5.0/3
ソウル(鍾路区) , 三清洞・ソウル北部

昔から両班の村として知られていたこの場所は、全てが朝鮮時代の瓦ぶきの家で、上流階級の造りを大切に保存しています。 北村韓屋村(プクチョン・ハンオクマウル)は景福宮や昌徳宮、宗廟の間にある地域で、600年のソウルの歴史と共に歩んできた伝統居住地域です。巨大な二つの古宮の間に伝統韓屋群が密集しており、昔ながらの通りがそのまま保存されています。現在は伝統文化体験館や韓屋料理店などに活用されており、朝鮮時代の雰囲気を味わえる場所となっています。 苑西洞、斉洞、嘉会洞、仁寺洞から成るこの地域は、昔から清渓川と鐘路の北にあることから「北村」と呼ばれ、当時王室の高位官職や王族が居住していたことから高級住居地として有名です。.  


4.0/1
ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

昌徳宮(チャンドックン/史跡122号)は、1405年景福宮の次に建てられた別宮です。正宮の景福宮の東側にあり「東宮」とも呼ばれていました。錦川橋が造成され(1411年)敦化門が建立され朝鮮第9代の成宗の時代は、さまざまな王が本宮の役割をする宮殿となりました。壬辰倭乱(文祿・慶長の役)の際には火事になってしまいましたが、これは宣祖(朝鮮時代14代王)が義州に避難したことに怒った百姓が宮殿に放火したためです。1611年に光海君により再建された宮は自然と人工の調和がなされ、観光客がよく訪れる場所として仁政殿、大造殿、宣政殿、楽善斉など多くの文化財が各所で目を引きます。昌徳宮は、1997年12月にイタリアのナポリで開かれたユネスコ世界遺産委員会で水原の華城とともにユネスコ世界遺産委員会に登録されました。また2010年11月にソウルで開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会議の期間内には各国首脳が訪問し観覧した場所として、韓国の美しさを表現した代表的な観光名所になっています。昌徳宮の後苑は、太宗の時に建てられたもので、王を始めとした王族の憩いの場でした。後苑は、北苑、禁苑など呼ばれ、高宗以降に秘苑と呼ばれるようになりました。昼は野山と谷が本来の自然そのままの姿を保ったまま、必要な場所にだけ人の手が加えられた韓国一番とされる庭園です。芙蓉亭、芙蓉池、宙合楼、魚水門、暎花堂、不老門、愛蓮池、演慶堂などを始めとした多くの亭子や泉が所々にあります。特に秋の紅葉や落ち葉の時が最高に美しいといわれています。


4.7/3
ソウル(龍山区) , 乙支路・忠武路・南山

Nソウルタワーは、韓国最初のタワー型観光スポットです。タワーの高さは236.7m、海抜243mで、南山の高さまで含めるとその高さは480mになります。1969年12月着工、1975年7月に完成し、1980年10月15日に展望台が一般人に開放され、ソウルの名所となりました。ソウルタワーはその後30年間、観光客からの人気を集めてきましたが、2005年12月9日に老朽化した施設のリモデリングをし、華麗で清潔感ある姿にリニューアルしました。また、車椅子専用通路があり、展望台まで行くのがスムーズになりました。 「南山(Namsan)」と「新しい(New)」のNを付けて「Nソウルタワー」と名づけられたは、季節やイベントの内容に合わせて外観の色と模様が変化する照明システムが備えられており、毎晩7時から12時まで「ソウルの花」というテーマで6つのサーチライトが多様な角度で空に向って放たれます。 円柱型の5階建てのタワー内部は、2~3階の展望台と5階の回転展望レストランが魅力的です。回転展望レストランは、名前の通り回転式のレストランで160席あります。四方が開かれている円形のレストランは48分周期で360度回転し、窓際に座ればソウルを一望できます。また、北岳山や北漢山はもちろん、京畿道開城市の松岳山が見え、漢江と南漢山城、冠岳山が江南のアパート群の向こうに広がっています。日没の時間、西の海に沈んでいく夕陽が西江と漢江河口までを染める時の景色は絶景です。その他にも、タワーの2階にあるハヌル(スカイ)トイレも見ものです。 単なる展望台ではない、多様な施設を備えた複合文化空間であるNソウルタワーは、観光客から観光スポットとして、そして休息空間として人気を得ています。    



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4.7/6
ソウル(松坡区) , 蚕室(ロッテワールド)

ロッテワールドは冒険と神秘をテーマにした室内施設、遊園地、ショッピングモール、民俗博物館、アイスリンク、ホテル、デパートなど観光、レジャー、ショッピング、文化を1ヶ所楽しめる大型複合施設です。 ロッテワールドアドベンチャーでは世界で最大規模の室内テーマパークで人気アトラクション以外にも幻想的なパレード、各種映像システム、レーザーショーなどの各種公演を年中無休で楽しむことができます。民俗博物館では韓国の歴史と民俗文化が歴史展示館、模型村、市場に分けられ当時の様子を再現しています。 ロッテワールドガーデンステージはロッテワールド公演の中心舞台で各シーズンごとのミュージカルショーや公開放送などの様々なイベントにも利用されています。    



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ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

景福宮(キョンボックン)はソウルの五大宮の一つで、朝鮮王朝(1392-1910)の正宮として600年の歴史があります。この宮は朝鮮の創始者である「太祖・李成桂(在位1392-1398)」が高麗の首都を移転した際、新しい王朝の宮殿として1395年に建てられたもの。ソウルの北にあるので「北闕」とも呼ばれています。景福宮は15万坪におよぶ広い敷地に長方形に作られ、南側には正門である光化門、東側には建春門、西側には迎秋門、北側には神武門があります。宮内には勤政殿をはじめ、交泰殿、慈慶殿、慶会楼、香遠亭などの殿閣があります。景福宮の正殿である勤政殿は公式的な儀式を行い、官僚たちの朝礼が行われていたところです。勤政殿の花崗岩を敷き詰めた庭には、道が通っています。道の真ん中は若干高く広いのですが、この道は王様が通る道でした。その両側の若干低い道は、文武官僚が通った道です。慈慶殿と交泰殿は、各々王の母と皇后の寝殿です。慈慶殿は十長生(長生不死を象徴する10種のもの)煙突と花塀が有名で、朝鮮時代に作られた最も美しい煙突として数えられ、宝物第810号に指定されています。交泰殿は王妃が個人的な日常生活をしていたところで、峨嵋山側の塀と後門が美しいことで有名です。景福宮の趣をさらに引き立てているのは、慶会楼と香遠亭です。慶会楼は国の慶事がある時や、外交使節を応接する時に宴会を催した所で、大きな人工池の上にあります。香遠亭は寝殿の裏側に位置する後苑空間で、慶会楼と同じく池を掘り真ん中に人工島を作って東屋を建てたものです。慶会楼に比べて女性的なのが特徴で、特に峨嵋山は、自然の地形と建物を調和させた、韓国の典型的な宮中後苑です。ほかにも王様の執務室であった思政殿、学者たちが本を読んだ図書室である修政殿などがあります。景福宮内には文化財もたくさんあります。全国各地に散らばっていたものを移してきた、敬天寺十層石塔(国宝第86号)、法泉寺智光国師玄妙塔(国宝第101号)などの国宝物や、自動時計を設置した報漏閣、天上時計と自動水時計を設置した欽敬閣などがあります。2015年は独立70周年を迎え、2015年3月1日に景福宮周辺(景福宮、孝子洞、青瓦台)周辺に「 太極旗の道」が完成しました。「 太極旗の道」には約240本の太極旗が掲げられており、2015年末まで見ることができます。