京畿道(漣川郡)

勝戦(スンジョン)展望台は、敵の行動を監視するために設置された最前線の監視所(Observation Post)です。 勝戦展望台の近くには1968年北韓軍がソウルまで潜入し青瓦台襲撃未遂に終わった1.21事態の際の侵入路「1・21浸透路」があり、勝戦展望台からは北側の軍関係者の活発な活動を手に取るように監視することができます。 また肉眼で北韓軍のほか北韓のさまざまな軍事施設を眺めることができ、望遠鏡を覗けば、目の前に広がる広々とした漣川平野を一望できます。 この展望台を管轄する陸軍第25歩兵師団では、訪問客向けに補給路の徒歩による見学、1・21浸透路、勝戦展望台観光、教育プログラムなどを実施しています。 なお、韓国軍管理下の民間人統制哨所のため身分証の提示が求められます。入場後は案内に従って行動し、個人行動はできません。


江原道(華川郡)

643高地戦闘戦績碑は平和のダムへ向かう道すがらにある石碑です。  韓国戦争(1950~1953年・休戦)当時、スリ峰643高地を巡り、中共軍(中国人民解放軍)第20軍を相手に戦った韓国軍第6師団及び米軍17連隊の功績を称え建てられた石碑がこの643高地戦闘戦績碑です。 白兵戦の末に敵を撃退し死守した戦果を末永く残し、この戦闘で命を落とした将兵を追慕するために建立されました。


慶尚北道(慶州市 )

慶州オルゴールソリ博物館は国内最初のオルゴールをテーマにした博物館で近代の音の変遷史を一目で見ることができ、耳で聞いて心で感じることのできる体験博物館です。また、オルゴールだけではなく国内で唯一のこの博物館には約100年前の世界最大級のダンスオルゴールを保存しており、その他蓄音機と自動で演奏されるピアノなどが展示してあり、100年前の音の原音と再生音を比べてながら経験することのできる博物館です。開館日:2000年4月25日


仁川(中区) , 仁川市街地

仁川のヌードルプラットフォーム:麺文化を体験できる複合文化空間 1. 概要 韓国・仁川といえば、チャジャンミョン(짜장면)やチョルミョン(쫄면)をはじめ、多彩な麺料理がすぐに思い浮かぶグルメの街です。仁川市 中区のチャイナタウン内に位置するヌードルプラットフォームは、その名の通り“麺”をテーマにした複合文化施設。1階では仁川が生み出した麺料理の歴史や、地元ならではの名物料理が紹介され、2階ではインタラクティブな体験プログラムが用意されています。 2. 1階:仁川麺の歴史と展示 * 仁川発祥の麺料理を紹介 チャジャンミョンやチョルミョンの誕生ストーリーを中心に、ファピョンドン冷麺やセジプ・カルグクスなど、仁川市民の思い出の味とされる麺料理が一堂に展示されています。 * 貴重な資料・関連遺産 「チョルミョン第1号工場」と呼ばれるグァンシン製麺所が寄贈した麺の成形機など、多彩な関連遺産が展示されており、一般の観光客にも麺文化の奥行きを感じさせる豊富な見どころを提供しています。 3. 2階:体験型プログラムと世界のスパイス * インタラクティブな麺料理体験 モックアップやスクリーンを使って、実際に麺を作る工程を仮想体験できるコーナーを設置。麺打ちや調理の流れを楽しく学びながら、自分なりのアレンジを想像してみることができます。 * 世界のスパイス展示 麺料理の風味を左右する世界各国のスパイスが展示されており、実際に香りを試せるようになっています。異なる食文化のエッセンスを体験しながら、グローバルな麺の魅力を再発見できるのが特徴です。 カップ麺作り体験 一角にはオリジナルのカップ麺を作れる体験ゾーンも用意されており、子どもから大人までワクワクしながら楽しめるアクティビティとなっています。 4. 周辺観光・アクセス情報 * チャイナタウンに隣接 ヌードルプラットフォームは仁川チャイナタウンエリアにあり、韓国最古の中華街として知られる観光名所に囲まれています。近くには中華料理店やカフェ、土産物店が多数あるので、食べ歩きも楽しめます。 * 他の名所との組み合わせ 仁川駅、自由公園(ジャユ公園)なども徒歩圏内にあり、観光ルートの一環として訪れるのに最適です。 5. 見どころ・魅力 * 地元発祥の麺文化の深堀り 仁川が発祥とされる代表的な麺料理を、歴史的資料や実物展示で学べる貴重な場所。 * 体験を通じて楽しむ学習 ワークショップやインタラクティブ展示で、麺作りやスパイスなどを五感で体験できるのが大きな魅力です。 * 世代を問わず楽しめる 大人だけでなく子どもも楽しめる体験型コンテンツが充実しているため、家族連れの観光にもぴったりです。 6. まとめ ヌードルプラットフォームは、仁川が誇る麺文化をより深く体験できるユニークなスポットです。過去と現在が交差するこの空間で、チャジャンミョンやチョルミョンなど韓国を代表する麺料理の歴史を知り、実際に麺作りを楽しみながら、仁川ならではの多彩な食文化を体感してみてはいかがでしょうか。 ご注意:開館スケジュールや体験プログラムの内容は季節やイベントにより変動します。訪問前に公式SNSや関連情報サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。


