慶尚北道(安東市 )

慶尚北道安東の鳳停寺近くに位置している竹軒故宅(慶尚北道民俗文化財第146号)は、1886年に独立運動家の金嘉鎮先生が建てた家屋である。由緒ある文化財で静かな朝を迎えるだけでも特別な経験になるはずだ。故宅は朝鮮後期に建てられた民家の特徴であるロ字型の平面をもっている。長い間故宅を守ってきた松の木が韓屋の雰囲気を深めている。 竹軒故宅は2人室の竹軒ギャラリー室、書斎室、エリザベス室と4人室の竹軒東農の全4室の韓室を運営している。踏石の上に乗っている縁側、格子入り扉、垂木をむき出しにした天井などから伝統的な韓屋の美しさが感じられる。竹軒東農室の障子越しに見える石垣と遠くの山裾が調和している風景がとくに美しい。エリザベス室は、1999年にイギリスのエリザベス女王がユネスコ世界遺産である鳳停寺を訪問したことを記念して作られた。竹軒故宅から鳳停寺へ向かう道に「クィーンエリザベスロード」があるので散策にも良い。故宅の片隅にあるわら葺屋根の粉屋では、踏み臼の体験ができる。粉屋の柱に差し込まれた各国の国旗が目立つのだが、韓国人観光客に負けないくらい欧州の観光客もここを良く訪れる。朝食としては板の間に座り無料で提供されるトーストとコーヒーなどが楽しめる。


全羅南道(麗水市 )

ドバイモーテルは、2012年に麗水世界博覧会が開催された全羅南道麗水にあります。麗水ターミナルのすぐ前にあるので移動に便利で、麗川駅、麗水空港も車で20分の距離にあります。巨文島と白島、梧桐島などを遊覧船に乗って回ることができ、汝自湾では干潟体験もできます。また、向日庵の日の出は壮観そのものです。その他にも李忠武公の遺跡地の鎮南館と石山大橋も見どころです。麗水の名物には、舌平目(ソデ)の刺身、石山高菜のキムチ、ケジャン定食、カキ焼き、セトダイの焼き物きなどがあります。


忠清北道(陰城郡 )

忠清北道陰城郡(ウムソングン)の忠北革新都市にある巨星ホテル(コソンホテル=Geoseong Hotel)は2016年12月にオープンしたホテルです。地上7階、地下1階の建物に全65室の客室があります。 すべての客室には基本的にベッド2つずつが配置されています。デラックスツインはシングルベッド2つ、ファミリーツインはシングルベッド1つにダブルベッド1つ、ジュニアスイートはダブルベッドが2つあります。 簡単な仕事が可能な事務用デスクもありビジネスのお客様にも配慮しています。 地下回には駐車スペースやコインランドリー、1階にはブランドカフェがあります。 宿泊料金は2人分の朝食込みとなっており、1階のカフェでサンドイッチとコーヒーからなるモーニングセットあるいはすぐそばの建物にあるソルロンタン専門店の韓食のうち一つを選ぶことも可能です。 全職員ともソウル首都圏の特級ホテル勤務を経験した職員ばかりで「お客様中心」のサービスを心がけています。 忠北革新都市バスターミナルから徒歩5分の距離にあり、遠南貯水池まで車で15分、白也自然休養林まで車で25分の距離と周辺観光スポットにも便利なところにあります。


全羅北道(群山市 )

郡山リバーヒル観光ホテルは147の客室と700人以上を収容できる大小さまざまな大きさの宴会ホール、高級ウエディングホールを完備したホテルです。


慶尚北道(奉化郡 )

