忠清南道(牙山市 )

釜山を象徴するタワーである釜山タワーの展望台は慶州にある仏国寺の多宝塔の屋根に乗っている宝蓋をかたどって作られたものです。海抜69m、高さ120mで、展望台から見る釜山の夜景は絶景です。釜山市民はもちろん、多くの観光客が訪れる人気のスポットで、タワーの周りには忠武公銅像、市民の鐘、白山安熙済、花時計などあります。


ソウル(永登浦区) , 汝矣島・永登浦・麻浦

ソウル色公園(ソウルセッコンウォン)は、麻浦大橋の橋脚の下部空間に色をテーマとして作られた市民公園(規模約9,000㎡)です。ソウル市の色彩環境の改善、および固有の都市イメージ形成のために開発した「ソウル色」を公共空間に適用してソウル色公園(Seoul Color Park)を作ることで、漢江を訪れる市民に休息空間と同時に日常的なデザイン体験の機会を提供しています。ソウル色公園は、漢江の波を形象化したソウル色の造形物、ソウルの代表色10色を活用したソウル色のバーコードグラフィックやベンチなどが設置されています。公共施設物には、快適に見えるよう瓦灰色(Seoul Dark gray)と石畳灰色(Seoul Light gray)を用い、また、街路で目に留まらなければならない施設物には丹青赤色(Seoul Red)、コッタム(色々な色彩や模様で飾った壁)黄土色(Seoul Orange)、南山緑色(Seoul Green)などとその関連色を用い、街路景観のイメージを体系的に改善しています。さらに、ソウル市立美術館とソウル歴史博物館にもソウル色を活用した造形物および作品が設置されています。ソウル地下鉄5号線「汝矣ナル駅」、麻浦大橋南端を約10分程歩いて行った所にソウル色公園があります。


5.0/1
ソウル(鍾路区) , 東大門

広蔵市場(クァンジャン・シジャン)は、市場の名称を東大門市場とし、市場の経営体法人名は広蔵株式会社と命名し、1905年7月5日に開設されました。発足当時の市場は、活動と機能が閑散としており、市場の運営は1日市、隔日市、3日市、5日市、7日市などの方式がとられましたが、常設市場として運営されていたという点では、市場の開拓上で先駆者的な役割を果たしていました。当時の主要な取り扱い商品は、農水産物、薪や炭などでした。 現在の主要な取扱商品は、絹織物、衣装布(韓服)、織物(洋服)、女性衣類製品、カーテン、寝具、手芸品、螺鈿漆器、厨房用品、生鮮、精肉、青果、乾物、祭祀用品などで、相当量の取引が行われる総合市場であると言えます。現在、観光コースとしても指定されており、多くの外国人観光客が訪れています。 市場が休みの日曜日にも露天商通りがあり、食いだおれ通りも営業しています。ここでは、刺身、キンパプ、スンデクッパ、カルグクス、ビビンパ、そしてピンデトクなど日本では食べられない韓国の食べ物を味わえます。    


光州広域市(西区)

 地域経済の活性化を追求する金大中コンベンションセンター金大中コンベンションセンターは最上級施設の展示、コンベンションセンターとして天恵の自然が息を潜めている観光地、光州に建設されました。2003年11月に光州展示コンベンションセンターとして着工し、2005年5月に金大中コンベンションセンターに名前が変更された後、同年の9月6日にオープンしました。 光州を北東アジア貿易の中心都市として国家経済力を強め、観光産業など地域特化産業の発展に牽引することで地域決済の活性化を意図することに力を入れています。また、国際的な商品、技術、情報、文化交流の場として地域の力量を強化しています。そして、豊かなノウハウを備えた最高の専門人材力と最高のサービスと多様な施設を兼ね備えました。 金大中コンベンションセンターの主要産業金大中コンベンションセンターでは国内外の博覧会、展示会、会議、セミナーの開催、不動産管理・運営及び賃貸、機械装備と用具の管理・貸し出し、貿易取引の斡旋、国内外の展示情報、資料調査及びその提供、文化・観光・イベントサービスの供給などです。オープン後、2005年に国際観光産業展示会、光州情報通信展示会、光州国際食品産業展、光州デザインビエンナーレなど10件の展示会を誘致しました。 


京畿道(果川市) , ソウル大公園

*設立の目的と機能-韓国馬事会(KRA)は、競馬の公正な試行と普及を通して、馬事の復興と畜産業の発展に貢献し、国民の健全なレジャー文化の育成を計ることを目的としています。畜産電気料金や農・漁民子女の奨学金事業、各種公団体への寄付、乗馬普及、文化空間の開放など、競馬の収益金を社会へ還元し、国民の公益増進を図っています。 *主要事業所-京畿道果川市に、ソウル競馬公園、乗馬教育院、馬事博物館などがあります。2005年には、釜山慶尚南道競馬公園が慶尚南道金海市と釜山広域市凡方洞の間に建設されました。済州島には、ポニーの保護育成のための済州競馬公園、馬の生産と繁殖、育成のための競走馬育成牧場(65万坪)があります。京畿道元堂(11万坪)に種牡馬牧場があり、全羅北道益山には競技馬牧場(46万坪)が建設中にあります。


