墳が点在しています。その中でも百済の王陵と伝えられている陵山里古墳(ヌンサルリ・コブン)は、規模が大きい数個の墓から成っており、保存状態が非常によい古墳です。古墳群の入口にある百済古墳模型展示館では、百済の古墳が実物大や模型で展示されており、百済の墓地を一目で見渡すことができます。そこから5分ほど内部に入って行くと、南向きにお椀を伏せたような古墳7個が、慎ましやかにその姿を見せています。古墳を横から見ると全て円形古墳で、内部は穴式石室墳になっています。陵山里古墳の1号墳では、百済の古墳ではほとんど目にすることができない四神図壁画が発見されました。古墳の内部に壁画を描くことは高句麗の文化で、壁画が描かれた時期に高句麗と百済の文化交流が活発に行われていたという事実を推測することができます。

木浦近代歴史館 2館
 
全羅南道(木浦市 ) ,
旧東洋拓殖株式会社木浦支店(近代歴史館)は1920年6月に建てられました。近世西洋建築様式で建てられたこの建物は韓国の歴史の自覚意識を呼び起こす日帝強占期時代の遺跡です。現在は木浦近代歴史館として利用されていかす。 * 旧東洋拓殖株式会社木浦支店(全羅南道記念物第174号/1999年11月20日指定)

木浦文化芸術会館
 
全羅南道(木浦市 ) ,
木浦文化芸術会館は全羅南道木浦市龍海洞にある文化空間です。ここは1997年7月に開館し、敷地面積は44,100平方メートル、総面積8,704平方メートルです。展示棟、公演棟に分かれており、7つの展示室、2つの特別室、698席の公演会場があります。

固城李氏塔洞派宗宅
 
慶尚北道(安東市 ) ,
固城李氏(コソン・イシ)塔洞派(タプトンパ)の宗宅(チョンテク:本家)です。今も固城李氏塔洞派の子孫が暮らしています。1865年に建てられたこの家は、朝鮮時代の両班の家で、これまで数回行われた増改築にもかかわらずかつての姿をよく残しています。もともとこの家は新羅時代の古刹法興寺があった場所だと伝えられています。現在も家の前に国宝第16号に指定されている新世洞七層塼塔があります。固城李氏塔洞派宗宅は新世洞七層塼塔と安東臨清閣正枕君子亭の近くにあるので一度に見ることができます。バスやタクシーを利用し法興地下道前で下車。地下道を渡るとすぐ左に国宝新世洞七層塼塔が見えます。塔の前には固城李氏塔洞派の宗宅があり、宗宅に向かって左側の道を3分ほど歩くと安東臨清閣正枕君子亭です。

漢拏山 白鹿潭
 
済州道(済州市 )
その昔、神や仙人が空から降りてきて白鹿に乗って遊んだという白鹿潭(ペンノクタム)。周囲が約2000メートル、深さ約100メートルという大きな火山湖の白鹿潭を一周すれば、済州島を一周したことにもなるでしょう。高さ1,950メートルの韓国で最も高い山・漢拏山は、休火山で、玄武岩で形成され済州の中央から東西にのびています。南側は傾斜が激しい反面北側は緩やかで、東西側は比較的高いながらも平坦です。頂上には周り約3キロ、直径500メートルの火口湖・白鹿潭があり、周囲四方に土赤岳、砂羅岳、城板岳、御乗生岳など360余りの側火山を率いています。また、漢拏山は天然記念物第182号の天然保護区域に指定され保護されているほか、「漢拏山地域保護区域」としてユネスコの世界自然遺産にも指定されています。