慶尚北道(青松郡 )

薪城(シンソン)渓谷の真髄ともいえる白石灘(ペクソクタン)は、白い石が輝く渓流ということから名付けられた場所。 眩いばかりの白い岩々が素晴らしい景色を作り出し、今でも年を追うごとにその姿は変化を遂げています。 ポットホール(甌穴・かめ穴)とは、川の流れにより長い時間をかけて風化・浸食、岩盤に甕のような深い穴ができることをいいます。 真っ白な白石灘の上を青く輝く澄んだ渓流が流れる様子は大変すばらしいものがあります。 白石灘の下層部分には およそ2cmから20cmの礫を含んだ礫岩が見受けられ、上層へ向かうほどその礫の粒子が少しずつ細かくなっていることが分かります。 この他にもこの白石灘では泥岩片や斜層理、生痕化石など数多くの堆積構造が観察でき、地質学習の場としてもおすすめの名所となっています。 <出典:青松国家地質公園>


慶尚南道(陜川郡 )

2011年は最初の高麗大蔵経が出来て千年を迎える年。1011年に最初に作られた高麗大蔵経は戦乱により焼失、大蔵経を作り直すべく高麗の王・高宗(コジョン)の命により、高麗高宗23(1236)年から38(1251)年に至るまでの15年間の時間をかけ、現在ではユネスコ世界文化遺産にも指定されている高麗再雕大蔵経(コリョチェジョテジャンギョン)を作り上げました。 高麗大蔵経の素晴らしさとや由緒あるその歴史的価値を広く知らしめ、次の千年へ伝承すべく、2011年、「2011大蔵経千年世界文化祭り」を開催、同時に慶尚南道(キョンサンナムド)陝川郡(ハプチョングン)伽倻面(カヤミョン)に大蔵経記録文化テーマパークをオープンさせました。 大蔵経記録文化テーマパークは、大蔵経記録文化テーマパークを訪れる皆様に、千年の間伝承されてきた大蔵経の歴史的、文明的意味に焦点を当て、人類共通の文化遺産としての価値を再認識するスペースです。 高麗大蔵経ができる以前から経典の伝来や釈迦仏滅後に弟子らが釈迦の教えを経典に纏めた「結集」、大蔵経を所蔵する蔵経板殿の隠れた科学に至るまでの長い歴史を時系列的に鑑賞できます。


全羅南道(長興郡 )

正南津(チョンナムジン)海洋釣り公園は全羅南道長興郡(チャンフングン)が海洋レジャー観光時代を見据え、韓国の海釣りの名所として知られている会鎮面(會鎭面=フェジンミョン)大里(テリ)に釣り専用の橋と浮桟橋式の釣り場、陸上釣り場、コンドミニアム式釣り場及び案内所、パーゴラ、東屋など釣り施設や休憩施設を完備し、2008年10月にオープンした韓国初の最大規模の施設です。 国民所得及び余暇時間の増加で海洋レジャー活動人口が徐々に増加しており、2020年には海釣り人口が480万人に達するという予測があります。そのような環境の中オープンした正南津海洋釣り公園は、今までの磯釣りや防波堤での釣りにつきものであった危険な要素を極力減らし、安全かつ快適な環境の中で釣りが楽しめる施設として誕生しました。 また、この海洋釣り公園は家族中心のレジャーや休養はもちろんのこと、青少年を対象とした海釣りの潜在的需要を掘り起こし、観光客と地域住民との交流の場となることで、漁村文化体験及び漁村景観鑑賞や海の生態系観察などの親水空間として、さまざまな役割を果たし、地域経済活性化に大きな寄与をするものと期待を集めています。 海が大変きれいな海域の得粮湾の湾口に位置する正南津海洋釣り公園は、小鹿島や金塘八景など多島海の美しい風景が目の前に広がるクロダイ釣りのポイントで、毎年秋になると型のいいクロダイの手ごたえを求めて韓国全国から多くの釣り人がやってくるとことでもあります。 今後、釣りの入門者を対象にした釣りの指導や専門家による週末釣り教室も実施される予定で、毎年2回以上稚魚を放流し、釣り資源を持続的に保護し一年を通して釣りが可能な釣り観光地として育成していく計画です。 海釣りはゆったりとした時間を過ごしワクワク感も楽しめるレジャースポーツです。釣りの醍醐味の一つは、魚の一瞬の当たりを待つとこと。日常から離れゆったりとした時間の中、釣竿を下げひたすらクロダイの当たりを待つ楽しさ、そしてヒットしたときのスリルある手ごたえを正南津海洋釣り公園で体験してみてはいかがでしょうか。 家族とともに、そして恋人と共に大自然のなかで素晴らしい思い出作りができることでしょう。 *オープン:2008年10月15日  


