釜山広域市(金井区)

梵魚寺(ポモサ)は釜山の名山である、金井山のふもとに位置しています。今から約1,300年前の新羅時代の文武王のとき、高僧の義湘大師によって建てられました。地理書である『增東國輿地勝覽』には 、梵魚寺 の由来を次のように紹介しています。金井山の尾根に井戸があり、その水は金色でした。そして、天から金色の魚が、五色の雲に乗っておりてきて遊んでいました。このことから、天の魚を意味する「梵魚(ポモ)」より、梵魚寺と名づけられました。 梵魚寺は新羅時代に建てられましたが、創建当初の建物は壬辰倭亂(1592-1598)の時に焼失し、現在の建物は朝鮮時代の1713年に再建されたものです。そのため、大雄殿は繊細で華麗な、朝鮮時代最高の建築といえます。梵魚寺の中には、9世紀ごろ建てられた三重の石塔や、四本の石柱に支えられた一柱門、七棟の殿閣、楼閣、 三つの門、十一の庵子、などがあります。さらに、天然記念物の藤が咲き乱れる5月は、周囲の溪谷と調和を成し、一層美しい景色を見ることができます。  


慶尚北道(義城郡 )

義城山茱萸花祭りは義城郡舍谷面 の山茱萸花咲き村(サンシュユコッピッマウル)一帯で開催されます。このお祭りでは、農村再興の祈願祭と農楽をはじめとして童謡大会や歌謡祭などのイベントと各種公演が開かれます。特に今年は照明を設置して、夜間もロマンチックに観覧できるようになっています。


済州道(済州市 )

龍泉(ヨンチョン)洞窟は済州島溶岩洞窟のもっとも典型的な形態を見せる大型洞窟(全長約2470.8m+α)で、約140mの長さの溶岩をはじめ、溶岩断面、溶岩棚、溶岩滝などの微地形及び生成物が特徴的であり、発達している。特に、鍾乳鉱、鍾乳石、石柱、石筍、洞窟珊瑚、洞窟真珠など炭酸塩による生成物が多種多様に発達しており、大規模の洞窟湖があるなど特異な溶岩洞窟として学術的、景観的にも非常に価値のある洞窟となっています。その他にも土器類、動物の骨、鉄器、木炭など外部の流入物質が幅広く分布しており、洞窟としての価値をさらに高めています。 *数量/ 面積-477,519平方メートル *時代-先史時代 *所有者-国・公有、私有 ※拒文オルム溶岩洞窟系において世界自然遺産に指定された洞窟はペンディ窟、万丈(マンジャン)窟、金寧(クムニョン)窟、龍泉(ヨンチョン)洞窟、そしてダンチョムル洞窟です。現在、万丈窟以外は出入りできません。


済州道(西帰浦市)

西帰浦から中文方面に海辺を過ぎて行くと、大浦港刺身タウンがあります。この中で2階建ての洋館と広い駐車スペース、素晴らしい海の眺めを誇る刺身専門レストランがクンゲッムルフェッチプです。


京畿道(富川市) , 富川

世界最高のミニチュアテーマパーク「アインスワールド」で開かれる「世界夜景ルミラルチェシーズン2」が富川アインスワールドで開催されます。1/25に縮小された世界の有名建築物を使って韓国で初めて「メディアファサード技法」を採用、観客と間近で疎通し、共感を得る「インタラクティブアート3Dプロジェクションマッピング映像ショー」が目玉コーナーとして披露されます。実際の夜景のような仮想の夜景が演出される他、園内の随所には建物をモチーフにしたフォトスポットが設置されます。京畿道富川市にあるので、ソウルからのアクセスも便利です。


ソウル(松坡区) , 蚕室(ロッテワールド)

 オリンピック公園の全景を一目で見下ろせるハンミ写真美術館は、(株)ハンミ薬品が設立した国内最初の写真専門美術館として、ハンミ薬品の本社ビル20階に位置しています。  ハンミ写真美術館は、1年に約6-7回の企画招待展を主に行っており、展示事業を初めとして、作家の創作活動の支援作業、文化芸術教育事業等を行っています。 また、毎年、1年間活発な活動と力量のある作業により、写真界で目を見張る成長を遂げた写真作家及び、理論家1名にハンミ写真賞を授与しています。


釜山広域市(海雲台区)

夜の帳が下りると、華麗な光で一変するマリンシティは、世界的にも有名な香港や上海にも負けず劣らない夜景の名所です。マリンシティの夜景を眺めていると、外国の街にいるかのような気分になってしまうほど。各国の料理が楽しめるレストランをはじめ、レトロなカフェやバーなどもあり、多くの人々が訪れる観光スポットです。  


江原道(平昌郡) , 平昌

漢灘江、内麟川とともに3大ラフティングスポットとして知られているのが東江(トンガン)です。馬河里で東江と合流する地点がチンタンナルトと呼ばれており、ほとんどの東江ラフティングはここから出発します。


慶尚南道(南海郡 )

蔚山広域市大谷里にある「盤亀台岩刻画(パングデアムガックァ)」は1971年、東国大学の調査団により初めて発見され、その後、蔚山を代表する文化財として蔚山地域だけでなく、韓国の岩刻画研究においても重要な資料として評価され、その重要性が広く認められて1995年に国宝第285号に指定されました。 岩刻画(岩に描かれた絵)とは名前の通り「岩に色々な動物や、幾何学的な象徴模様を描いたり、彫った絵」を指します。蔚山の母なる川・太和江(テファガン)上流の盤亀台一帯に人造湖があり、その西側の岩壁に盤亀台岩刻画があります。ダムがあるため通常は水の中に浸かっており、水が減るとその姿を見ることができます。大きさは幅10m、高さ3mです。 1年のうち9~10ヶ月は水に浸かっており、岩刻画が見られる時期は10月から2月までの期間中、2~3ヶ月だけです。しかし岩刻画の手前に大谷川があるため、接近して見ることはできません。盤亀台岩刻画の向かいに横6m、高さ3mの大きさの大型模型図が設置されており、理解を深めるのに役に立っています。 岩壁に鹿、虎、猪などの陸地動物の姿と狩の場面、鯨、オットセイ、亀などの海の動物と漁夫の姿など75種類200点あまりが描かれています。狩りの美術であると同時に宗教美術である盤亀台岩刻画は、 先史時代の人々の生活と風習を推察できる、最高の傑作品として評価されています。


江原道(襄陽郡) , 束草・雪岳山

南雪岳(ナムソラク)の五色薬水(オセク・ヤッス)から3㎞地点に至ると龍沼瀑布と12瀑布に分かれる道があり、ここから12瀑布まで続く渓谷が鋳銭谷です。昔、人里はずれた深い谷地であったここで偽の貨幣が作られていたことから「鋳銭谷(チュジョンコル)」と呼ばれるようになりました。周囲には仙女湯や12瀑布、龍沼瀑布などがあります。五色分所では南雪岳の夜間散策を制限しており、入山が可能な時間は冬季4:00~14:00、夏季3:00~15:00です。