京畿陶磁博物館
 
京畿道(広州郡)
京畿陶磁博物館(キョンギ・トジャバンムルグァン)ここは朝鮮時代(1392-1910)の白磁の研究および官窯(官庁で使用する陶磁器を焼いた窯)関連の遺跡保存を目的に建てられました。広州にはおよそ400年の間王室の陶磁器を焼く窯が置かれていました。博物館は大展示室(2室)と企画展示室、多目的ルームからなり、彫刻公園や陶磁器ショッピングモールなどの付帯施設も整っています。隔年で開かれる陶磁器エキスポ期間中には関連イベントも催されます。周囲には朝鮮白磁陶窯跡、南漢山城、八堂湖などの観光名所があります。

踏十里古美術街
 
ソウル(東大門区)
踏十里(タプシンニ)の古美術街(コミスルサンガ)は書画、陶磁器などの古美術品を扱う商店街。アンティークから様々な生活用品を扱う商店が軒を連ねています。清渓川8街、梨泰院、阿峴洞などにあった店が1980年代中盤からこの一帯に集まり始めてできた古美術街で、現在では約140の商店があります。木の蜀台、懐中時計など一般の商店では見ることの出来ないものも多い上、仁寺洞などで扱う高価な古美術品でなく安価なものもあるため、外国人だけでなく韓国の人々にも人気です。

珍島犬
 
全羅南道(珍島郡 ) ,
韓国を代表する珍島犬は、性格が良く俊敏で、聴覚•嗅覚が発達しており、番犬としても役立つ主人に対する忠誠心が強い世界的な名犬です。世界畜犬連盟および英国ケンネルクラブに登録されており、珍島畜産事業所飼育場で見学することができます。 * 珍島犬ストーリー 去る1993年10月、ある珍島犬が、大田の愛犬家に売られてしまいましたが、昔の主人を忘れることができず7ヶ月にわたって八百里の道を歩いて元の主人である珍島郡義新面トンジ村のパク・ボクダンお婆さんの元に帰って来たことが知られ全国民を驚かせました。その後、主人の手厚い保護の中、子犬を産み再び話題になりました。ペククは、2000年6月12才でこの世を去りました。その後、トンジ村の住民は、村の広場に銅像と碑石を建ててペククの忠誠心を称え、その子孫は現在、珍島郡珍島犬畜産事業所で保護・管理されています。 * 珍島犬畜産事業所 珍島犬畜産事業所には、事務室、広報室、診療室、研究室、飼育場、訓練場など、様々な施設が揃っており、DNA分析、体形測定、珍島犬の骨格研究、珍島犬品評会、珍島犬審査防疫など、基礎研究事業を行われています。また、専門訓練士を通じた訓練を観覧することも可能で、世界的な愛犬団体である英国ケンネルクラブに公式登録されたことで、世界的な名犬としての地位も確立されました。 * 珍島犬全国品評会 珍島犬全国品評会は、全国の愛犬家たちが参加する中、珍島犬の本場である珍島で毎年開かれるお祭りです。珍島犬品評会は、珍島犬の審査はもちろん、狩猟大会、犬と一緒に競走、珍島犬写真展、民俗公演など、様々な行事が開かれます。また、珍島郡は、珍島犬の広報活動を通して優秀な珍島犬を広く普及しようと、珍島アリラン祭(毎年11月初旬)期間に全国品評会を開催しています。

普門寺
 
仁川(江華郡)
江華郡西部にある席毛島(ソクモド)には、ヘミョン山、サンボン山、サンジュ山の三山があるため三山面という地名になりました。普門寺(ポムンサ)はヘミョン山とサンボン山の間にあり、寺があるところは洛迦山と呼ばれます。韓国の大部分の寺院がそうであるように創建年度や創建にかかった年期や説話などが確実ではない状態でしたが、近代の高僧であるパク・ハンヨン僧の『普門寺法堂再建記』によれば新羅善徳女王4年(635年)の創建となります。 明け方頃に聞こえる寺の前の海の波の音や眉岩の磨崖観音菩薩像は、昔から江華8景の名勝地となっています。煩雑な都心を離れ、西海の海の匂いが含まれた風を感じながら普門寺に来ると、仁川市記念物17号に指定された約600年になるイブキの木の香りが寺の庭でかすかに感じられます。直径69cm、厚さ20cmで普通のものより約2倍大きなひき臼があります。また眉岩の磨崖石仏は、寺の広間から約8分ほど登るとあり、西海の景色や時間に合わせると西日も見れます。

