慶尚北道(盈徳郡 )

慶尚北道盈徳の江口港は、盈徳で最も大きな港口です。青松の周王山の裾から始まり、うねうねと流れている 鮎釣りで有名な五十川が、海につながる所がまさにこの江口港です。 江口港は盈徳テゲ(ズワイガニ)の集散地(生産物が色々な所から集まり、出て行く所)としても有名です。港口の周辺ではズワイガニを販売するところが多く、別名「ズワイガニ通り」と呼ばれています。特に最近江口港の入り口に設置された帆船模型の造形物は、夜間に江口港を訪れる観光客の華麗な見物となっています。 江口港はドラマや映画の撮影地としてもよく利用され、代表的なドラマ「あなたそして私」に登場しました。ドラマが人気だった当時は、カモメが飛びかう漁村の景色を見に多くの人が訪れました。今も江口港と丑山港区間の918番道路は、趣があり美しいことで有名なドライブコースの一つです。 奇岩怪石の絶壁の上の道を走っていると車が海に入っていくような錯覚に陥り、一つの絵のような素朴な漁村の風景と共に、忘れることのできない記憶となるでしょう。


慶尚北道(蔚珍郡 )

蔚珍(ウルチン)郡の最南端にある厚浦港(フポハン)では、東海でとれる魚のほとんどが見られます。厚浦港の裏の坂の上には厚浦灯台があります。厚浦灯台は夜になると灯かりをともし、昼には展望台の役割を果たします。灯台のある坂の上には、子供たちの遊び場や休憩所もあります。坂の上からは、海や蔚珍郡の姿だけでなく、高さ1004mの白岩山を見ることもできます。明け方の厚浦港では、とれたての魚と市場の様子を見物したり、新鮮な魚を安くで買うことができます。また、厚浦港には刺身の店がたくさんあることで有名で、温泉も近くにあります。


慶尚北道(慶州市 )


慶尚北道(安東市 )


慶尚北道(青松郡 )

平山申氏判事公派宗宅(ピョンサンシンシパンサゴンパジョンテク)は、1990年に慶尚北道民俗資料第89号に指定された古宅です。 この家は、朝鮮時代の粛宗(在位期間1674~1720)の時代に申漢泰が建てた建物で、申崇謙将軍の15代子孫である申得清を始祖としています。 家の構造は、朝鮮時代の上流階級の典型的な住宅様式をしています。大門の横にヘンナンチェ(門屋)とコッカン(庫間、穀物や物を入れておくところ)があり、広い庭にはㅁ型のアンチェ(母屋)と別室、亭子(あずまや)などが建っています。 また、平山申氏判事公派宗宅の近くには棲碧古宅(慶尚北道民俗資料第101号)と泗南古宅があります。どちらも朝鮮後期に建てられた平山申氏判事公派一族が暮らしていた家屋であることから、このあたりに集姓村が形成されていたことがうかがえます。


慶尚北道(安東市 )


慶尚北道(清道郡 )

昔から韓国では民俗遊びの一つとして「闘牛」を行なってきました。特に慶尚北道清道で開かれる闘牛大会は1000年近い歴史をもつ代表的な民俗行事であると同時に、全国一の規模を誇っています。ロデオ競技などの牛をテーマにした様々なプログラムが用意されていますが、特にこの祭りのハイライトでもある階級別闘牛では、目の前で繰り広げられる牛たちのダイナミックな闘いを直接目にすることができます。


慶尚北道(金泉市 )

金泉駅から西側に12キロ離れた黃嶽山の麓にある直指寺は、新羅・訥祗王2年(418年)、阿道が建てた寺院です。周囲の古い松の木やきれいな渓谷の水、秋には紅葉が絶景をなし、周囲の景観と調和をなします。境内には大寂光殿があり、1000年になるクズの根とハギの柱の一柱門、朝鮮時代の代表的な建物である大雄殿、統一新羅時代の作品である高さ1.63メートルの石造藥師如來坐像(宝物319号)があります。また、5千人を収容できる国際仏教研修会館が1994年5月に完成しました。


慶尚北道(慶州市 )

慶州に作られた新慶州駅は2007年8月に着工し、2010年10月28日に駅舎竣工式を終え、2010年11月1日から営業を開始しました。