# 慶尚北道奉化郡春陽面に位置する醒巌斎(ソンアムジェ)は、1915年に金剛(クムガン)松を使って建てられた伝統韓屋です。独立有功者である姜必(カン・ピル、雅号は宜斎)の三男、カン・スンウォン(雅号は醒巌)の旧家です。醒巌斎は、日帝強占期に姜必が上海の大韓民国臨時政府に資金を渡した場所でもあり、朝鮮戦争の際には国軍第3師団長室としても使われた歴史的な場所です。現在はカン・スンウォンの孫夫妻が暮らしており、祖父の雅号にちなんで「醒巌斎」と名付けられました。歴史と文化を伝える古家を体験できるようにと宿泊施設としてオープンし、一般公開も行っています。オーナー夫妻は、韓屋の保存だけでなく庭づくりにも力を注いでいます。また、伝統的な韓屋でありながらも施設は現代的で、年齢や性別、国籍に関係なく誰もがゆっくりとくつろげます。醒巌斎のそばにある国家民俗文化財第279号の奉化晩山(マンサン)故宅は醒巌斎の本家にあたり、宿泊者であれば誰でも見学することができます。韓屋のためお部屋での調理はできませんが、近所に飲食店があるので食事の心配はありません。朝食は予約が必要で、1人当たり15,000ウォンで蓮飯定食が提供されます。徒歩5分の場所に嶺東線の春陽(チュニャン)駅があり、鉄道でのアクセスが便利です。チェックアウト後にも周辺を散策・トレッキングしたり、鉄道旅などを楽しみたい方のために手荷物預かりサービスも行っていますので、ぜひご利用ください。


仁川(中区)

仁川国際空港から程近い仁川広域市西区雲西洞(ウンソドン)にあるハブゲストハウス(Hub Guest House)は2階建てのビラ形式の住宅です。 韓国に入国する外国人旅行客や出国前の韓国人旅行客が主な宿泊客のため基本的な施設・サービスが整った宿泊施設です。余計なものはなく整理整頓の行き届いた客室で、外国からのお客様に韓国のよい第一印象を持っていただけるよう清潔さを最優先にしています。 共用キッチンでサービスされる食パンは当日残ればすべて廃棄し、トイレットペーパーも品質のよいものだけを使用しています。 仁川国際空港から空港鉄道もご利用いただけますが、バスがハブゲストハウスの近くまで来るので、バスの利用をおすすめします。 お荷物の多いお客様のためにピックアップサービスも行っています。


京畿道(安山市)

# 大阜島紙の美術館ペンションは、京畿道安山市にある紙の美術館の中にあります。紙の美術館は、世界の優れたペーパーアーティストらが手掛けた作品を展示する空間です。大きく紙造形美術館、子ども美術館、体験センター(Experience Center)に分かれています。また、作品展示のみならず、様々な体験プログラムも用意しています。ここに、風情ある韓屋ペンションがあります。江原道産の松の木と1000度以上で焼いた瓦が用いられた韓屋には釘が一切使われておらず、伝統的な建築技法に従って木組みで建てられており、2014年に今年の木造建築大賞に輝きました。ペンションは「一然斎」と「皎月堂」という独立した建物がそれぞれ客室として使われており、8名様~15名様が宿泊できます。各建物にはトイレとキッチン、エアコン、冷蔵庫などが備え付けられています。事前に予約すればバーベキューも可能で、10名様基準20,000ウォンで炭とグリルが使用できます。朝食は有料で、紙の美術館にあるカフェで提供されます。ペンションの宿泊者は紙の美術館に無料で入場でき、美術体験プログラムや伝統遊びを体験できます。


慶尚北道(奉化郡 )