如美地植物園
 
済州道(西帰浦市)
中文観光リゾートにある「如美地(ヨミジ)植物園」は、南国ムードが漂う東洋一の植物園で、敷地面積3万4千坪に達する大きな植物園です。約3千8百坪の温室には花と蝶が調和する花蝶園をはじめ、水生植物園や生態園、熱帯果樹園、多肉植物園などがあり、世界各国の珍しい植物を含む約2千種の植物を見ることができます。他にも温室の外には済州島に自生する植物を集めたエリアと、韓国、日本、イタリア、フランスの庭園を模して造った民俗庭園もあります。温室と庭園の間には60人乗りの観光遊覧列車が走っており、38mの展望台に上ると中文観光リゾート天帝淵瀑布などが見渡せるほか、天気のいい日には韓国最南端の馬羅島(マラド)まで見えることもあります。

釜山 岩南公園
 
釜山広域市(西区) ,
562,500㎡の敷地を持つ岩南公園(アムナムコンウォン)は海洋性樹木と海岸絶壁と青い海のコントラストが美しい公園。軍事保護区域に指定され出入り禁止でしたが、1996年に開放され昔そのままの自然を楽しむことができます。 公園内には釣り場や展望台、散策路、陸橋などがありますが、松島海水浴場から海岸線に沿って続くドライブコースも人気があります。

昆池岩リゾート
 
京畿道(広州郡)
昆池岩リゾートは、ソウルの江南から自動車で1時間以内で行ける距離に位置しています。昆池岩リゾートは京畿道で最大規模のスキー場や、全476室の客室からなるコンドミニアム、韓国最初の滞在型スパなど様々な施設が備わっており、1年を通して訪れ、休息の時間を楽しむことができます。また、リゾートの中を流れる生態河川や、約9万本のワインが貯蔵されている洞窟ワインセラーでは様々な体験をすることができます。昆池岩リゾートのもうひとつの見所は、ホタルを見ることもできる樹木園です。昆池岩樹木園は、20以上の多様なテーマの庭園に約3,700種の植物を収集・展示しています。

大田ワールドカップ競技場
 
大田広域市(儒城区) ,
約42,000人の観客を収容できる大田(テジョン)ワールドカップ競技場(キョンギジャン)は、2002年に行われた日韓ワールドカップ大会の際にオープンしたサッカー専用のスタジアムで、この年のワールドカップで韓国がベスト8位進出を決めた場所でもあります。韓国伝統家屋の持つ居心地のよい住居空間をイメージできるようデザインされていますが、特に半開閉式に作られた屋根はチョガチプと言われる緩やかなカーブを描く屋根が客席の95%が覆えるように設計されています。競技場内部には全部で60の出入り口があり、有事の際には全観客が10分以内で会場外に出られるようになっています。韓国国内プロサッカーリーグの大田シチズンのホームグラウンドでもあります。

小人国テーマパーク
 
済州道(西帰浦市)
済州小人国テーマパーク(チェジュソインククテーマパーク) 韓国の代表的な観光地である済州島で、約2万坪の敷地に世界各国の有名な建築物を厳選し、仏国寺、済州国際空港、紫禁城、サクレ・クール寺院、タワーブリッジ、ピサの斜塔など、約30カ国100点余りのミニチュア建造物と、済州島の石文化、民俗信仰、体験学習場、野外公演場、ミニRCカー競技場、恐竜の化石など、様々な文化を体験することができる複合文化的観光地です。 各エリア毎に独特な雰囲気で作られた展示場と、文化空間となっている公園の観覧だけではなく、観覧客が直接体験することができる様々な体験エリアも用意されています。 <ミニチュアテーマパークとは?> 建物と人間を一定の比率で精密に縮小し、広い敷地に配列されているもので、各時代と文化を一目で見渡すことができるように作られた公園です。済州の小人国テーマパークは、独自性を持つ施設として国内外に広く知られている観光名所となっています。ミニチュアテーマパークは、今日の観光資源的な側面で大きな比重を占めており、世界各国の公園造成において人々が大きな関心を見せています。