臨津閣観光地
 
京畿道(坡州市 )
臨津閣(イムジンカク)は韓半島の統一を祈願するために立てられた観光地です。1972年に建設が進み、軍事境界線から南に7km離れた所に位置しています。地下1階、地上3階のこの建物は北韓記念館と各種記念碑、公園があり、北韓記念館には北韓の軍事、政治、社会などの生活全般が分かる各種資料や映像資料約400点が展示されています。外には韓国戦争の際に使われた戦車や、飛行機などの装備12種が並んでいます。向い側にある望拝壇は毎年旧正月と旧盆に故郷を離れた人々が祭祀を行うところです。またこの望拝壇の裏側には1953年休戦協定を結んだ直後に捕虜の帰還に利用された「自由の橋」があるほか、望拝壇前には1950年の韓国戦争当時に破壊された京義線の鉄道があります。臨津閣は板門店のように入場許可が必要でないため、京畿道内で国内外の人々が最も多く訪れる観光地となっています。第3トンネル、都羅山展望台、都羅山駅もこのエリアの観光地なので一緒に見てまわることができます。※第3トンネル、都羅山展望台、都羅山駅の見学にはパスポートが必要です。パスポートを提示して臨津閣駐車場にある臨津閣DMZチケット売り場で申込書を記入し、入場券を買わなければなりません。チケットを買ったらシャトルバスに乗って第3トンネル-都羅山展望台-都羅山駅統一村(天候により見られる日と見られない日があります)などを回ります。案内するガイドは軍人で全て韓国語となるので、日本語ガイドが必要な場合は旅行代理店主催のツアーがお勧めです。

芸術の殿堂
 
ソウル(瑞草区)
オペラハウス、音楽団、美術館、書道館、芸術資料館、野外劇場を備えた芸術の殿堂は、韓国最高の複合文化芸術空間です。多様なジャンルの文化芸術イベントを同時に開くことが可能な優れた施設を備えており、それぞれのジャンルの特性を活かして建てた専用空間では芸術体験が可能です。全部で5つの公演会場が準備されたオペラハウスと音楽団は毎年800回以上の公演が開かれ、7つの大小様々な展示室を備えた美術館と書道作品専用の展示場である書道館では充実した企画展示が連日行われています。また、後ろにある牛眠(ウミョン)山のふもとに位置する野外劇場では、様々なジャンルの公演が行われています。

全州韓屋生活体験館
 
全羅北道(全州市 ) ,
全州韓屋生活体験館(チョンジュハノッセンファルチェホムグァン)は全州韓屋保存地区にある韓屋(ハノッ)形式の民宿で、朝鮮時代(1392-1910)の特権階級(両班)の屋敷を再現したものです。母屋、客間、召使部屋、庭などあり、実際に宿泊できます。建物自体は再建したものなのでかつての雰囲気そのままではありませんが、便利な設備が付け加えられていて、かつての韓屋の不便さは解消されています。薪を使い部屋を暖める伝統的な暖房を体験できるほか、民謡や茶道といった伝統文化体験プログラムが用意されており、宿泊しながら韓国の伝統文化に接することができます。また宿泊客には自転車のレンタルサービスもあるので、付近を気軽にまわってみることができます。なお宿泊料金には朝食が含まれています。

オリンピック公園競技場
 
ソウル(松坡区)
オリンピック公園は都心の中に位置し市民へ憩いの場を提供するだけでなく各種競技、大型コンサート、イベントなどのための施設と場所を提供しています。体育館の施設としては1988年のソウルオリンピックが開かれたときに使われた体操競技場をはじめとし、フェンシング、重量上げ、水泳、テニスの競技場はその規模が国際的で、多目的施設も備えており各種スポーツと大規模な行事や公演が開かれます。また、水泳場、体操競技場、テニス場を活用し多様な種目のスポーツ教室を運営しており生活体育施設及びさまざまなコースの散歩道も備えています。

戦争記念館
 
ソウル(龍山区)
大韓民国陸軍本部跡に建てられた「戦争記念館(チョンジェンキニョムグァン)」は、記念館建設前に各分野の専門家に何度もアドバイスを受け建てられた記念館で、戦争記念館としては世界で最大規模を誇るものです。護国追慕室、戦争歴史室、6・25(韓国戦争)戦争室、海外派兵室、国軍発展室、大型装備室、屋外展示場の8つの展示室があり、戦争で亡くなった人々を追悼している護国追慕室や第二次世界大戦やベトナム戦争の時に使用された装備をはじめいろいろな武器や大型装置の展示しているだけでなく、収蔵庫には戦争関連の資料や遺物約17800点が保存されています。

仁川文鶴競技場(仁川ワールドカップ競技場)
 