京畿道(議政府市)

[中小ベンチャー企業部2018年度「百年店」に選定] 60年伝統・3代続く議政府を代表する正統中華料理専門店で、老若男女問わず多くの人々に愛されています。おこげスープ、エビの揚げサンド、東坡肉(豚の角煮)などの人気メニューの他、さまざまなコース料理や点心も提供しています。2階には広いホールと個室があり、家族での集まりや会食などにも最適です。


江原道(原州市) , 原州

江原道(カンウォンド)原州市(ウォンジュシ)神林面(シルリムミョン)城南里(ソンナムニ)にある城隍林(ソンファンニム)は温帯広葉樹林の林で、1962年天然記念物第93号に指定されている場所です。 文化体育観光部の2020年生態テーマ観光事業にも選ばれており、城隍林の生態探訪や森のガイド・瞑想・体験プログラムを実施しています。 城南里城隍林にはおよそ31.2ヘクタールの敷地に、約90種の木本植物があります。地元・城南里の人々が雉岳山(チアクサン)の城隍神(土地の守り神)を村の守護神と崇め、毎年陰暦の4月8日と9月9日の午前0時に城隍神が降臨する城隍堂のそばに立っている大きなモミの木(高さ29m・直径1.3m・樹齢300年)の前で祭祀を行ったといいます。 神林という地名は文字通り「神が宿る林」という意味で、朝鮮時代に作られた朝鮮全図・大東輿地図(テドンヨジド)にもすでに「神林」という文字が書かれています。 大きな木が取り囲む先には祠が見え、その祠の横には、一目ですぐに神木と分かる、紙垂(しで)のついた細い注連縄が巻かれた大樹がすっと立っています。 城隍林は小川を境に樹種が変わります。 小川の右手の祠のそばにはカエデ科のオニメグスリ、 ニレ科のハルニレが続き、北側の外れには松の木が鬱蒼と生い茂り、エゾキケマン、 ミスミソウ、エンゴサク、 クサノオウ、テンナンショウ、ナズナ、フクジュソウが自生しています。 一方、小川の左手にはさまざまな落葉広葉樹があり、カエデ科の樹木が多く、秋になると素晴らしい紅葉の風景となります。


大田広域市(中区)

丹斎・申采浩先生生家址は独立運動家であり言論人・歴史家でもあった丹斎(タンジェ)申采浩(シン・チェホ、1880~1936年)先生が生まれて8歳まで幼少期を過ごしたところです。 申采浩先生はここトリミ村で申光植(シン・グァンシク)の次男として生まれ、幼い時に父を亡くしその後忠清北道清原(チョンウォン)に引越しました。 19歳になると成均館に入学、26歳で成均館で博士となりました。 1905年の乙巳条約(日本で言う「第二次日韓協約」)の後、日本の植民統治に対抗し言論を通じた民衆啓蒙運動や民族意識鼓吹のための言論活動を展開しました。 一方、抗日秘密団体である新民会事件に関与し1910年ロシア・ウラジオストクに亡命、独立運動を展開しました。 申采浩先生は1928年日本の警察に逮捕され、旅順監獄に収監され、57歳となった年の1936年2月1日獄死しました。


慶尚南道(陜川郡 )