江原道(春川市)

江原道春川(チュンチョン)の金裕貞村に位置する本と印刷博物館は、3階建ての建物に展示室があり、本が作られる過程について学ぶことができます。また古書から近現代の文学、新聞、雑誌、教科書にいたるまで幅広いジャンルの本を閲覧することができます。 印刷に関連する各種機械の試演が行われたり来場者が直接体験し学習できるスペースもある体験型博物館として有名で、世界でリードしている韓国の出版・印刷文化の素晴らしさを実感できるすばらしい場所です。


忠清南道(唐津市)

マッコリにも気品がある 1933年からマッコリを製造し、三代に渡り受け継がれている伝統の醸造所・新平(シンピョン)醸造場。 地元・唐津(タンジン)のブランド米『ヘナルサル』(陽が昇り沈む船着場の米という意)と蓮の葉を原料にすっきりした後味が絶品の白蓮(ペンニョン)マッコリは、2009年、大統領官邸・青瓦台(チョンワデ)の晩餐会時の公式酒にも選定されました。 100年を超える歴史を持つ醸造場の建物や長年使いこまれた酒甕も見学でき、さまざまな体験プログラムも実施しています。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

お祭りと関連する公演コンテンツマーケットや運営システム、そしてイベント産業との融合を通じて、祭り産業を専門化・体系化、新しい文化産業としての方向を提示し、祭り関連機関、団体、関係者をはじめ、一般の観覧客の方々も楽しめるお祭りのためのお祭りです。


仁川(江華郡) , 江華島

喬桐面(キョドンミョン)望郷台は、韓国戦争(1950~1953年・休戦)の最中、黄海道(ファンヘド)延白(ヨンベク)から対岸の喬桐島(キョドンド)へと逃れてきた失郷民の人々が故郷の北の土地を眺め故郷に残してきた家族を懐かしんだり、北の地に眠る祖先を弔う祭祀を行う場所です。 喬桐島の中心部・大龍里(テリョンニ)からは車で15分ほどの距離にあります。展望台にある双眼鏡からは北の地にある村の風景が眺められます。


京畿道(漣川郡)

車灘川柱状節理は、京畿道(キョンギド)漣川郡(ヨンチョングン)全谷邑(チョンゴクウプ)隠垈里(ウンデリ)の車灘川(チャタンチョン)一帯にある、さまざまな形態をした柱状節理です。 新生代第四期に噴出した玄武岩質の溶岩が当時の漢灘江の流れに沿って流れ下り、車灘川と合流する地点から車灘川を逆流し形成されたものがこの車灘川柱状節理です。 車灘川と漢灘江が落ち合う地点から上流に向かうとしばらくの間、玄武岩層が観察されますが、車灘川をさらに上流にさかのぼっていくと、ある地点から玄武岩層が見受けられなくなります。つまり、この玄武岩層が途切れる地点まで、古の時代、溶岩がこの川をさかのぼり流れてきたことが分かります。 車灘川柱状節理は他の場所にある柱状節理と比べ、比較的近い場所から玄武岩層を観察できます。 車灘川柱状節理の玄武岩層では、垂直に発達した柱状節理をはじめ、放射状のものや様々な方向へ複雑に発達した柱状節理も観察できます。また柱状節理が水平に切り取られた水平面も間近で見ることができます。 車灘川沿いにはトレイルコースも作られており、玄武岩のクリンカー(岩塊)、溶岩ガスチューブの構造、枕状溶岩、未だ岩石化していない堆積層・白蟻里(ペギリ)層など、あらゆる地層を観察できることから地質体験学習の場としてもおすすめの場所です。 <出典:漢灘江地質公園>


慶尚北道(英陽郡 )

英陽(ヨンヤン)ホタル天文台は、一般の方々を対象にした英陽郡が運営する市民展望台です。 ホタル生態体験村徳邱にある英陽ホタル天文台は、夏の夜空の星と英陽の自然に生息するホタルを同時に観測・観察できる韓国で唯一の天文観測施設です。 日中は太陽望遠鏡を使い太陽の黒点やプロミネンスを観測でき、夜は惑星・星雲・星団・天の川・月などの観察ができます。 <出典:英陽郡生態公園事業所>