全羅南道(羅州市 )

* 羅州邑城の南側を守っていた場所、南顧門(羅州邑城南門)* 羅州邑城の南門として羅州市南内洞にあります。1920年頃、石造り以外は撤去されてしまいましたが、その後1993年に昔の姿に復元され、2005年に追加で修復工事が行われました。2階になっている門楼で正面3間、側面2間規模の八角屋根の建物です。羅州邑城には東の東漸門、西の西成門、南の南顧門、北の北望門があり、この中で南顧門がもっともよく利用されていたと言われています。 * 朝鮮時代の平山城、羅州邑城 * 羅州邑城は大部分の朝鮮時代の邑城と同じで平地と丘陵を利用して築造した平山城で背後には金城山城がたたずんでいます。全体の城壁の大きさを復元してみると周囲3.679m、面積は974.390平方メートルになります。しかし、現在は大部分は破損しており、部分的に残っているだけで城郭の形態は楕円形です。


忠清南道(唐津市)

マッコリにも気品がある 1933年からマッコリを製造し、三代に渡り受け継がれている伝統の醸造所・新平(シンピョン)醸造場。 地元・唐津(タンジン)のブランド米『ヘナルサル』(陽が昇り沈む船着場の米という意)と蓮の葉を原料にすっきりした後味が絶品の白蓮(ペンニョン)マッコリは、2009年、大統領官邸・青瓦台(チョンワデ)の晩餐会時の公式酒にも選定されました。 100年を超える歴史を持つ醸造場の建物や長年使いこまれた酒甕も見学でき、さまざまな体験プログラムも実施しています。


慶尚北道(亀尾市 )

* 芸術活動の中心地「亀尾市文化芸術館」* 1989年10月16日に開館した亀尾市文化芸術館は地域の文化芸術の発展と市民の芸術感覚の養成のため、現代的な文化施設を完備し、多様な芸術活動を支援する中心地になろうと努力してきました。これまで、水準の高い公演と展示を通して市民に文化享有の機会を惜しみなく提供し、また、市立合唱団や市立舞踊団、市立青少年合唱団の3つの芸術団の公演などで市民の芸術生活の幅を広げてきました。また、文化芸術館は多様な文化活動のため、市民に公演場の貸出サービスなどの事業を運営しています。


京畿道(漣川郡)

車灘川柱状節理は、京畿道(キョンギド)漣川郡(ヨンチョングン)全谷邑(チョンゴクウプ)隠垈里(ウンデリ)の車灘川(チャタンチョン)一帯にある、さまざまな形態をした柱状節理です。 新生代第四期に噴出した玄武岩質の溶岩が当時の漢灘江の流れに沿って流れ下り、車灘川と合流する地点から車灘川を逆流し形成されたものがこの車灘川柱状節理です。 車灘川と漢灘江が落ち合う地点から上流に向かうとしばらくの間、玄武岩層が観察されますが、車灘川をさらに上流にさかのぼっていくと、ある地点から玄武岩層が見受けられなくなります。つまり、この玄武岩層が途切れる地点まで、古の時代、溶岩がこの川をさかのぼり流れてきたことが分かります。 車灘川柱状節理は他の場所にある柱状節理と比べ、比較的近い場所から玄武岩層を観察できます。 車灘川柱状節理の玄武岩層では、垂直に発達した柱状節理をはじめ、放射状のものや様々な方向へ複雑に発達した柱状節理も観察できます。また柱状節理が水平に切り取られた水平面も間近で見ることができます。 車灘川沿いにはトレイルコースも作られており、玄武岩のクリンカー(岩塊)、溶岩ガスチューブの構造、枕状溶岩、未だ岩石化していない堆積層・白蟻里(ペギリ)層など、あらゆる地層を観察できることから地質体験学習の場としてもおすすめの場所です。 <出典:漢灘江地質公園>


江原道(寧越郡)

一昔前まで繁栄を誇っていた石炭産業や炭鉱村の鉱夫らの暮らしの様子を再現した博物館・江原道(カンウォンド)炭鉱文化村。 「寧越(ヨンウォル)磨磋里(マチャリ)炭鉱村の痕跡」をテーマに、炭鉱産業や鉱夫らの家屋、磨磋里の昔の様子をリアルに再現、見学することができます。実際に使われていた坑道入口部分を体験展示館に作り替え、鉱夫の作業着体験などもできます。


釜山広域市(釜山鎮区)

2019年11月15日から27日まで13日間繰り広げられる11カ国を代表する料理の競演! 2019韓・ASEAN特別首脳会議開催に合わせ、よりスケールアップした韓国・ASEANフードストリートが2019年11月15日から27日まで釜山広域市釜山鎮区(プサンジング)田浦洞(チョンポドン)ノリマルで開催、アセアン・東南アジア諸国連合加盟国10カ国のポップアップストアやさまざまな行事や公演、イベントが行われます。


全羅北道(完州郡)

手工芸が苦手な方でも素晴らしい韓紙作品が作れるところ 韓国の韓紙(ハンジ)技術は東洋一を誇り、韓紙は伝統的に輸出品として重宝されていました。大勝(テスン)韓紙村(ハンジマウル)は、その古の時代の伝統を今に伝えている村で、ここには韓紙工場が9か所、韓紙生産技術保有者が10人あまり住んでいます。村にある韓紙生活史展示館や体験場では、様々な伝統的な韓紙の美しさに浸ることができ、自ら韓紙を漉いてみたり、韓紙工芸品も作ることもできます。見学を兼ねて作品も作れるそんな場所がここ、大勝韓紙村です。


全羅北道(高敞郡 )

緑の牧場で一日シェフになる 全羅北道(チョルラプクド)高敞郡(コチャングン)と毎日乳業(メイルユオプ)が共同出資し、若手アーティストと手を組んで作り上げた農村型テーマパーク・上下農園(サンハノンウォン)。有機農法のあらゆる分野を体験できる場所がここ上下農園です。 お米がスーパーマーケットで作られると信じてやまない近頃の子どもたちにとって、上下農園の全製品が作られる工程をこの目で直に見学できる上下農園は、またとない貴重な経験の場となることでしょう。 また自らソーセージ、アイスクリーム、パン、チーズを作ることもでき、健康的な暮らし方を学ぶことができるのがここ上下農園です。


江原道(高城郡)

東海岸に沿って続く国道7号線を走り、統一展望台方面へ向かえば故金日成の別荘地だったことで有名な「花津浦」まですぐ近くです。花津浦にある「パクポスガーデン食堂」は、現在三代目のご主人が味を守り抜いてきた伝統的なキムチスープ入り辛味そば(マックッス)の専門店です。大根入り水キムチのそうめん(トンチミ・グッス)に浮かぶ氷が、そばの味を引き立てます。ここには、できたてホヤホヤの田舎豆腐(シゴル・トゥブ)や茹で肉(ピョニュク)を味わうために、全国各地から多くのお客さんが訪れます。


慶尚南道(山清郡 )

慶尚南道の山清は「韓方薬草祭」が開かれる、薬草が有名なところです。そのため、やはり韓方鴨や韓方の水炊きなどの味が格別です。料理の名前の頭に「十全大補(シプチョンデボ)」とついているなど、実に効能がありそうです。山清の26種類の代表的な薬材と、それらの薬材と相性のいい鴨と鶏の料理は、その名ののとおり滋養強壮に効果のある食べ物です。その上、薬草のつけものや、デザートにでてくる薬草茶と韓方茶、そして、8年物の竹酒(テトンジュ)もあります。元気になれる滋養食をお探しなら、ぜひ一度訪ねてみてください。