仁川(南区) ,
文鶴競技場は、仁川広域市の南区に位置しています。1994年7月に建設が始まり、2002年2月に完了しました。この複合施設には、多目的メインスタジアムやサブスタジアム、野球場、スポーツセンターなどが含まれています。 特に、仁川を代表するK-POPコンサートである「INKコンサート(Incheon K-POP Concert)」は、仁川都市と仁川観光公社の主催で、毎年9月または10月に開催されます。これは、国内外の観光客や韓流ファンが訪れる名所となっています。 文鶴競技場、初めは仁川ワールドカップスタジアムとして知られていましたが、2004年から2011年まで仁川ユナイテッドのホームスタジアムとして使用されました。2002年のFIFAワールドカップの3つのグループステージの試合がここで行われました。さらに、2005年のアジア陸上競技選手権や2014年アジア大会のサッカーの試合、2014年アジアパラゲームスの開会式及び閉会式も開催されました。また、2018年11月には「League of Legends」の世界選手権決勝戦が行われました。

現代自動車蔚山工場
 
慶尚南道(金海市 ) ,
現代自動車の主力工場である蔚山工場は、汝矣島の2/3以上である500万平方メートルの敷地に5つの独立した工場設備があります。34000人の従業員が勤めており、1日平均5,600台の車両を生産しています。5万トン級の船舶3隻を同時に接岸できる専用埠頭も備えており、消防署や病院、巡察車を自ら運営するほど単一工場としては世界最大規模を誇ります。58万株の樹木に囲まれており、汚水・排水処理場や最先端の環境保護施設も備えている、環境にやさしい企業です。

タンゴゲ殉教聖地
 
ソウル(龍山区) ,
タンゴゲ殉教聖地は龍山電子商店街から歩いて5分のところにあります。己亥迫害の時である1839年12月27日・28日(旧暦)の2日間に、カトリック信者10人が処刑されたところです。この時処刑された信者の中に、幼い子どもを残した母親が3人いたため、ここを母の聖地と呼ぶようになりました。    

松月洞童話村
 
仁川(中区)
このあたりは昔、ソルゴル(松谷)またはソンサン(松山)と呼ばれていましたが、松林の間から見える月が風情があるということでソンウォル(松月)と呼ばれるようになりました。1883年の仁川港開港後には外国人が多く住む裕福な集落だったといいます。しかしその後、若者が去って高齢化が進み、建物は古くなり、空家も増え、街は活気を失いました。2013年、こうした環境を改善すべく花の道をつくり、古びた塀や壁に世界の名作童話をテーマに絵を描くとともにオブジェなどを設置し、「松月洞童話村(ソンウォルドンドンファマウル)」が形成されました。今では仁川の新たな観光名所として人気となっています。

仁川アートプラットフォーム
 
仁川(中区)
 仁川旅行の必見スポット - 仁川アートプラットフォーム 仁川を訪れる際に欠かせない観光スポットの一つが仁川アートプラットフォーム(Incheon Art Platform)です。この施設は、歴史的な価値と現代の文化芸術が見事に融合した場所で、訪れる価値が十分にあります。  歴史と現代文化の融合 仁川アートプラットフォームは、中区海岸洞に位置し、1930年代から1940年代に建てられた建物をリノベーションして作られた複合文化芸術空間です。この地域は、都市再生プロジェクトの一環として近代開港期の建築物を改装し、2009年9月に開館しました。13棟の建物が集まっており、それぞれがスタジオ、工房、展示場、公演場、資料室などとして使用されています。 多彩な文化体験 仁川アートプラットフォームでは、多様な文化芸術体験が可能です。以下の施設が設けられています: -建物A(研修センター)**: 仁川芸術文化財団生活文化センター -建物B(展示ホール)**: 展示ホール、保管室 -建物C(公演ホール)**: 公演ホール、練習室、待機室 -建物D(アーカイブ)**: 資料室、メディアラボ、施設管理チーム、政策研究チーム -建物E1-E3(スタジオ)**: スタジオ1-22、休憩室、メディアラボ、作業室など -建物F(ゲストハウス)**: ゲストルーム1-9、ランドリールーム、休憩室 -建物G1(小ギャラリー)**: 展示エリア -建物G2(プラットフォームラウンジ)**: 研究・会議エリア、市民参加エリア -建物G3(IAPプロモーションホール)** -建物H(コミュニティホール)**: カフェ、コミュニティホール、生活文化センター 追加の観光情報 仁川アートプラットフォームの近くには、他にも訪れるべき観光スポットがいくつかあります。例えば、近隣には以下のような場所があります: -仁川チャイナタウン: 歴史と文化が融合したエリアで、美味しい中華料理や独特の建築が楽しめます。 -松月洞童話村: カラフルで夢のような雰囲気の村で、子供連れの家族にも人気の観光地です。 -月尾島(ウォルミド): 海辺の遊園地やクルーズ、シーフードレストランなどが楽しめる人気の観光地です。 訪問情報 -住所: 仁川広域市中区海岸洞11-5 -営業時間: 09:00 - 21:30 -入場料: 無料(特別な教育プログラムやギャラリー体験、公演を除く) -駐車場: なし -アクセス: ソウル地下鉄1号線仁川駅1番出口からバス15または28に乗り、中区役所で下車 仁川アートプラットフォームは、アーティストに創作の場を提供するとともに、市民には文化芸術を共有する広場として機能しています。歴史ある建物と現代芸術が融合するこのユニークな空間を訪れて、創造的なインスピレーションを受け取ってください。仁川での素晴らしい体験を楽しんでください。