全羅北道(全州市 )

全州伝統文化(チョンジュ・チョントンムンファ)センターは多彩な伝統文化を見たり体験したりできる総合文化エリア。パンソリと言われる韓国の唱劇、民謡、伝統舞踊などの公演が行われる常設ステージ、全州を代表する味であるビビンバを食べることの出来るレストラン、伝統婚礼式を挙げることの出来る結婚式場などもあります。


全羅北道(全州市 )

徳津(トクジン)公園の正門を出て池のあるところから東に1㎞ほど行くとサッカーグラウンドやバレーボールコートなどの各種の運動施設がある公園や韓国ソリ文化の殿堂があり、ここから東に行くと全州ドリームランドの施設がある全州(チョンジュ)動物園が見えます。1978年6月10日に開園したこの動物園ではトラ、ライオン、キリン、カバ、ラクダ、バイソン、チンパンジー、カンガルーなどの動物を多数保有しています。希少動物としてはツキノワグマ、シマウマ、ジャガーなどがおり、106種670点ほどの動物を飼育しています。


全羅北道(井邑市 )

內蔵山国立公園内にある金仙溪谷(クムソン・ケゴク)は、空が見えないほど森が深く、夏には暑さを凌ごうと多くの人が渓谷に訪れ、秋には紅葉を楽しもうと多くの観光客が訪れます。特に、紅葉の風景は絹に刺繍したかの如く美しく、金仙という名前で呼ばれたとされています。他の地域に比べ、紅葉期間が長く、色が濃いことでも有名です。 一柱門から內蔵寺の龍窟を通りすぎて金仙瀑布でユータンする登山コースが人気です。金仙溪谷を通りすぎるこの登山コースは2時間20分ほどかかります。


全羅北道(高敞郡 )

17万坪の広大な野原を麦畑ひとつに統一した珍しい大農園です。収穫するだけでも1週間かかるほどの国内最大規模の麦畑を目にすることができます。また、麦を収穫した後は1種類の大豆のみを植え、それを冬に収穫する光景も見ごたえがあります。1960年代初め頃にこのような大型農場を設け、農業と造林事業を継続して行なってきたハグォン観光農場は、麦畑以外にも約5,000坪に至る花卉用ガラス温室や苗木場、各種果樹園を有しています。 麦が熟す頃になると、麦畑を見物しに全国から画家や写真作家たちが訪れ、1994年にはついに農園内の1万坪あまりに至る果樹園を中心に観光農園が造成され、農園を訪れた人々がゆっくりと休んで行くことができるようになりました。 また、春には青麦畑祭り(4~5月頃)が、秋には蕎麦の花祭りが開催されます。


全羅北道(群山市 )

群山近代歴史博物館は「歴史は未来になる」という心情で過去の貿易港として海上物流の流通の中心地であった群山の姿と全国最大の近代文化資源を展示しており、西海の物流の流通の中心であり、世界に広がる「世界の貿易港群山」の姿を見ることのできる博物館です。 *オープン日:2011年9月30日


全羅北道(井邑市 )

内蔵山の北側を囲んでいる西来峰(ソレボン)は、 田や畑を耕したり、ならしたりする昔の農機具の一つ「馬鍬(ソレ)」に似ていることからこの名前が付けられました。約1kmに渡り峰の周辺を囲んでいる岩の絶壁が赤く染まった紅葉と調和を成し、内蔵山を代表する峰と言われています。一柱門から出発し、霹靂岩、西来峰、仏出峰、円寂庵、内蔵寺を通り再び一柱門に戻る登山コースを行くと西来峰へ訪れることが出来ます。所要時間は、約3時間です。


全羅北道(全州市 )

芸郷 全州の雰囲気を味わいたいということであれば「全州市剛庵書芸館」に訪れてみると良いでしょう。全州を象徴する豊南門から慶基殿を経て東側に梧木台、郷校、寒碧堂などが続いている校洞の全州川沿いに1995年にオープンした「全州市剛庵書芸館」は、芸術を愛する人々の足が絶えることがありません。この地で生まれた書道界の巨匠である強庵 宋成鏞の意を汲んで建てられたこの書芸館には、1162点にも及ぶ書道作品が展示されている韓国で唯一の書道作品のみを扱った展示館です。また、剛庵書芸館から200m程北に行ったところには、東学運動を記念する東学革命記念館が建てられ東学運動の様子を垣間見ることができます、


全羅北道(全州市 )

全州映画総合撮影所は、5万6,900㎡にも及ぶ敷地内に地下1階、地上2階建ての規模の室内スタジオと野外セット場があります。セット製作室やスタッフルーム、更衣室、美術/小道具室、休憩室などの付帯施設も備えられています。特に他の撮影所と差別化された室内スタジオには、雨が降る様子を自然に演出することができる水圧調節装置や、17m程の高さの天井などの施設を備えており、特殊効果撮影に適した環境を有しています。2008年4月にオープンし、これまでに『霜花店』、『影の殺人』、『チョン・ウチ 時空道士』、『不当取引』、『平壌城』、『マイウェイ12000キロの真実』など多くの作品の撮影が行なわれました。


全羅北道(完州郡)

湖南の小金剛と呼ばれる大屯山は頂上である摩天台(878m)をはじめとし、四方に伸びた山脈が続いており七星峰、将軍峰など岩峰になっています。摩天台では北側の稜線に沿って続く落照台で見る日の出と日の入りの景色は絶品です。1977年に道立公園にしてされて、観光客のためにケーブルカー、錦江クヌル橋などが設置されました。


全羅北道(高敞郡 )

全羅北道高敞郡雅山面三仁里の禅雲山(兜率山ともいう)にある禅雲寺の庵、兜率庵は、禅雲寺とともに百済時代に創建されたと伝えられています。 禅雲山一帯は火山作用により形成された岩石が巨大な垂直の岸壁をなしており、秀麗な自然景観を誇っています。奇岩絶壁の絶景の間にある兜率庵には2棟の寮舎(僧侶が生活する建物)が付いており、裏の山道の上には羅漢殿(文化財資料第110号)が、右に幾重にも重なっている岩の階段を登ると兜率天內院宮(文化財資料第125号)が岸壁の上に掛かっています。 特に、兜率庵の西の岸壁、七松臺には高さ13メートル、幅3メートルに至る巨大な磨崖仏坐像(宝物1200号)が刻まれています。また、兜率天内院宮には金銅地蔵菩薩坐像(宝物第280号)が奉安されており、この菩薩像が高麗後期の仏像の様式をのまま反映しており、華やかで洗練された当時最高の傑作といえます。 兜率庵のある禅雲山はそれほど高くないですが、所々に奇岩怪石が峰をなしており、景観に優れ、多くの人々が訪れます。