慶尚南道(統営市 )

南望山(ナムマンサン)は統営市内が一目で見渡せる市民公園。頂上には1953年、市民たちの寄付金により建てられた忠武公・李舜臣将軍(1545~1598)の銅像があり、美しい閑麗水道が眺望できる水鄕亭もあります。水鄕亭の下には文化芸術の殿堂である市民文化会館、その下に南望山野外彫刻公園があります。この彫刻公園(チョガッコンウォン)は1997年、統営国際野外彫刻シンポジウムに参加した日本、中国、フランス、イスラエル、ベネズエラ等、世界10ヶ国の有名彫刻家15人の作品を永久展示するために造成されたもの。5,000坪余りの広い敷地に、美しい自然の景観とともに個性あふれる彫刻品を鑑賞することができ、デートコースとしても人気があります。


慶尚北道(栄州市 )

書院は儒学を教育する学校で紹修書院(ソスソウォン)は韓国最初の書院です。紹修書院は新羅の時に建てられた宿水寺の跡地に建てられた書院です。今も書院の入り口には 宿水寺 の幢竿支柱(宝物第55号)が残っていて, 書院の所々には寺刹で使った礎石や仏台座石 等が本来の姿を失くしながら残っています。順興地方は高麗(918∼1392)末、儒学者の儒賢 安珦(1243∼1306)が生まれ育った所です。朝鮮 中宗(在位 1506∼1544)37年(1542年)に豊基郡守 周世鵬(1495∼1554 )が 高麗の安珦を称える白雲洞書院を建てました。性理學の 定着のために建てられた 白雲洞書院は1550年に 紹修書院 と名前を変えました。1550年 朝鮮 明宗(在位 1545∼1567)の時に退渓 李滉(1501∼1570)が紹修書院を韓国 最初の公認された私設機関として作りました。1871年高宗(在位 1863∼1907)興宣大院君(1820∼1898)の書院撤廃の時にも撤廃を免れた一つで今でも昔の姿をそのまま残しています。書院 の入口の右側には小白山から流れる落東江の水流になる澄んだ玉階水が流れています。書院の中には明宗が書いた' 紹修書院 'という文字が書かれた講堂があります。その後ろには 直方齋と 日新齋,學求齋, 至樂齋があります。 西側には書庫と高麗末にかかれた 安珦の影幀 (国宝 111号), 大成至聖文宣王殿坐図 (宝物 485号)が祭られている文成公廟があります。


京畿道(安養市)

冠岳山と三聖山にある谷川を流れる澄んだ水を使ったクンスプ安養ウォーターランドは、先端設備を完備した総合テーマパークです。


慶尚南道(昌原市 )

1982年に開店したサムゲタン専門店です。韓屋と綺麗に手入れされた庭が、上品で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。サムゲタンはさっぱりと淡白な味が特徴です。


()

文化の息づく公園作りをモットーに2005年から始まった薔薇祭りは、今年で10回目を迎えます。薔薇園(44,737平方メートル)には5万5,000本の薔薇(300万輪)の群落が続く他、名品薔薇(受賞作品57種、名誉作品11種)が植えられているのが特徴です。見ごたえのあるキューピット庭園やビーナス庭園、薔薇の丘など、テーマ公園が広がり、薔薇の美しさを満喫することができます。薔薇園に入ると、動物園(23種、1333の鳥類と17種122の哺乳動物)にも入園できます。


全羅北道(長水郡 )

義岩祠は、朱論介の忠節を称え1846年に論介生長郷竪名碑が立てられた後、1955年に長水郡民たちの寄付により祠堂が建立され、1974年に現在の位置に移されました。境内には「直石義妓論介生長郷竪名碑」があり、「義岩祠」と書かれた板が掛けられている祠堂には、論介の姿が描かれた掛け軸があります。また、記念館には論介の遺品や論介の夫である崔慶会将軍の遺品が展示されています。 1953年、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の時に倭軍が晋州城を占領すると、論介の夫である崔慶会将軍は川に身を投げ殉死し、論介は夫の仇を討つために妓生と偽り倭軍の宴会の席に参加し、酔った倭軍の将軍を抱きながら川に身を投げて殉死しました。この時、論介は19歳でした。論介を追慕するために1955年に長水に祠堂が建立され、「義岩祠」と名づけられ、論介の姿が描かれた掛け軸が安置されています。毎年旧暦9月3日に開かれる朱論介祭では様々な文化行事が催されます。


慶尚北道(慶州市 )

「高句麗(コグリョ)カヌンキル」は、素朴で柔らかな黄土の美しさが感じられる建物で、タコ料理を味わえるお店です。


京畿道(高陽市) , 一山

FLOW HOUSE SEOUL(フロウハウスソウル)は韓国で唯一、室内サーフィンを楽しめる施設で、フローボーディング(Flowboarding)時に必要なボード(無料)とスーツ(有料)は現地でレンタルできます。初心者は専門講師から手ほどきを受け、楽しくサーフィンを学ぶことができ、上級者は海に行かなくても人工波でサーフィンを楽しめるため、初心者にも、上級者にも魅力的な場所といえます。


京畿道(坡州市 ) , DMZ・板門店

軍事境界線の最北端に位置している都羅展望台は、松岳山OP(Observation Post:観測所)が廃止されたことにより代替新設され、北韓(北朝鮮)の人々の生活の様子を見渡すことができる展望台です。 都羅展望台からは北韓の開城市や松岳山、金日成の銅像、共同農場(クマムゴル)などを望遠鏡を通して眺めることができ、展望台は観覧席500席、VIPルーム、状況室(全般的な状況を把握するために設けられた部屋)、駐車場などの施設から構成されています。一般人には1987年1月から公開されています。 展望台のすぐ近くに、1978年に発見された第3トンネルがあり、その前には分断の歴史とDMZの自然生態系に関する映像を上映するDMZ映像館、非武装地帯関連の遺物と資料が展示されている展示館、象徴モニュメント、記念品販売店などの施設があります。 この地域は民間人統制地域であることから民間人の出入りが制限されているため、観覧を希望する場合は坡州市の「DMZ安保連携見学プログラム」に参加しなければなりません。臨津閣観光地または都羅山駅から出るシャトルバスを利用しての観覧となり、コースは「都羅展望台⇒第3トンネル⇒都羅山駅⇒統一村」となっています。統一大橋を過ぎたところにある検問所で検問を受けるため必ず身分証明証が必要となっています。