江原道(東海市)

龍湫瀑布(ヨンチュポッポ)は武陵渓谷(ムルンゲゴク)の入口にある三和寺(サムファサ)から2.5㎞のところに位置しており、深い滝つぼが3つあります。龍湫瀑布の70m下のところにある双瀑布(サンポッポ)は大変美しく、龍湫瀑布とともに武陵渓谷の絶景スポットといわれています。


慶尚南道(陜川郡 )

「黄梅山(ファンメサン)郡立公園」は、黄梅山(1,108メートル)を中心とした一帯をいい、1983年に郡立公園に指定されました。黄梅山は、陜川湖まで山裾が広がり、その姿がまるで湖に浮かぶ梅花のようだということで「水中梅」とも呼ばれています。春になるとカラムラサキツツジやクロフネツツジが果てしなく広がる草原を染め、毎年5月には黄梅山つつじ祭が開かれます。夏は涼しい渓谷、秋はモミジとススキが山全体を覆い、冬は真っ白な雪と風によって四季折々の姿を楽しめるほか、統一新羅時代の古刹・史跡第 131号霊巌寺址と宝物353号霊岩寺址双獅子石燈、宝物480号霊岩寺址三層石塔、宝物489号霊岩寺址亀趺といった文化遺跡を有しています。


全羅南道(宝城郡 )

栗浦海水緑茶温泉(ユルポヘス・ノクチャオンチョンタン)は、宝城にある唯一の海水浴場「栗浦海水浴場」にあります。海水と緑茶を使った「健康浴」を楽しめる独特の温泉です。松林と海を眺めることの出来る休憩室を設けており、 南海岸の新たな休養地となっています。 緑茶は高血圧、動脈硬化、口臭、角質除去などに効果的で、髪につやを与え、ふけを取り除く効果もあります。また、海水は胃腸病、婦人病、皮膚炎、成人病、関節炎の治療に大変効果的であることが知られています。


ソウル(中区) , 乙支路・忠武路・南山

「オリジナルドローイングショー」は2007年、キム・ジンギュ芸術監督により誕生した世界初の試みで、絵画と美術をテーマに舞台を構成したノンバーバルパフォーマンスです。芸術感覚と特殊効果を加えたこの舞台は、目の前で繰り広げられるライブドローイングと想像力を刺激するパフォーマンスが見どころです。


忠清北道(清州市 )

忠清北道清原郡、大清ダム付近に約56万坪もの広さで建てられた大統領専用の別荘で、名前は’温かい南の青瓦台’という意味です。1980年、大清ダムの竣工式に参席した全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領の周辺環境が優れているという意見に従い1983年6月に着工、6ヶ月目の12月に完工されました。 大統領の別荘は、李承晩(イ・スンマン)大統領の時から金海をはじめとし4箇所ありましたが、金泳三(キム・ヨンサン)大統領の時、すべて閉鎖され青南台だけが残りました。歴代の大統領が夏休みや祝日など毎年4~5回、多ければ7~8回ずつ利用し、約20年間で総88回400日をここで過ごしたといいます。 休養中にも常に国政報告を受けられるように管理され、食水源である大清湖を挟んで最高の水質浄化システムを構築し、運営されました。青南台は国家1級の警護施設で四重の警戒鉄柵を設置し管理されています。20年余りにわたりその正体をベールに包まれていた青南台は、参与政府の廬武鉉(ノ・ムヒョン)大統領によって2003年4月18日、忠清北道へその権利が譲られてから一般人にも開放されています。湿地生態園(990㎡)には音楽の流れる噴水台が設置され、湖畔散歩道(8km)には3.3kmの登山路と散歩道があり、歩きながら大清湖の風景を楽しむことができます。


慶尚北道(安東市 )


京畿道(坡州市 ) , 坡州(ヘイリ村)

「統一公園(トンイルゴンウォン)」は、6.25戦争(朝鮮戦争)における陸軍第1師団将兵の護国精神を称え、英霊を追悼するとともに、統一を願い1973年6月、坡州邑鳳棲里に設けられた延べ面積12,558坪の公園です。 休戦会談時、国連従軍記者センターがあった場所に設けられた「統一公園」には、戦争の惨劇を世界に報道するために前線に従軍し、殉職したソウル新聞ハン・ギュホ記者をはじめとし、アメリカ(10人)、フランス(2人)、イギリス(4人)、フィリピン(1人)といった内外18人の従軍記者を慰める韓国戦殉職従軍記者追念碑があります。 この他、戦争当時、血戦にて殉職した肉弾十勇士忠勇塔および蓋馬高原反共遊撃隊慰霊塔、イ・ユジュン大領・キム・マンス少尉記念像などが建てられています。  


慶尚南道(陜川郡 )

* 清涼寺の石灯、仏像、石塔が有名な場所、清涼寺 * 伽倻山国立公園の入口、紅流洞の南側の南山第一峰(1,010m)のふもとにある寺院です。清涼寺の建立年代を知ることはできませんが(9世紀頃と推測)、 三国史記に崔致遠(チェ・チウォン)が頻繁に訪れたという記録があり、新羅時代に建てられたと推測されています。 寺の後方にある南山第一峰は山勢の起伏が多様で景観が美しく、清涼寺の石燈、仏像、石塔が仏教美術の3大種類を代表するほどの秀作で、当時の彫刻芸術の極地であると評価されています。 3つの宝物がある清涼寺の見所 大雄殿の前に清涼寺石灯(宝物第253号)、清涼寺石造釈迦如來座像(宝物265号)、清涼寺山層石塔(宝物266号)の3つの優秀な石造文化遺産があります。石灯は鼓腹形で全体的な比率と均衡が申し分なく、華麗な装飾が施されています。石造釈迦如來座像は長方形の座台の上に跏趺座姿勢で座っており、9世紀を代表する仏像として仏身・光背・台座の3つの要素をすべて取り揃えた石仏座像です。細部の表情が生き生きとしており威厳と堂々とした様子をうかがえます。三層石塔は正方形である舍利塔様式にそっていますが、独特な点があります。基壇の周りに長方形の石材で塔区を造り、上下の基壇は上から緩やかな傾斜を描き、屋根石のように反転しています。 [重要文化財] 1) 清涼寺石灯 - 宝物第253号 2) 清涼寺石造釈迦如來座像 - 宝物第265号 3) 清涼寺三層石塔 - 宝物第266号


忠清南道(舒川郡 )

韓国でカラムシの生産地として最も有名な韓山面で開かれるこの祭りは、国内では唯一の伝統繊維天然祭りです。昔から韓山カラムシは最高のカラムシとして評価を受けてきており、値段が高く貴重な織物であることが広く知られています。祭り期間中は、韓山カラムシ(絽織り)の美しさを直に体験できるファッションショーや試着体験などがあり、常に人々であふれています。また、カラムシを利用して加工した餅やアイスクリーム、お茶などの販売ブースでは、試食もでき、必見のコースとなっています。


忠清南道(公州市 )

石荘里博物館は公州地域の旧石器文化の歴史的価値を保存、継承するために建てられました。2006年9月26日に博物館の付帯施設が完工し開館しました。 石荘里博物館では石荘里で出土した遺跡の展示と、旧石器時代の文化に関する様々な教育や学術活動が行われています。また、先史文化の体験など、こども達が古代の文化に関心を持てるようなプログラムも行われています。展示は、常設展示、企画展示、野外展示に分けられ、先史時代について総合的にに学べるように展示館、先史公園、公州石荘里旧石器遺跡、体験空間などが備えられています。