きょうはわたしも映画の主人公! 路地の隅々まで独特な雰囲気を醸し出し、見どころいっぱいの陝川映像テーマパーク。1920年代から80年代までを背景にした映画・ドラマ・ミュージックビデオなどおよそ190編の撮影に使われた撮影所です。路面電車、馬車などで撮影セット施設を回ることもでき、お気に入りのセットの前で撮影するのもオススメです。


慶尚北道(慶州市 )

ヤッホー(夜好)慶州!新羅月明かり紀行は、慶州(キョンジュ)を訪れる国内外の観光客の皆様のNeedsを満たし、昼間は文化財ストーリーテリングツアーを、夜間には新羅の月夜の下で古宅音楽会や願いを書いた灯りを手に夜間月明かりトレッキングを体験するプログラム。慶州ならではの憩いのひとときと趣を実感できるよう、昼間・夜間それぞれ適したオーダーメード型のパッケージ観光プログラムとなっています。¥


江原道(原州市)

桐華村(トンファマウル)樹木園は、地方樹木園造成事業により、山林庁公募事業に選ばれ、国費30億ウォンを含む総工費65億ウォンを投入し造成された樹木園です。第一次事業期間は2011年から2015年まで行われ、2016年12月原州市(ウォンジュシ)初の公立樹木園として誕生、2017年から現在に至るまで樹木園補完事業を推進中でテスト運営中となっています。 樹木園の敷地は江原道(カンウォンド)原州市文幕邑(ムンマクウプ)桐華里(トンファリ)山154-1番地の原州市所有の林野にあり、総面積は147ヘクタールに及びます。 その林野のうち開発可能エリアの24ヘクタールに重点施設地区と定め、樹木園を造成しました。 樹木園の主な施設には、訪問者センター、案内所及び展示温室並びに増殖温室、生態観察路、芝生広場などがあり、以上の施設を第1次事業で完成させ、2016年からはヤマナシやモクセイ科の植物・ハシドイなどさまざまな樹種の樹木を植樹、また生態池を設けるなど施設も充実しました。 桐華村樹木園にはすべてで三つの循環型トゥルレキル(ハイキングコース)があります。 第1コースは樹木園の高台に位置する鳴鳳山(ミョンボンサン)の頂や尾根に沿ってぐるっと一周して下りてくるおよそ8キロメートルのコースで4時間ほどかかります。 第2コースは山の中腹につくられたトゥルレキルで、ちょっとした運動がてらにハイキングをするのにおすすめのコースで全長およそ6キロメートルで2時間ほどかかり、春にはチンダルレ(カラムラサキツツジ)が咲き乱れることから珍来の道とも言われています。 第3コースはこれまであった林道を活用したトゥルレキルでおよそ3.2キロメートル、1時間ほどのコースになります。三つのコースの中で一番歩きやすいコースで、白樺の木が多く植えられていることから、白樺の道と言われています。


慶尚北道(安東市 )

※忘れ去られる山林史料の保存をおこなう慶尚北道山林科学博物館※ 慶尚北道山林科学博物館は忘れ去られる山林史料の永久保存及び学術研究のため設立された博物館で、これらを通じて山林文化を後世に伝え、山林文化の学習の場としての役割を行なう使命もあります。 また慶尚北道が推進している歴史文化遺産を活用した観光事業・三大文化圏事業のうち儒教文化圏遺跡と連携し観光名所の一つとして当博物館も数えられ、山林文化の憩いの場を訪れる皆様にご提供しています。 21世紀は文化を中心に自然と環境、緑が軸と成す文化を重んる国家形成の時代となりますが、このような新しい環境の中、生命資源の保全保護や科学的な利用開発、そして賢く活用する方法について提言する森林文化の空間としての役目を行なうのがこの博物館です。 ※山林科学博物館の現況※ 総面積177,534平方メートル、建築面積2,971.95平方メートル、延床面積5,280.92平方メートル、展示面積、3,642,58平方メートル、地上2階、地下1階の規模を有しています。地下1階には所蔵庫として利用しており、1階にはロビー、第1展示室、松茸休憩室、第2展示室、標本ギャラリー、木のはなし、企画展示室、製材所などがあります。また2階には第3展示室、危機の森、第4展示室、映像室、特別展示室、、野外展示室があります。