京畿道(抱川市 )

鳴声山(ミョンソンサン)の頂上は1950年代に火田民が焼畑耕作した場所です。土を掘り起こし、そこに火を放ってまた掘り起こすということを繰り返すことで肥えた土地となり、こうした環境で強い生命力を持つススキが育ち群落を成すようになりました。また、山裾には山井湖(サンジョンホス)があるため、山登りするとススキの名所と湖の趣をともに楽しむことができます。


全羅南道(咸平郡 )

「咸平蝶祭り(ハンピョン・ナビチュッチェ)」は蝶をテーマに都市全体に街路灯や造形物を設置し、自然生態を目にすることが出来る祭りです。様々な動植物に直接触れてみることが出来る体験空間や蝶のキャラクターを用いた公演、イベントなどが祭りの会場のあちらこちらで開催されます。この祭りは他の祭りに比べて展示館が多く、蝶や昆虫、水生植物など生きた自然の美しさについて学ぶことが出来ます。


全羅北道(完州郡)

完州ワイルドフード祭りは、ワイルドな昔の思い出と食べ物をテーマとしたお祭りで、地域の安全な食材を基盤に川狩り、野生、郷愁など昔の思い出を自然の中で感じ、体験できる過去と現代が調和を成したお祭りです。


済州道(済州市 ) , 구 제주

「耽羅国立春クッノリ」は、立春の日に済州市牧官衙址一帯で官吏やムーダンがともに行った一種のクッノリです。このクッノリは春の始まりと同時に1年の豊作を祈願するもので、一種の豊年祭といえます。済州で立春は春の始まりであり、新しいスタートを意味します。今日の立春クッノリは立春クッの原型を再現したもので、済州の代表的なクッノリである農耕儀礼や立春を迎えるクッ、立春仮面クッノリなどさまざまな民族ノリや公演が繰り広げられます。


大邱広域市(東区)

大邱国際ミュージカルフェスティバル(DIMF)はミュージカルの美しさや楽しさを通し大邱市民はもちろん、国内外からの観光客も一緒になって盛り上がることを目的に誕生したお祭りです。今年で9回目を迎えるDIMFは公式招待作品、創作支援作、自由参加作など多彩なミュージカル作品と前夜祭、公式イベント、ミュージカルワークショップなど様々なものを一度に楽しむことができるようになっています。 短い歴史にもかかわらず、DIMは大邱を代表する文化産業として、制作者に新しく多様なミュージカルを公開する場所となりました。創作ミュージカルの活性化、次世代ミュージカル人材の育成、観客確保を目標にしているDIMFがアジアミュージカルのメッカとして更なる跳躍を遂げるには、熱い関心と積極的な参加が必要と言えるでしょう。


全羅北道(扶安郡 )

恵まれた自然景観と人々の感性が調和をなした祭り郡民と観光客が疎通しひとつになる祭り再び訪れたくなる文化観光祭り伝統と現在、そして未来がひとつになった未来志向の祭り豊かな山、野原、海が作り出した恵まれた自然環境を大切にする扶安で開かれる「扶安マシル祭り」は、扶安だけの文化と伝統、自然景観を基盤に、扶安の人々の温かい人情を皆と分かち合おうというお祭りです。「マシル」とは「マウル(村)」という語の方言です。またマシルという語には、1日の仕事を片付けて隣人と楽しみを分かち合いに出かけるという意味も込められています。美しい自然景観と人々の感性が調和をなす「扶安マシル祭り」であたたかな春を感じてみてはいかがでしょうか。


忠清南道(錦山郡 )

金剛ヨウル祭りは綺麗な景色と水で有名な忠清南道金山地域で開催される民俗文化祭りです。錦山地域伝統の民俗文化を直接体験することができる金剛ヨウル祭りは民謡コンテスト、農楽遊び、サムルノリなどの他に無料映画上映会、招待歌手の公演、ラフティング体験、木版印刷体験など様々なプログラムが用意されています。  


慶尚北道(盈徳郡 )


大邱広域市(達西区)

大邱のランタンフェスティバル、「形形色色(ヒョンヒョンセクセク)・達句伐(タルグボル)観灯祭り(クァンドゥンノリ)」 観灯祭りは新羅時代から現代まで受け継がれている伝統文化祭りで、体験プログラムや民俗遊び、文化公演などが行われます。


江原道(平昌郡) , 平昌

2015年の五台山文化祝典が韓国仏教文化の始原地である五台の歴史と神話をもとにした韓国の過去をモチーフにしたものであったなら、2016年は生態と環境、科学と芸術、物質と精神といったテーマで科学と芸術・人文を結びつけ、韓国の現在と未来の物語を多様なジャンルのイベントを通じて見せていくものとなっています。2015年は公演を主とし、祝典の雰囲気とレベルを引き上げることに集中しましたが、2016年はさらに多くの人々が文化祝典を通じて五台山と仏教を身近に感じられるようになることを期待し、意味ある行事となるように準備しています。