勝戦(スンジョン)展望台は、敵の行動を監視するために設置された最前線の監視所(Observation Post)です。 勝戦展望台の近くには1968年北韓軍がソウルまで潜入し青瓦台襲撃未遂に終わった1.21事態の際の侵入路「1・21浸透路」があり、勝戦展望台からは北側の軍関係者の活発な活動を手に取るように監視することができます。
また肉眼で北韓軍のほか北韓のさまざまな軍事施設を眺めることができ、望遠鏡を覗けば、目の前に広がる広々とした漣川平野を一望できます。
この展望台を管轄する陸軍第25歩兵師団では、訪問客向けに補給路の徒歩による見学、1・21浸透路、勝戦展望台観光、教育プログラムなどを実施しています。
なお、韓国軍管理下の民間人統制哨所のため身分証の提示が求められます。入場後は案内に従って行動し、個人行動はできません。