京畿道(果川市) , ソウル大公園

果川に位置する「国立現代美術館(クンニプ・ヒョンデミスルクァン)」は、韓国の現代美術作品と世界の現代美術の流れを見ることが出来ます。こちらには、有名な作家の作品が展示されています。3~4ヶ月間隔で国内外の様々な現代美術作品の企画展が開催されますが、事前にホームページで確認をして訪れた方が良いでしょう。 殆どの展示会は、無料で観覧することが出来ますが、規模が大きい特別な展示会は、有料となっています。3階建ての美術館内には、6つの展示室と子供の美術館が備わっています。ソウル大公園とソウルランドなどが近くに位置しており、美術館観覧と娯楽、余暇を一度に楽しむことが出来ます。


江原道(春川市)

春川(チュンチョン)マッククス体験博物館(チェホム・パンムルグァン)は春川の代表料理である「マッククス(辛だれそば)」をテーマに2006年8月にオープンした博物館です。「マッククス」はそばから作った麺にキムチスープをかけて食べる江原道の郷土料理で、この博物館はそば博物館とマッククス博物館に分かれています。そば展示館では、そばの由来や分布、歴史、そばに関連する様々な料理などが展示してあり、マックッスの種類と発展過程が一目でわかるようになっています。


忠清北道(報恩郡 )

俗離山に位置する法住寺(ポプジュサ)は、新羅真興王14年に建てられた寺。戦乱のため焼失し、現在の姿は数回に及ぶ再建工事によって復元されたものです。入ってすぐにある黄土の道は、レンガのように作った黄土を火で焼いて敷きつめたものです。この黄土の道を歩いていけば一柱門につながりますが、その横にある大きな岩の穴から水が湧き出ているので、渇いた喉を潤すことができます。境内に入れば木造の塔である八相殿があり、中にある八相図はとても雄壮で法主寺の見所のひとつ。他にも石蓮池や双獅子石燈、大雄寶殿、そして岩に焼き付けられた磨崖如来奇像があります。奇像とは、座っている仏の像を意味しますが、この磨崖如来奇像は、蓮の座台に座っている姿を刻んだもの。長い間の損傷がひどいが、原型の姿をそのまま保っています。法主寺は1500年の歴史を持つ俗離山を代表する寺で、多くの国宝が保管されており、華やかな仏教文化と出会えるところのひとつです。


済州道(西帰浦市) , 서귀포

天地淵(チョンジヨン)とは神の池という意味を持つ言葉で、玉皇上帝に使える7人の天女が玉の笛を吹きながら雲の階段を下りて地上に降りてきてこの池で沐浴をしたという伝説が残っています。 ここは天然記念物163号にも指定されている膽八樹が自生しているところで、それ以外にも様々な珍しい植物や様々な木々が鬱蒼とした森を成しており、天然記念物379号として保護されています。この森に1キロの散策路があり、それに沿って歩くと滝にでます。 滝は高さ22メートル、幅12メートルで、滝つぼの水深は20メートル。滝自体が天然記念物第27号にも指定されており、ここに住む天然記念物第258号の大ウナギも有名です。    


ソウル(鍾路区) , 市庁・光化門

光化門は景福宮の南門であり、宮城の正門です。光化門は国王が頻繁に出入りする正門でもありましたが、景福宮が朝鮮の王が住む宮廷であったため他の宮殿の正門に比べて規模と格式の面でもとても雄大で華麗でした。また東西の塀の終わりに各東十字閣と西十字閣が設置され、朝鮮5大宮殿の中で唯一、宮門形式となっています。 景福宮の創建当時には特別な名前はなく、宮制によって「午門」と呼ばれたり、1395年に鄭道伝(チョン・ドジョン)によって「正門」と名前を変えましたが1426年に「光化門」と呼ばれるようになりました。 韓国戦争(朝鮮戦争)の時に爆撃を受けて門楼が壊れて石垣は弾痕だらけです。1986年に、破壊された門楼を建て直して再建されましたが再建した光化門は鉄筋コンクリートで造られ、もとの場所よりも14.5メートルほど後方に建てられました。このように原型を失った光化門を復元しようと2006年から光化門の撤去作業は始まり、3年8ヶ月の復元工事を経て2010年8月15日に工事が終了しました。 花崗岩でずっしりとした基壇を造り、その上に2階の門楼を建て、基壇にある3つのアーチ型の出入り口は景福宮が朝鮮の宮殿であるという威厳を見せています。