西大門刑務所歴史館
 
ソウル(西大門区)
西大門刑務所歴史館(ソデムンヒョンムソ・ヨクサグァン)は西大門独立公園内にある博物館。大韓帝国(1987~1910)末期に建てられた日帝強占期の代表的な弾圧機関として、数多くの韓国独立烈士たちがこの監獄に閉じ込められ拷問を受け死んだという歴史のある場所です。この博物館はこの歴史を再考し韓国民族の歩んできた歴史を称えるために建てられており、3・1独立運動直後、柳寬順烈士が監禁され死亡した地下監獄や監視塔、拷問室、死刑場、7棟の監獄、歴史展示館等がある他、1階の「追慕の場」では映像システムを通して設立背景や歴史的過程など西大門刑務所の歴史を見ることができます。また2階の「歴史の場」では民族抵抗室や刑務所歴史室、獄中生活室などが、地下1階の「体験の場」では臨時拘禁室と拷問室があり、その拷問の様子も再現されています。また公園内には史跡第32号である独立門と史跡第33号の迎恩門柱礎をはじめ、独立館と殉国先烈追念塔、3・1独立宣言記念塔などもあり、ゆっくりと時間をとって見て回りたい所。歴史と韓国民の民族精神について改めて考えてみるよい機会となるでしょう。

龍平リゾート
 
江原道(平昌郡) ,
太白山脈の発旺山のふもとに位置した龍平(ヨンピョン)リゾートは1975年にオープンした最初の国内スキー場です。年平均積雪量250cm気温6.4℃と気温が低く、11月から翌4月初めまでスキーが楽しめます。他の地方のスキー場に比べてスキーできる期間が長いのが特長です。ソウルを基点に215km、領東高速道路4車線拡張により2時間台で行ける場所に位置しています。スキーシーズンが終る4月から11月まではゴルフができます。ここは1998年ワールドカップスキー大会、1999年江原冬季アジア競技大会が開催され、国際スキー連盟(FIS)が認定したレインボーレッド・シルバー・ゴールドのスロープを備えています。それだけではなく、初級者のためのイエローラインとピンクライン、中級者のためのニューレッドライン・グリーンラインなど全部で18面のスロープと15基のリフト、長さ3.7kmの8人乗ゴンドラ1基を備えています。この他室内にはプール・サウナなど各種設備があり、そり滑り・インドアゴルフ場・サバイバルゲーム場・山岳自転車道と6ホール規模のゴルフパッティング練習場、と森林浴道・アーチェリー・ゲートボール・クロケット場・テニスコート・キャンプ場などがあります。宿泊施設ではホテルとコンドミニアム、ユースホステルなど全部で1078室の部屋が用意されています。周辺には五台山国立公園・大関嶺牧場、大関嶺博物館など見どころが多く、スキーシーズン中は首都圏一帯からシャトルバスと直行バスが運行されています。

徳津公園
 
全羅北道(全州市 ) ,
徳津公園(トクジンコンウォン)は徳津湖の周囲に作られた公園で、7‐8月には徳津湖面を蓮の花が埋め尽くすことで有名で「蓮の花祭り」も開かれます。蓮の花は人ほどの大きさのものもあり、蓮の花でいっぱいの湖を見ると誰しも驚きます。湖を横切るようにかけられている橋も有名で、橋の上から満開の蓮の花を眺めるとどこか別の世界にいるかのようです。「蓮の花水辺のステージ」で繰り広げられる噴水ショーも見事です。

冬栢公園
 
釜山広域市(海雲台区)
海雲台海水浴場の南端にある冬栢島(トンベクソム)の自然をそのまま公園にした場所です。冬栢島はヤブツバキと松の木の生い茂る自然景観の美しい場所で、陸地と繋がっている島です。島の住民と観光客の散策路として知られる冬栢島には、2005APECサミット会場であるヌリマルハウスが建てられ、連日観光客の足が絶えません。

錦湖アートホール
 
ソウル(鍾路区)
錦湖(クムホ)アートホールは光化門に位置するクラシック専用のホール。315人収容のこのホールは、クラシックのために設計されており、音響はもちろん観客が寛いで音楽を楽しめるよう配慮がなされています。例えばシートの前後が広々と取られていたり、障害のある方のための移動式シートがあったり、楓の木で作られた舞台を始めインテリアも高級感漂う質の高いものを使用しています。このホールでは1年に150回ほどの公演が行われており、レセプションホールでは時々絵画の展示会も行われており、音楽と美術が同時に楽しめる空間となっています。

徐相敦古宅
 
大邱広域市(中区) ,
徐相敦(ソ・サンドン/1851-1913)は、朝鮮時代末期の企業家で、官僚でもあり民族独立運動家でもありました。大邱で紙屋と反物商として成功した人物で、政府の検税官となり租税の管理の役も担いました。1907年、政府が日本からの多額の負債を抱え、国権を失うと考えた彼は、大邱広文社の社長である金光済と共に国債報償運動を繰り広げました。大邱市は、桂山洞の李相和古宅の横にあった徐相敦の生家を復元し、国債報償運動記念公園を造成し、銅像を建てるなど彼の志を称えています。

ソウル大学校 奎章閣
 
ソウル(冠岳区)
奎章閣は1776年に朝鮮の22代国王・正祖が昌德宮の宙合樓一帯に創設したもので、歴代宣王の直筆・著述、遺品、国内外の書籍を収集保管・管理する国立図書館の機能を果たしています。現在はソウル大学校内に文化財の保存設備を完備した伝統様式の瓦屋根の建物を建てて奎章閣の図書などを管理しています。単純に歴代王の遺品を保管・管理しているだけでなく、政治、経済、社会などの図書を収集し、保存・刊行しています。奎章閣の所蔵資料は7種の国宝と8種の財宝、18万冊余りの古図書、5万点余りの古文書、1万8千点余りの冊板など計28万点余りを所蔵しています。特に、ここで所蔵している国宝第151号の朝鮮王朝実録や国宝第303号の承政院日記、朝鮮時代の主要行事を文字と絵で記録した朝鮮王朝儀軌は、ユネスコ世界記録遺産に指定されています。また、奎章閣では常設展示室を運営しており、誰でも自由に観覧することができます。

韓国民俗村ソリゲレンデ
 
京畿道(竜仁市)
静かで安全な施設を誇る韓国民俗村ソリゲレンデは、大人用のコースと子ども用のコースの両方を備えています。 

長安門
 
京畿道(水原市)
長安門(チャンアンムン)は華城の北門であり正門に当る門で、「長安」というのは首都という意味が込められており、これは王が首都である漢陽から水原に入る際に通る門として使われたためです。ソウルの崇礼門より規模が大きいのも特徴です。

注文津防波堤
 
江原道(江陵市)
防波堤は海岸の浸食や湾岸が漂砂によって浅くなるのを防止する為に設置されています。注文津防波堤はtvNドラマ『寂しくて光り輝く神-鬼』の放送後、主人公たちのように写真を撮る観光客で賑わっています。