京畿道(驪州市) , 驪州

驪州陶芸団地(ヨジュ・トイェダンジ)とは京畿道驪州郡北内面、五鶴里、五今里、峴岩里、川松里、池内里いったいの陶磁器工場密集地をさします。昔よりこの地域では質の良い粘土、白土、高嶺土など陶磁器の原料が生産されていたため陶芸家が自然に集まり陶磁器村が形成されました。ここでは、陶磁器の生産過程を直接見学できまた安価で購入できます。また毎年陶磁器フェスティバルが開かれています。


全羅北道(高敞郡 )

パンソリの集大成、国文学史に関して優れた功績を残した桐里申在孝(1812~1884)の古宅です。パンソリ博物館のすぐ後ろにあり、裏庭は桐里国楽団(桐里は申在孝の号)と牟陽城(倭寇の侵入に備え、1453年に建てられた自然石の城郭。別名高敞邑城)に当たります。重要民俗資料第39号に指定されている申在孝の古宅は1850年頃に建てられ、現在全面5間、側面2間の規模となっておりサランチェと桐の木、井戸などが残っています。


忠清北道(清州市 )

清州(チョンジュ)西門市場(ソムンシジャン)は市場の活性化のため2012年に西門市場サムギョプサル通りを、2015年には西門風物夜市場(夜市)を開設しました。その後2017年にはサムギョプサル通りで3月3日(サムギョプサルデー)から3日間、サムギョプサル祭りを開催したこともあります。清州は韓国各地の事柄についてまとめた地理書・世宗実録地理誌に豚肉を貢物として納めた地域として記録されています。


全羅北道(扶安郡 )

蝟島(ウィド)の村のひとつである雉島里(チドリ)マウル(韓国語で「村」の意)は小さな漁村です。静かで美しいこの村の前の海にタンチ島と小タンチ島が海に浮かんで見える様子はまるで絵画のようです。毎日2回の干潮時には村からタンチ島と小タンチ島までが陸続きになりますが、その途中には多くのカキが生息しているので道具があればカキを採って食べることができます。


忠清北道(永同郡 )

「蘭渓国楽博物館(ナンゲグガクバンムルグァン)」は蘭渓・朴堧の息づかいが感じられる国楽専門博物館です。蘭渓・朴堧は高句麗の王山岳、新羅の于勒とともに韓国三大楽聖に数えられています。永同で生まれた朴堧は楽譜と楽器をまとめた楽書を編集し、大鼓や石磬といった雅楽器を製作しました。また、宮中楽を完成し、楽器を調律する編磬を作るなど、国楽を発展・完成させた国楽の父です。 蘭渓国楽博物館の映像室と蘭渓室では、蘭渓の生涯と業績を知ることができます。国楽室では大笒・喇叭などの管楽器、伽倻琴・奚琴・琵琶などの弦楽器、鉦・鼓・編鐘などの打楽器が種類ごとに展示され、60点を超えるさまざまな国楽器を見ることができます。民俗資料展示室では故人または越北した国楽家の録音資料や国楽公演を録画したビデオテープなど貴重な資料を多く有しています。


全羅南道(潭陽郡 )

約30年間竹を育ててきたテナムゴルテーマ公園(コンウォン)は青少年のキャンプ場としても活用される竹公園です。99,173平方メートルの土地にはキャンプ場と併せて竹林浴の楽しめる竹林や松林があり、1年中花が美しく咲き誇る庭園や蓮池があります。特に、映画「黒水仙」や「清風明月」、「靑燕」などを始め、ドラマ「夏の香り」などが撮影されるなど映画やドラマのロケ地としても広く知られています。空に向かって伸びる竹の美しさを十分に満喫したいのであれば、余裕を持ってゆっくりと見て回るのがよいでしょう。


全羅北道(高敞郡 )

未堂詩文学館(ミダンシムンハククァン)は韓国を代表する詩人、未堂・徐廷柱(ミダンソジョンジュ)の故郷であり、終焉の地でもある全羅北道高敞郡富安面仙雲里村に設けられた記念館で、近くには徐廷柱の生家とお墓があります。チルマジェ村にある廃校となった仙雲小学校鳳岩分校を記念館とし、2つの展示棟、書斎再現室、セミナー室、多用途室、展望台などで構成されています。パイプ、杖、手紙、自筆の詩など、未堂・徐廷柱の遺品約5000点が展示されている他、毎年11月未には「堂文学祭」を開催し、未堂文学賞授賞式、未堂白日場(詩文競作大会)、詩朗読および各種記念公演、学術会議などを行っています。


江原道(高城郡)

花津浦歴史安保展示館(金日成・李起鵬・李承晩別荘)はうっそうとした松林や広々した汽水湖、風光明媚な砂浜、そしてきれいな海がひとつになった自然景観を誇る高城(コソン)の代表的な観光地です。  [記念館建物の由来] 最初に造られた建物は1954年およそ90平方メートルの規模で新築され1960年まで李承晩大統領の別荘として使われていました。しかしその後放置されて荒れ果てたため撤去、その跡地に新たに建物が建てられ韓国陸軍の官舎として使われてきました。1997年7月になって韓国陸軍が現在の位置に元々あった別荘を復元、歴史的資料や遺品を展示しています。その後2007年2月に江原道高城郡と陸軍福祉団によってこの建物の改修工事を行い、別荘にあった遺品の一部や李承晩大統領の邸宅だったソウルにある梨花荘(イファジャン)から歴史的な資料をさらに譲り受け、2007年8月、李承大統領花津浦記念館として開館しました。


全羅北道(扶安郡 )

彩石江から北に約1㎞行ったところにある赤壁江(チョッピョッカン)があります。砂浜の後ろにある村を境にして彩石江と分かれます。村の前には天然記念物第123号に指定されているホオノキが群落を成しており防風林の役割をしています。ここから西に行き、ヨンドゥ山を回り、絶壁と岩盤が広がる海岸線約2㎞を「赤壁江」といいます。名称の由来は、宋の国の詩人の蘇東坡がよく訪れた赤壁江と自然景観がよく似ているため赤壁江と名づけられてたとされています。 規模―271,071㎡