全羅北道(茂朱郡 )

*新羅と百済が国境を成した歴史的通路* 茂朱雪川面にある羅済通門は、三国時代、新羅と百済が国境をなしていた場所で、雪川面の新斗村と雪川里の伊南村の境界をなす石絹山にある岩の洞窟です。高さ3m、長さ10mほどの大きさ。 三国時代には石絹山岩尾根を境に東側は、新羅の地、西側の雪川、赤裳面、茂朱邑などは、百済の地でした。このように三国時代から高麗までの間、風習や文化の全く異なる地域であっただけに、今でも言語や風習などの特色を大事にしており、雪川市日に行くと、方言だけで茂朱と茂豊の人を区別できるほどです。


忠清北道(提川市 )

人間の起源を込めた空間、綾江ソッデ文化空間 青風からオクスン大橋に向かう道に沿って行くと旅人の目を引く場所があります。綾江里にあるソッデ展示館です。 ソッデは古朝鮮時代から天に向けて人間が願いごとを願う意味で木や石でできた長い棒の上に鴨や鳥の形をした造形物をつけたもので村の入口に立っています。 綾江ソッデ文化空間はこのような韓国の伝統的なソッデを現代的な造形物として再度注目して芸術的に表現したソッデ彫刻家ユン・ヨンホの作品約数百点を室内外に展示した場所でソッデ芸術を楽しむことができる文化空間として装飾されています。


全羅北道(任実郡 )

任実チーズの始まりは1958年にさかのぼります。当時、任実には特徴的なものや特産品がありませんでした。そんな任実にベルギー出身のチ・ジョンファン神父がやって来ました。当時の任実郡長は神父に信者だけでなく任実全体のためになるような仕事をしてほしいと依頼し、その結果チーズの製造が始まりました。はじめチーズの製造はヤギの乳を使って作られました。ヤギ2匹から始まった任実チーズですが、今や任実チーズテーマパークが作られるほど大きな成功を収めました。任実チーズテーマパークは任実のチーズ観光産業を先導するベースキャンプのような役割を果たしています。 任実チーズテーマパークではチーズ体験場、広報館、乳加工工場、特産物販売場など様々な施設を通して任実チーズの過去と現在、未来に出会うことができ、またチーズ科学研究所ではプレミアムチーズの生産のための研究が行なわれています。さらに、広い草地とヨーロッパ風の景観をバックにチーズ体験プログラムが運営されており、子どもたちの体験学習スポットとしての役割はもちろん、家族連れやカップルで訪れることのできる農村観光名所となっています。


全羅南道(潭陽郡 )

潭陽(タミャン)リゾート温泉(オンチョン)は1,260個ものロッカーを備えています。男女共に様々な浴槽や露天風呂、チムジルバン、エステ、マッサージ室もあります。. こちらの温泉に含まれている成分は日ごろの疲れを癒してくれることで知られており、ストレスを解消、関節炎、美容にも非常に効果的です。


慶尚南道(統営市 )

統営閑山大捷祭り(トンヨン・ハンサンデチョプチュッチェ) この祭りは世界4大海戦の一つである閑山島海戦(1592)での勝利を広く知らせ、記念するために始まりました。祭りの中で何と言っても一番の見所は「閑山島海戦」を直接再現したもので、海の真ん中で亀船(亀の形をした船)や倭船(日本の船)、大砲発射など、リアルな海戦を見物することができます。その他にも、祭りが行なわれる統営地域は、景観が美しく観光名所が多いだけでなく、海が近いため新鮮な海産物を思う存分味わうことができます。


全羅南道(木浦市 )

あちらこちらでレンギョウ、ツバキ、桜、木蓮などの花が咲き乱れる、「花咲く儒達山祭り」は、観光客達に春の訪れを感じさせてくれるお祭りです。お祭り期間中は、儒達山の春の花を楽しめる様々な体験イベントも行われます。


江原道(襄陽郡)

河趙台(ハジョデ)は東海岸に突き出た崖の上にある亭子(あずまや)で、奇岩絶壁と松林と海の調和が美しいところです。朝鮮時代に開国功臣(建国時に王を助け、功を立てた人)であった河崙(ハリュン)と趙浚(チョジュン)が訪れた場所で、2人の姓から河趙台といわれるようになったと伝えられています。 河趙台横の橋を歩いて行くと、白い河趙台無人灯台があります。ここは素晴らしい日の出が見られるスポットとして有名で、日が暮れるときに海を照らす灯台の光も美しいため、日の出と日没のころには多くの観光客が訪れます。


慶尚北道(栄州市 )

ソンビ(学者)の故郷、慶尚北道栄州にある「ソンビ村」は栄州の文化を広く知らせ、韓国の伝統文化が体験できる教育の場です。「ソンビ村」は外国人観光客のために餅つきや提灯をもって町を巡ったり、伝統婚礼、ユンノリ(韓国のすごろく)/チェギチャギ(羽蹴り)などの民俗遊び、博物館見学など多様なプログラムを行っています。また、市場通りでは伝統料理が味わえます。それだけでなく、ここでは伝統家屋で宿泊体験ができ、昔のソンビたちの素朴な生活が窺える伝統文化イベント、礼節教育、観覧/体験などを通して韓国の文化を直に感じることができます。近隣には韓国初の書院である紹修書院や紹修博物館、浮石寺などがあります。


江原道(三陟市) , 三陟

荘湖港(チャンホハン)は、三陟市内から25kmの位置にあり、海岸線の景色が美しいことから「韓国のナポリ」と呼ばれています。白い砂浜と奇岩怪石が調和を成しており、青くきれいな海の中ではアワビやナマコ、ワカメ、コンブなどがとれ、釣り糸を落とせばヒラメも釣れます。荘湖港の外せない魅力である荘湖港漁村体験では、漁師と共に漁船に乗り、定置網を引いて魚を捕まえ、捕まえた魚はその場で刺身で食べる体験をすることができます。また、海風を感じながら健康管理と散策ができる150mの長さの指圧散策路も整備されています。朝は荘湖港の白い砂浜で日の出を眺め、昼は荘湖港の横にある荘湖海水浴場で海水浴を楽しむのも良いでしょう。定置網引き、ホヤの養殖場見学、海釣り、潮干狩り、夜間イカ漁など、TVで見た光景をここでは実際に見て、体験することができます。


慶尚南道(昌原市 )

ブロンズ半鐘(bronze Buddhist temple bell)が飾られた半鐘通り。2万3千人の外国人の名前が通りに刻まれた「サンサンキル」プロジェクトが行われています。色とりどりのブロックには女優のチョン・ジヒョン、f(x)のクリスタル、4minute、KARAなど、韓国の有名芸能人の名前も刻まれています。