慶尚北道奉化郡(ポンファグン)パレミ村にある古宅・所岡古宅(ソガンコテク)。「パレミ」は海だったところという意味で、60年ほど前まででも村の田んぼや水たまりから貝が出てきたそうです。村全体に伝統的な韓屋が軒を連ねるこの村は、1992年に慶尚北道が伝統文化村として指定、以降大切に保護・保存されています。 所岡古宅は築約110年の古宅です。これを証明するかのように古くなった瓦でのみ育つ瓦松(ツメレンゲ)があちらこちらで見受けられます。オーナーの曽祖父である南湖(ナモ)金賚植(キム・レシク)が、次男・所岡(ソガン)金昌祺(キム・チャンギ)の分家の際に建てた家で、長男に引き継がれた南湖旧宅はちょうどその裏手にある建物がそれです。 名望高き富豪であった金賚植は自らの全財産を担保に借金をし、大韓民国臨時政府の軍資金を拠出、その功績で1977年、建国功労表彰を受けました。またオーナーの祖父で金賚植の次男である所岡・金昌祺は奉化地域一帯の有名な儒学者で、陶山書院書院長を歴任した人物です。オーナー夫妻は3年前から古宅に戻り、古宅体験事業を支援する政府の支援を受け、建物のあちらこちらを修理し手直しをしました。 大門間(テムンガン)チェの高柱の大門へ足を踏み入れると、前庭と舎廊(サラン)チェの板の間がまず目に入ります。韓屋は中庭を囲むように建てられた伝統瓦葺の家屋で、舎廊チェの建物脇にある離れから母屋に通じる大門と通りぬけていくと、内側にある中庭や母屋が見えてきます。所岡古宅の建物は桟ひとつに至るまで春陽木と呼ばれるアカマツが使用されており、近頃ではなかなかお目にかかれない貴重な木材を使用した建物です。 およそ25年前、オーナーの父親が数千万ウォンを掛けて補修、その後も現在のオーナーが根気よく管理し続けたおかげで古宅としては大変保存状態がよい韓屋となっています。補修する際にはコンクリートなどは一切使わず、建築当時の建材で修復作業をするよう神経を使ったといいます。 客室は全7室あります。男主人が暮らしていた舎廊チェの建物には4~5人が利用できる大きい舎廊房(サランバン)と小さな舎廊房の客室、そして2~3人が利用できる部屋があります。 夏期には小さい方の舎廊房の部屋と舎廊チェの板の間も貸し切り、他の部屋も合わせて借りるとより広々として利用できます。 このほか、女主人が主に昔住んでいたという母屋には3、4人が利用可能な上房(サンバン=昔、男主人の居間だった部屋)があり、高柱の大門の両脇にある門間(ムンガン)チェの建物には2~5人が利用可能な門間房(ムンガンバン)1と2の2室があります。そのうち、門間房1は黄土で床を作った伝統的なオンドル部屋となっています。 また必要に応じて所岡古宅まるごと貸し切ることも可能で、全体を貸し切る場合、夏期には舎廊チェの板の間や板の間の部屋を含めて22~34人前後が宿泊可能です。 朝鮮時代後期の典型的な両班(ヤンバン)の家屋の形態で、管理が行き届ききれいでこじんまりとしたつくりの所岡古宅。昔ながらの扇風機、螺鈿細工の箪笥など素朴な生活用品が使われていた時代さながらに置かれており、また布団はご宿泊のお客様のためにきれいに準備されています。大きな方の舎廊房の部屋と小さな方の舎廊房の部屋には共用の冷蔵庫があり、またWi-fiも設置されご利用いただけます。 伝統文化村に指定されたパレミ村は古宅が立ち並ぶ、空気がたいへん澄んできれいな村です。そのような整った穏やかな雰囲気の中で村を散策し昔ながらの古風な韓屋をゆっくり見て回れます。また所岡古宅への道すがら、あるいは帰路の途中で、韓国で最も古い木造建造物・無量寿殿(ムリャンスジョン)がある浮石寺(プソクサ)、韓国最初の書院である紹修書院(ソスソウォン)、 吾田薬水(オジョンヤクス)、タクシル村、鷲棲寺(チュクソサ)など周辺の有名観光スポットを回ってみるのもおすすめです。 朝食のサービスはありませんが、情に厚いオーナーが時々茹でたトウモロコシやサツマイモ、果物などを提供してくれることもあります。バーベキュー施設も完備しており、夕食時にはバーベキューも楽しむことができます。


全羅南道(麗水市 )

ホテルケニー麗水は、麗水エキスポ駅から車で7分、麗水沿岸旅客船ターミナルから歩いて7分の距離にある大型ホテルだ。ホテルには様々なアメニティ施設があるが、その中の一番はシェアラウンジだ。中にコイン洗濯機とコイン乾燥機を置いて、外は背の低い書棚とビーズソファーを置いた図書ラウンジに活用し、旅行客が一時でも静かな思索の時間が過ごせるようにした。ラウンジKは、麗水のグルメ店からテイクアウトしてきた料理を食べたり、家族や仲間との会話を楽しめる憩いの場だ。 客室タイプはスタンダードシングル(Standard Single)、ファミリーツインオーシャン(Family Twin Ocean)、スイートルーム(Suite Room)など、11タイプもある。全客室にエースベッドを備え、高級グースダウン羽毛布団と枕を使っているので、慣れない環境でも熟睡できる。1人用部屋であるスタンダードシングルとスタンダードシングルシティーは、一人旅や出張の利用客に常に人気。スタンダードツインオーシャンとファミリーツインオーシャンは、窓の外から麗水港の活気あふれる風景が押し寄せる。